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記録ID: 410872
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雪山ハイキング
箱根・湯河原

矢倉岳〜とんだ雪中トレーニング〜

2014年02月25日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
8.7km
登り
666m
下り
570m

コースタイム

9:20矢倉沢バス停→9:40農道終点→12:15矢倉岳→14:01山伏平(21cの森分岐)→16:13、21cの森→17:15森林館→(工事用のバンに便乗)→17:25内山
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:8:30新松田駅8:45→9:12矢倉沢9:15
復路:17:15森林館→(バンに便乗)→17:25内山17:40→18:10関本→18:29新松田駅
コース状況/
危険箇所等
 矢倉岳の登りは雪が2,30cmくらいので、そう苦はなかった。アイゼンを付けないで登っている人が多かったが、着けた方が良さそう。(出会った人は10名足らずだが・・・)
 山頂を越えた下りはトレースも少なく、山伏平から足柄峠への道はまったく足跡がなく、止むを得ず、予定を変更して21cの森へ向かった。新しそうな足跡から、2人くらいの人が先に歩いている感じだった。しかし何度も腰辺りまで埋没してもがいたので、かなり体力も消耗したみたいだ。
 雪道になると、歩行時間も倍近くかかるのよく判った。かなり歩いたと思ったのに、地図上ではそう進んでいない感じになる。こんな時ほど、ワカンがあればと・・・。
足柄街道をゆくと、この尖がった山が気になっていた。これが矢倉岳。
2014年02月25日 09:14撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
2/25 9:14
足柄街道をゆくと、この尖がった山が気になっていた。これが矢倉岳。
登山口のある、本村集落。
始めのうちは標識がない。
2014年02月25日 09:20撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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2/25 9:20
登山口のある、本村集落。
始めのうちは標識がない。
一番左の隠れた高い山が、矢倉岳。
2014年02月25日 09:21撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
2/25 9:21
一番左の隠れた高い山が、矢倉岳。
この山を越えて、その後ろの山を目指す。意外と奥行きのある山だった。
2014年02月25日 09:30撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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2/25 9:30
この山を越えて、その後ろの山を目指す。意外と奥行きのある山だった。
目標になる何とか神社。
2014年02月25日 09:32撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
2/25 9:32
目標になる何とか神社。
今日は最高気温12℃とかで、3月中旬の陽気。
梅と柑橘類
2014年02月25日 09:34撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
2/25 9:34
今日は最高気温12℃とかで、3月中旬の陽気。
梅と柑橘類
急に梅の花があちこちで咲きだしていた。
2014年02月25日 09:35撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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2/25 9:35
急に梅の花があちこちで咲きだしていた。
先日(14.15日)の大雪で、強そうな竹も倒れる。
2014年02月25日 09:48撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
2/25 9:48
先日(14.15日)の大雪で、強そうな竹も倒れる。
竹もこうして縦に割れるんだ〜。
我が家の甘夏の樹も、大雪で裂けてしまった。
2014年02月26日 10:03撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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2/26 10:03
竹もこうして縦に割れるんだ〜。
我が家の甘夏の樹も、大雪で裂けてしまった。
大雪から10日くらい経ったので、かなり溶けてきたが、まだ3、40cmは残っていた。ただし登りだけで、山頂を越えると50cmは下らなかった・・・。
2014年02月25日 10:37撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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2/25 10:37
大雪から10日くらい経ったので、かなり溶けてきたが、まだ3、40cmは残っていた。ただし登りだけで、山頂を越えると50cmは下らなかった・・・。
矢倉岳 山頂(870m)
山頂からの富士山などの眺望を期待していたのに、かなり靄っていた。
右は金時山、左奥が箱根の神山あたり。
2014年02月25日 12:56撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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2/25 12:56
矢倉岳 山頂(870m)
山頂からの富士山などの眺望を期待していたのに、かなり靄っていた。
右は金時山、左奥が箱根の神山あたり。
2014年02月25日 12:21撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
2/25 12:21
山を越えて西側に下ろうと思ったが、意外と踏み跡が少ない。2人くらいしかないのは不思議だった。私の先を2人が登っていたし、降りてくる人も3人いたのに…。
2014年02月25日 13:01撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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2/25 13:01
山を越えて西側に下ろうと思ったが、意外と踏み跡が少ない。2人くらいしかないのは不思議だった。私の先を2人が登っていたし、降りてくる人も3人いたのに…。
快晴のつもりで来たのに…。視界がいまいちなので、青空と写すしかないな〜。
2014年02月25日 13:17撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
1
2/25 13:17
快晴のつもりで来たのに…。視界がいまいちなので、青空と写すしかないな〜。
雪が深くなる。
2014年02月26日 10:06撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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2/26 10:06
雪が深くなる。
中央の富士山がこれではね・・・。
2014年02月25日 13:29撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
2/25 13:29
中央の富士山がこれではね・・・。
雪道ばかりを写真の収める。
2014年02月26日 10:07撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
2/26 10:07
雪道ばかりを写真の収める。
山伏平
ここから足柄峠に向かう予定でいたが、トレースが全くない。少し自分で切り開いて降りては見たが、目印のテープもよくわからず、危険を感じて戻る。
2014年02月25日 14:01撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
2/25 14:01
山伏平
ここから足柄峠に向かう予定でいたが、トレースが全くない。少し自分で切り開いて降りては見たが、目印のテープもよくわからず、危険を感じて戻る。
で、踏み跡がある21cの森疂面に向かう。
しかし、急遽予定を変えたので、地図もなくどこに出るかわからないので、かなり不安だった。
 腰まで、何度も埋まりながら時間ばかりたつ。
2014年02月26日 10:10撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
2/26 10:10
で、踏み跡がある21cの森疂面に向かう。
しかし、急遽予定を変えたので、地図もなくどこに出るかわからないので、かなり不安だった。
 腰まで、何度も埋まりながら時間ばかりたつ。
洒水(しゅすい)の滝なら、山北方面だと思うと、何とか希望がでる。でも、80分もある。しかもその後少し歩いたのに、まだ95分などとあった。少しげんなりする。
2014年02月25日 15:25撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
2/25 15:25
洒水(しゅすい)の滝なら、山北方面だと思うと、何とか希望がでる。でも、80分もある。しかもその後少し歩いたのに、まだ95分などとあった。少しげんなりする。
やっと21cの森瓩箸に着いたらしい。
2014年02月25日 16:13撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
2/25 16:13
やっと21cの森瓩箸に着いたらしい。
道が多すぎて、この大雪ではわかりにくい。
2014年02月25日 16:21撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
2/25 16:21
道が多すぎて、この大雪ではわかりにくい。
普段なら、ここの辺りまで車で入れるので、ここから矢倉岳を目指す人もいるようだ。ほとんど人が入っていない。
2014年02月25日 16:21撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
2/25 16:21
普段なら、ここの辺りまで車で入れるので、ここから矢倉岳を目指す人もいるようだ。ほとんど人が入っていない。
波打つ雪面に見とれる。
2014年02月25日 16:23撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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2/25 16:23
波打つ雪面に見とれる。
近くまで除雪が進んでいる。
その仕事をしている人と話をしたので、その後途中で車の便乗させてもらえた。
2014年02月25日 16:38撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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2/25 16:38
近くまで除雪が進んでいる。
その仕事をしている人と話をしたので、その後途中で車の便乗させてもらえた。
中央のかすかに富士山が・・・。もう5時過ぎ。展望台に登る元気もなし。
2014年02月25日 16:46撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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2/25 16:46
中央のかすかに富士山が・・・。もう5時過ぎ。展望台に登る元気もなし。
ここから洒水の滝に行けるらしいが、道も踏まれておらず、時間的に無理なのでやめる。
2014年02月25日 16:56撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
2/25 16:56
ここから洒水の滝に行けるらしいが、道も踏まれておらず、時間的に無理なのでやめる。
この少し先まで歩く。
2014年02月25日 17:04撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
2/25 17:04
この少し先まで歩く。
この少し先で、除雪作業をしていた人のバンに便乗させていただき、内山まで乗せてもらえた。ヘトヘトだったので、本当に爐△蠅たや瓩任靴拭
おかげで明るいうちに帰れました。
2014年02月26日 10:18撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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2/26 10:18
この少し先で、除雪作業をしていた人のバンに便乗させていただき、内山まで乗せてもらえた。ヘトヘトだったので、本当に爐△蠅たや瓩任靴拭
おかげで明るいうちに帰れました。
撮影機器:

