明日香村の南淵山の探索


- GPS
- 06:35
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 590m
- 下り
- 584m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
公共交通については調べていない |
コース状況/ 危険箇所等 |
南淵山の山頂は何所かと言ううと分からないが正しい答えでしょうが ロマンと探索と言う意味から今回は三カ所のピークを訪ねた 三角点、大根田へのピークへも稲渕の356mピーク410mピークもコースによっては藪だ。今回は行けなかったが500mピークは分からない どのピークのピーク下までは快適な道が有り、最後の30m程度に笹のブッシュが有る。 |
写真
https://www.syotann.com/minamifutiyama.html
夜行性のアナグマが恐れも無くヨタヨタと向かってきた
気だ付き笹の中に消えた
目標の尾根に乗る
それは、先生が住まわれていた庵の方角では??
村の老女に聞けば、村育ちの彼女は、三角点山をカガミと言い、横をバンチャカ、南淵山-1付近をウメタニと教えてくれた
墓は祠に背を向ける
感想
少し長く成りますが
南淵山の山頂はと聞かれても此処だとは言えないでしょう
最初の写真は大和青垣の山々からスキャンしたものです
私は、この本から南淵山に興味が出て探索しています
他にも色々と南淵山は載りますが山頂については書かれていません
一番信用の有る天武天皇の詔の一部には
勅「禁南淵山・細川山、並莫蒭薪。又畿內山野、元所禁之限、莫妄燒折。とあるそうで
「南淵山(ミナブチヤマ=奈良県高市郡明日香村稲淵)・細川山(ホソカワヤマ=奈良県高市郡明日香村細川)を禁足地として、蒭薪(クサカリキコル=草を刈ったり、木こりをして薪を取ること)をしてはいけない。また、畿内(ウチツクニ)の山野(ヤマノ)の元からの禁足地の場所は、みだりに焼いたり、折ってはいけない」
が有りました
柿野本人麻呂の和歌には
御食向 南淵山之 巖者 落波太列可 削遺有
みけむかふ 南渕山(みなぶちやま)の巖(いはほ)には、ふりし残雪(はだれ)か。消え残りたる
他に
まそ鏡 南淵山は今日(けふ)もかも
白露置きて 黄葉(もみち)散るらむ
巻10−2206 作者未詳
(推測ですが作者未詳の和歌の枕詞のそま鏡が、三角点付近をカガミと呼んで地名となって残ったとか (;^ω^) )
などあるそうですが、山頂は出てきません
そこで、そこだろうの、飛鳥川両岸の山の主だったピークを探索しました
全てそうだろうと思わせるが、三角点ピークに南淵山と山名板があげられていました
又、南淵請安先生の墓標はなぜか祠に背を向け、険しい尾根先に有り、西向きに有り、地元で言う カガミ(漢字不明)向いています
(カガミは三角点の有る山)
この方向に請安先生が居住していたのかと推理を働かせれば、三角点は南淵山にしてもおかしくなく
飛鳥川右岸山域の最高所の500m位置にしてもおかしくないし
他の二か所、私が参考にした大和青垣の峰々に載る356mピークでもおかしくないだろうし410mピークもそれらしい
学者ではないからすべて私の思いだけだが、推理や思いは勝手だ
山を歩くロマンとして楽しい
また聞き及んだコースで歩いてみたい
カガミ、バンチャカ、ウメタニ、ロッコク、すべて漢字は不明と地元生まれの地元育ちの老女性、山が好きでよく歩いたと言う
十津川や富士山など思い出も深そうに話してくださった
南淵山、南淵請安先生は知っていたが、山は分からない
山歩きは、本当に楽しい
南淵山に興味がございましたら是非探索を、飛鳥のマイナーな山歩きも楽しい物でした。
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