荒島岳BC(旧勝原スキー場より)
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- GPS
- 07:35
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,372m
- 下り
- 1,365m
コースタイム
9:30 ととろの木
11:30 もちが壁
12:45〜13:30 山頂
15:30 旧勝原スキー場登山口
天候 | 曇りのち小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
旧スキー場上部へと繋がる林間コースで落石の恐れがありますので、注意が必要です。 この登山道は、基本的に尾根を上っていきますが、尾根の東側はなるべく避けた方が賢明です。一部雪庇等の崩落や雪面の踏み抜きの恐れがあります。 もちが壁はシールでの登行は厳しいです。 山頂北西斜面に何筋かのクラックが見られました。 下山後の温泉は、帰り道の「九頭竜温泉平成の湯」に寄りました。 大人500円です。 |
写真
感想
この週末は天気が悪くおとなしくしている予定でしたが、直前になって思ったほど悪くない天気予報に変わったため、雨マークのなさそうなところで、荒島岳を滑りに行くことにした。
但し、先週までの大雪から一転、急に暖かい日が続いていたので、かなり雪融けが進んでいることを覚悟していましたが、旧勝原スキー場下部ゲレンデは下草が見え見えで、到着時どうしようか悩みましたが、せっかくここまで来たので、板を担いで出発することに。
下部ゲレンデから上部へ林道のようなところを上り、最初のカーブを過ぎたところでシール登行ができた。
ここは、左上に崖があり、大きな落石が転がっていました。下山時にも小さな落石が目の前を転がっていきましたので注意が必要です。
気温も高い状況が続いており、雪質は重々の腐れ雪でしたので、山歩きを楽しむことに切り替え。
尾根伝いに高度を上げていきますが、この山は見事なブナ林で針葉樹が全くと言っていいほどありません。昔からの自然のままのようです。
途中のしゃくなげ平手前のポコを回避して東側をトラバースし、もちが壁手前のルートへ出る。
もちが壁は、がんばってシールのまま上りましたが、途中で断念。板をピッケル代わりに突き刺して上る。
(ピッケル、アイゼンはザックの飾りになってました)
もちが壁から上部は、面ツル斜面が広がるが、稜線東側に小さな雪庇が張り出しているので、少しの衝撃で人為的雪崩の危険となりそう。山頂北西斜面には、いくつかのクラックも確認できたので、そこは立ち入らないことに。
ようやく山頂に到着し、プチ展望を楽しむ。とりあえずガスが出ることもなかったので、良しである。
時間を見ると既に1時近いため、山頂周辺のスキー滑走を楽しむことは諦めて、登山ルートに沿って右へ左へ広がりながら滑る。もちが壁下部からは尾根沿いのツリーラン。登山ルートの左右斜面は以外にも雪の段差がなく、そこそこ楽しめた。しかし、途中で1回、板ごと雪を踏み抜き脱出するのに苦労した。ブナの根っこは、一段と雪融けが早いようです。
旧勝原スキー場下部のゲレンデに雪が残っていればもっと楽しめたが、そこは仕方がない。
本日この山でお会いしたのは、5名でした。
山スキーの人は他になく、皆さん雪山登山を楽しんでいるようでした。
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