12_鳳凰山(薬師岳)で雪山デビュー
- GPS
- 19:51
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,796m
- 下り
- 1,778m
コースタイム
- 山行
- 8:32
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 9:31
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
この時期にしては多い目だったそうです。 |
その他周辺情報 | 下山後は芦安温泉の白雲荘 登山口から10分ほどで、直ぐに温泉に入れます。 疲れが一気に吹っ飛びます! |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
着替え
靴
ザック
サブザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
---|
感想
数日前に15冂度雪が降っていてミニラッセルが必要かも?という連絡をもらったが、ラッセルってなんぞい?膝から腰まで雪に埋もれて遅々と前進するやつか??
夜叉神登山口からすぐに雪道となった。夜叉神峠の手前でアイゼンを履く。雪山入門書ではオーバーグローブでもアイゼン装着できるよう事前に訓練のこと!と書かれていたが無理なので薄手のウール手袋越しに何とか装着できた。
夜叉神小屋前の展望ポイントからは快晴の下に北岳から広河内岳あたりまで素晴らしい稜線の雪景色。この夏こそは白根三山を縦走したい!
少しずつ雪も多くなり、地味に登りが続く。駐車場で先発された方が「雪が多い」と引き返してきた。駐車場の車の数から今日鳳凰山に入っているのは我が隊だけ。
火事場跡を過ぎ苺平。Y副隊長によるとここから所要時間はそれほどでもないがダラダラと下るのでやたら長く感じるとのこと。聞いていた通りとても長く感じた。
南御室小屋手前で携帯電波の看板が見えたので直ぐかと思ったが、まだ下った。
到着時刻が予定よりも遅れたことと今日は鳳凰山は我々だけということで、テン泊の予定を小屋泊まりに変更した。Y副隊長が水場を確認しに行ったが凍っており、雪から水を作った。もちろん初体験。
夕食はキムチ鍋。Y副隊長は大鍋に、ビール、ワイン、うどん、肉と重いものを担いでもらった。鍋奉行がいなかったのでO隊長の指揮のもとてきぱきと調理が進み、大量に買いすぎたのでは?と思った食材もビールやワインとともにみんなの腹に収まり今日一日の疲れを忘れさせてくれた。
−20℃近くを想定してシュラフ、ダウン上下、像足、ニット帽、ネックウォーマーなど準備したが、小屋の中ということもあったのか夜中には汗をかき、シュラフのジッパーを下げ、像足を脱ぎ、ついにダウンジャケットも脱いだ。
翌朝は白根三山の朝焼けを見れたらいいな、といことで4時起き5時出発を予定。4時には起きたが、撤収の下準備や朝食等で思うように行動ができず6時前に出発。南御室小屋からすぐに急登が始まる。雪は深いしトレースはないしO隊長の足は慎重に進む。砂払岳?で稜線に出て振り返ると富士山がデーンと見える!普段富士山を見ることができない私にはとても感動的だ。
一旦薬師岳小屋に下るがマーカーが雪に埋もれているところもありY副隊長の記憶を頼りに下る。薬師岳への最後の登りは急登でY副隊長は膝ラッセルでルートを作り、一気に登る。
薬師岳山頂からは快晴の空の下正面に白根三山、右手に甲斐駒ヶ岳、手前右に観音岳、その右奥遠くに北アルプス、更に右に八ヶ岳・・・。初めて見る雪の大展望に時間を忘れる。
たっぷり楽しんで下山開始。昨日今日と2日間快晴だったこともあり一気に雪が融け、火事場跡から夜叉神峠、登山口にかけて、こんなところ歩いてきたかな?というほど道に覚えがなかったが、予定より少し遅れて無事登山口まで下山した。O隊長、Y副隊長のおかげで初雪山を無事に登り終えることができた。
下山後は芦安温泉白雲荘でゆっくり温泉に浸かって疲れも吹っ飛んだ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する