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記録ID: 410314
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雪山ハイキング
東海

白草山の冬

2014年02月23日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
08:50
距離
13.1km
登り
983m
下り
979m

コースタイム

7:10 冬季閉鎖地点より、やや奥の道路脇
7:45 幹線林道交差
8:30-35 御厩野側登山口
9:15 山頂まで2.6km地点
10:15-25 山頂まで1.7km地点
11:30 作業道路跡折り返し
12:40-13:00 大岩(軽食)
13:25 避難小屋
13:45-14:10 山頂
14:45 山頂まで1.7km地点
15:05 山頂まで2.6km地点
15:20 御厩野側登山口
15:40 幹線林道交差
16:00 冬季閉鎖地点より、やや奥の道路脇
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
さして雪の振らない地域なのか、前回(先週)よりも積雪は浅く、やや奥まで車を進めることが出来ました。
コース状況/
危険箇所等
全編ノートレースでした。

※御厩野側登山口〜山頂まで2.6km地点
切り立った植林帯を斜めにぶった切って進む、営林用作業道路です。
営林用の道路は、なだらかな勾配を刻むことが多いですが、この道は例外的に急傾斜です。

※山頂まで1.7km地点〜作業道路跡折り返し
1.7km地点から急に道が不明瞭になり、古い作業道路の跡に目が行きます。
白草山登山道からはズレている上、作業道路としても現役ではない様子。
笹ヤブの倒れこみが激しく、通行には難があります。

※作業道路折り返し〜大岩
大きな沢を遡上して強引に突破しましたが、積雪の深いこの時期だからこその芸当でしょう。
地肌は岩と水と木、この時期でも踏み抜きは珍しくありません。

※大岩〜山頂
雪が深く、正規の登山道をなぞることは不可能。
尾根筋の真ん中を歩くことだけ考えて突破します。
先週よりも奥まで車を進められました。
2014年02月25日 05:51撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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2/25 5:51
先週よりも奥まで車を進められました。
御厩野側登山口。
2014年02月25日 05:57撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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御厩野側登山口。
山頂まで1.7km地点。
ここから先は急に積雪が深くなり、道も不明瞭になります。
2014年02月25日 05:55撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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2/25 5:55
山頂まで1.7km地点。
ここから先は急に積雪が深くなり、道も不明瞭になります。
1.7km地点で登山道から分岐する、古い作業道跡の光景。
2014年02月25日 05:57撮影 by  DMC-G1, Panasonic
2/25 5:57
1.7km地点で登山道から分岐する、古い作業道跡の光景。
作業道路の残骸を追いかけることに必死になってしまい、鞍掛峠がもう目前。
ここでやっと間違いに気付きます。
2014年02月25日 05:55撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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作業道路の残骸を追いかけることに必死になってしまい、鞍掛峠がもう目前。
ここでやっと間違いに気付きます。
もがきながら山頂を目指す過程で、一時的に登山道に復帰したらしく、大岩という展望台に出ます。
2014年02月25日 05:56撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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もがきながら山頂を目指す過程で、一時的に登山道に復帰したらしく、大岩という展望台に出ます。
大岩から御厩野や小和知の集落。
遙か奥に恵那山。
2014年02月25日 05:54撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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大岩から御厩野や小和知の集落。
遙か奥に恵那山。
ボロボロの避難小屋。
床が抜け、ゴミが散乱しています。
宿泊には適していません。
2014年02月25日 05:56撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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ボロボロの避難小屋。
床が抜け、ゴミが散乱しています。
宿泊には適していません。
御嶽が見えてきました。
2014年02月25日 05:53撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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御嶽が見えてきました。
白草山山頂
2014年02月25日 05:53撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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白草山山頂
箱岩山と両白主脈
2014年02月25日 05:51撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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箱岩山と両白主脈
三国山。
2014年02月25日 05:52撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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三国山。
北アルプスの笠ヶ岳などが覗いていますが、雲が多く淡いです。
2014年02月25日 05:59撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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北アルプスの笠ヶ岳などが覗いていますが、雲が多く淡いです。
箱岩山・・・ついでに登ってしまいたいけれど、帰り道が不安。。
2014年02月25日 06:04撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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2/25 6:04
箱岩山・・・ついでに登ってしまいたいけれど、帰り道が不安。。
両白主峰群。
2014年02月25日 06:02撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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両白主峰群。
御嶽。
2014年02月25日 06:03撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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御嶽。
御嶽。
2014年02月25日 06:01撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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御嶽。
御嶽、さようなら
2014年02月25日 06:02撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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御嶽、さようなら
山頂からの裏木曽の光景。
2014年02月25日 06:00撮影 by  DMC-G1, Panasonic
2/25 6:00
山頂からの裏木曽の光景。
山頂から2.6km地点、ここから登山口までの500mが苦痛。
2014年02月25日 06:02撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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2/25 6:02
山頂から2.6km地点、ここから登山口までの500mが苦痛。
思ったよりも明るい時間に下山完了。
2014年02月25日 06:00撮影 by  DMC-G1, Panasonic
2/25 6:00
思ったよりも明るい時間に下山完了。
下山後の片付けをしながら、まだまだ明るい拝殿山。
やっぱり箱岩山に足を伸ばしておくべきだった。
2014年02月25日 05:58撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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2/25 5:58
下山後の片付けをしながら、まだまだ明るい拝殿山。
やっぱり箱岩山に足を伸ばしておくべきだった。
撮影機器:

感想

土曜日の南木曽岳に続いて、日曜日は白草山。
先週に比べて確実に雪は減っており、気持ち奥まで車を進められ、幸先の良いスタートを切れました。
トレースは先週の自分の足跡のみ。
明後日の方向へと消えていく過去の自分と決別し、この日はちゃんと登山口にたどり着くことが出来ました。

登山道の大半の区間は、営林作業道路との兼用。
傾斜こそ酷いものの、険しい箇所は全くありません。
しかし、営林用の分線支線が多く、積雪が少ないうちは明瞭でわかりやすいのですが
積雪の深くなる、山頂まで1.7km地点で登山道を失いました。

いったんは正解である尾根筋に足を運ぼうとするものの、何故か撤退。
等高線に沿って鞍掛峠を目指す、古い作業道路の跡を追ってしまいます。
古い作業道路は刈り払いもされていない上に、ところどころ崩壊していて、痕跡を追うのが大変。
必死になってヤブをかき分けていると、ふと樹木の間から鞍掛峠が覗きました。
『あれ?このルート間違ってるよね』

この後の選択肢は4つ。
,海里泙洌罰歹修鉾瓦韻堂嫉魁
△た道をそのまま引き返して下山。
0罰歹修ら伸びる尾根筋に無理矢理這い上がって登山続行。
づ喘罎里覆世蕕な沢を強引に遡上して登山続行。
雪辱戦で負けるわけにはいかない、い鯀びました。

もがきながら足を進める上で、正規のルート上にある大岩に巡りあえたりもしましたが
ほとんど道は追えず、尾根筋のド真ん中を歩いていると山頂に踊り出たって感じでした。
山頂からの御嶽山は素晴らしいのですが、すぐ目先の箱岩山が気になって仕方がない。
山頂から1.7kmの間は不確定、余裕を持って下りたほうが無難。
あぁでも箱岩山気になる・・・などと、後ろ髪を引かれながら下山。

下りは歩きやすいようにまっすぐ降りるだけ。
あっけないほど簡単に1.7km地点にたどり着き、その後も滞りなく、すんなり下山完了。
あー・・・やっぱり箱岩山まで足を運んでおけば良かった。

今回の教訓。
『冬山は迷うものだから、迷っても焦るな』

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コメント

この山もいい感じですね
こちらも,いい感じの山ですね。
ちょっと前に登った高時山から近そうです。
こっちも行ってみたくなりました。
私はこの日は鈴鹿の釈迦ヶ岳から
御嶽方面を眺めていました
2014/2/25 12:40
いい感じですので・・・
この白草山。
展望の良さと手軽さで、夏場は意外なほど賑わっています。
みんなしてワイワイ登って、御嶽見ながらお弁当広げる
まぁ・・・軟派な山ですね 好きですけれど
鈴鹿の釈迦岳ですか・・・
あの辺りも、ヒルが出る前にいくつか登っておきたいとは思っているのですが・・・
この冬はなぜか強気な山選び、なかなか鈴鹿の方に順番が回りません
2014/2/25 18:19
プロフィール画像
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