キナバル山
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- GPS
- --:--
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 1,731m
- 下り
- 0m
コースタイム
<2日目>3:10山小屋‐5:55Low's Peak(4095m)‐8:35山小屋、10:05山小屋‐11:23 4km地点-12:36 2km地点‐13:30登山口
天候 | 晴れ時々曇り。雨期だったものの雨は降らず、ご来光もばっちり! |
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過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
最初は熱帯のジャングルの中を歩く。階段が多い。その後は岩が多くなり、山小屋より上は完全に岩場なためロープを使って登っていく。危険箇所は特にないが、ご来光前にロープで登っていくところは足場が狭いので慎重に登った方がよい。下りも距離が長いので(8.5km以上)足に負担をかけないように下った方がよい。 ラバンラタレストハウスはシャワーが浴びれたり、水や紅茶・コーヒーが飲み放題なので、水をたくさん持っていく必要はない。ペットボトルなどで補給することが可能。お湯もある。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
保険証
飲料
ティッシュ
バンドエイド
タオル
携帯電話
雨具
防寒着
ストック
水筒
時計
非常食
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感想
4泊5日のマレーシアの登山旅行。1日目と5日目は移動のみだったので実質3日の旅でしたが、予想以上に充実した旅になりました。
登山開始前日はコタキナバル市内に宿泊し2日目にキナバル公園内のヒル・ロッジに宿泊。ここですでに標高が1800mくらいなので、空気に順応することができました。ロッジはかなりきれいで市内のホテル並みです。2人に対して水が500m4本置いてあったので、それを持って行きました。昼食にも500mlのペットボトルがつくので、買わなくても平気なくらいでした。
キナバルは国立公園かつ世界遺産であるので、登山をするにはガイドを必ずつけなければいけません。ポーターをつけることも可能で1人あたり3kg(たしか)まで持ってもらえます。今回はガイドとポーターを兼任して1人がつきました。ガイドは私と同い年でした。若いガイドが多いです。ガイドは基本的に英語がしゃべれます。片言の日本語もしゃべれたりします。あまり言語的な不安を感じる必要はないと思います。
登山1日目は6時起床で8:30から登山開始。気候は朝と夜はけっこう冷えますが、登り始めははアンダーウエア+Tシャツで大丈夫なくらいでした。シェルターが1kmくらいの間隔であって、そこにトイレがありました。山小屋までは6時間が目安ですが5時間で着き、ガイドに「Good time!」と言われました^^
山小屋はシャワーが浴びれるし、トイレも水洗、水道も使える、水、お湯、コーヒー、紅茶も飲めます。バスタオルも1人1枚貸してくれます。日本では考えられないくらい快適な山小屋でした。1階がレストランになっていて、決められた時間になるとビュッフェが用意されます。その時間以外も自由に座って飲み物を飲んだりすることができます。
寝室は2段ベッドが用意されていて、布団、毛布、枕があって快適です。
2日目は当初は2:30に山小屋出発でしたが、私たちは歩くのが早いからということで3:10に出発。他のグループはほとんど2:30くらいまでには出発していて、私たちが最後の出発でした。ご来光前はすごく寒いかとおもいきや、そこまででもありませんでした。夏の富士山の方が寒いと感じました。それでもご来光待ちで止まっているときは寒いのでダウンや手袋、ニット帽などは必要です。天候に恵まれていたこともあると思うので。
私が一番きついと感じたのは山小屋~山頂の登りです。ひたすら岩の上を歩いて、さらに暗い中ロープをつたって急斜面をあがっていくのは大変でした。ふくらはぎを酷使した感じでした。空気の薄さはほとんど感じませんでした。
ご来光の少し前に山頂に到着!感動的でした。だんだん明るくなってくると自分が登ってきた道が見えてきて、こんなところを歩いてたんだ!と思いました。一番高いLow's Peak以外にもたくさんのPeakがあって面白いです。ちなみにLowさんという人が名付けたそうです。
1回山小屋に戻って朝食を再び食べたあと、6km下って行きましたが、これもなかなか長く感じてつらかったです。登山口についた時にはもう足が棒状態でした。足への負担を和らげることができるのでストックがあった方がいいと思います。
今回の登山を振り返ると、1日目よりも2日目がきつかったです笑 富士山と同じくらいのキツさを想定していたのですが、確実にそれよりはキツいと感じました。ただ、登山道や山小屋などは整備されていてとても快適だったので、その点では日本の山より快適な登山だったと言えます。
登山者は地元のマレーシア人が半数くらいを占めていて、あとは中国やヨーロッパから来ている人がちらほらという感じでした。欧米人は体が大きく足が長いからか(?)とても歩くのが早かったです。下りは走っていました。
今回の登山で初めて自分の体力の限界を感じた気がするので、体力を向上させていきたいと思いました。
コメント
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初レコが海外登山とか かっちょ良すぎ
山小屋、と言うよりはもうホテルだね
岩の道にロープ…雲仙は準備運動にはなったかな
コメントに今気づきました笑
雲仙でロープやっといてよかったです^_^
山小屋はもはや山小屋ではないクオリティでした〜\(^o^)/
キナバルいいなと思っていたのですがガイド必須ですか。ちょっと残念。
ひょっとして日帰り登山もNGでしょうか?
今コメントみました笑
そうですねーガイド必須です。
でも日帰りに挑戦する欧米の男の人いたので、日帰りはできると思います!^_^
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