夢を繋ぐ鈴鹿山脈県境稜線歩き第8回 (安楽越から仙ヶ岳)
- GPS
- 08:47
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,260m
- 下り
- 1,244m
コースタイム
- 山行
- 7:32
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 8:36
天候 | 曇のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前回の続きで安楽越から仙ヶ岳(西峰)までピストンでつなぐ予定。時間があれば仙ヶ岳東峰まで行く予定で登山計画を作成した。安楽越から東海自然歩道を歩き、かもしか高原から縦走路に取り付く。白杵岳までゆっくり歩いても1時間はかからないだろう。さらに1時間程度で大岩に到着する。ここは石水渓降下の分岐点でもある。ここまでスゴいガスと強風だったが、主に樹林帯だったので難なく到着したが、高低差の少ない台地形状の御所平ではガスに巻かれないか心配していた。休憩中にガスが流れて市街が見える程度に視界が開けてきた。天気予報は午前中は曇りだが、午後からは晴れになっていたので無理しないことを条件に先に進むことにした。大岩からは30分程度で樹林帯を抜けて水無という開けた台地形状のところに出て間もなく御所平である。運良く個々でガスがなくなりかなり視界が開けてきてまだ雪が残る綿向山、雨乞岳、鎌ヶ岳を見ながら歩くことが出来た。御所平から一旦、御所峠に下って仙ヶ岳まで登り返さなければならないが、晴れてきたので仙鶏尾根を見ながら勇気100倍で急登を登った。 御所峠から登り返す所がザレた坂なので上りも下りも最新の注意を払った。仙ヶ岳西峰から東峰(仙の石)までは仙鶏尾根だが、この区間はロープがあったり、登山道が崩落とかはなく特に問題はなかったように思う。 |
写真
感想
2週間前に鈴鹿峠から安楽越まで軌跡を繋いで次の予定は油日岳から鈴鹿峠の予定であった。しかし登山日の翌日の深夜に左膝の激痛で目が覚めた。登山中も登山後も膝を痛めた覚えがなかったが、とにかく激痛の中、仕事へ向かった。痛くて曲がらないので車の運転が大変だったが、今日は仕事は休めない。ネットで検索しても該当する痛みがなかったが、突然に数十年前のことを思い出した。もしかして突発性の痛風?火曜日が痛みのピークで午後から早退して整形外科医院の主治医に見てもらったらやはりおそらく突発性の痛風だろうとのことだった。薬の処方とかなり多めの水分補給で痛みがひくまで1週間かかったが、地元の山で試運転して見て大丈夫そうだった。油日岳から鈴鹿峠はキツそうなので比較的、歩きやすいとの情報をフォロワーさんからもらっていたので今回のコースを選択した。プロローグが長くなったが、本題へ。
安楽越から仙ヶ岳はそのまま歩くだけで県境稜線が繋げる単純明快なコースである。しかしほとんどこのコースを歩いたYAMAPの最近の記録がない。残雪のせい?実はかなりキツい?記録はほとんどが石水渓から御所平周回コースだった。御所平から仙ヶ岳は破線ルートだからはやり敬遠されているのだろうか?歩いて見ると登山道は特に問題ないが、ガスに巻かれると御所平は広いので困惑するだろう。もしかしたら春から夏に向かって低木が成長すると登山道を塞ぐのかも知れない。銚子ヶ口からイブネルートの大峠を思い出した。確かに御所平はピンテはほとんどなかったし薄い踏み跡を追ったが、何の目的で造られたのか老朽化して倒れたフェンスの支柱に沿って歩いた。景観が台無しなので管理者の方には撤去をお願いしたい。
綿向山、雨乞岳、鎌ヶ岳の絶景が楽しめたので個人的には想い出に残るコースになった。
御所平からは鎌ヶ岳の他、仙ヶ岳や仙鶏尾根も強烈な自己主張をしている。御所平から一旦下って御所平峠から樹林帯の中、最後の登りである。ここまで来ると仙鶏尾根も間近に見える。意外にあっけなく仙ヶ岳西峰に到着したが、時間的に東峰まで行けるのが嬉しい。写真にもコメントしたが、仙ヶ岳西峰から東峰まではザレ場にはロープもあり特に問題はない。やはり野登山から東峰(仙の石)までが崩落した箇所があり危険なようだ。県境稜線繋ぎが終わったら野登山から仙ヶ岳まで縦走したい。復路はガスもすっかり取れて往路のリベンジが十分に出来た。
最後になるがまたクマの落とし物と思われる物体が登山道に落ちていたので行かれる方は熊鈴を装着した方が良いかと思われる。鈴鹿南部はセブンマウンテンと違って訪れる人が比較的少ないので要注意である。
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