感想

 雪景色の山を見れ、富士山も美しく見えるという、噂の矢倉岳に登ることにした。天気は快晴の予報だったが、10日前の大雪がどのような状態かわからず、やや不安をかかえていた。
 登りはルンルン気分で気持ちが良かった。が、山頂では箱根から富士山まで靄っていて、眺望がきかない。いたしかたない、雪山のトレーニングと決め込んで、先へ進む。しかし足柄峠に下る分岐点で、踏み跡が全くない。あと1時間少々で峠に出れそうなので、始めは自分で道を作りつつ下ったが、頼りの赤いテープが見当たらす、不安になる。危険を感じて止めにして戻る。
 玳水の滝・21cの森瓩諒面だけ、1,2名の踏み跡があるので、それを追うことにした。しかし、地図もないし、どこに出るかはっきりしないので、かなり不安だった。歩けども歩けども人家も見えず、ズボッ、ズボッと腰まで埋まって、かなり体力を使い果たしてしまった。雪山は普通の行程の倍はかかることを身にしみて理解した。やっと除雪のしてある道路に出てほっとする。が、帰り方が全く分からない。除雪をしていたおじさんに訊いて、この道を果てしなくいくと、バス停に一番近い内山と言う所に出るという。仕方なく黙々と歩きだしたら、途中でちょうど仕事が終わった先の除雪のおじさんの計らいで、バン乗せてもらえ、無事に日が暮れないうちに帰宅できたという訳です。
 矢倉岳を簡単に考えていたが、意外と雪山になるときつかった。雪山だと、こうした行程変更も十分考えられる。それをまったく考慮していなかった。反省。山伏平から、自ら道を作りながら足柄峠に下った方が良かったのか、あるいは今回のようにトレースを追った方がいいのか、まだ判らないでいる。特に雪道の時は安全を第一にした方が良い気がする。

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コメント

矢倉岳
普段なら。何でもない道が、雪があるとどこを歩いていいのか分からなくなるのですね。トレースがないと一人では、不安になってしまいますよね。
最後に車に乗せてもらって、ラッキーでしたね。
矢倉岳・・・知りませんでした^^;
2014/2/27 21:12
Re: 矢倉岳
初めての山で、しかもトレースがないと、さすがにビビッてしまいます。
この歳だと、もう冒険はやめにして、安全に楽しく雪山を楽しみたい感じです。
出会った人に何かと話をするのも楽しいし、役立つこともありますね。帰りのバスの中でも、丹沢によく登る人と話していて、5月の尾瀬が良いと聞かされ、その気になりつつあります。v(^−^)
2014/2/28 9:12
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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