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Yamareco

記録ID: 4131575
全員に公開
山滑走
栗駒・早池峰

栗駒山The Day:山頂下南急斜面は想定外のパウダー、尾根はガリガリでその後は極上ザラメ

2022年04月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
teledaisuki その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:02
距離
8.8km
登り
777m
下り
758m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:59
休憩
0:02
合計
5:01
8:24
93
スタート地点
9:57
9:57
1
9:57
9:58
108
11:59
11:59
31
13:09
13:10
16
13:26
ゴール地点
天候 快晴、山頂で風やや強いが概ね無風、気温は山岳天気予報では山頂での最高気温がー6℃前後であったが、スタート時0℃、山頂でー0.5℃であった
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
・旧いこいの村駐車場から上部、イワカガミ平まで除雪作業が進みつつある。
・道路脇のブナ林の硬い雪面をシール登行、少しづつ雪面は緩み始めたが、イワカガミ平から上部はやや硬い雪面、新湯沢ルートエリアにはクラックができ初めていた。
・低木エリアから山頂下の広い尾根ルートに乗り上げると、徐々に雪面は硬く山頂に近づくにつれガリガリ状態、山頂直下は氷結様になっていた。クトー装着で楽に登頂したが無くても大丈夫であった。
・前日少し降雪があり吹き溜まりで10cmほどのパウダーが温存していたため、想定外の山頂直下の南急斜面滑走を楽しめた。尾根ルートの滑走はガリのままであったが、しっかり板を踏みつけ気持ち良く滑走できた。その後はフィナーレまで
快適ザラメ滑走を堪能できた。
その他周辺情報 旧いこいの村駐車場に25台ほど駐車、BC4割、雪山登山6割
千葉の我が家を1:30スタート、常磐道経由、高速からのご来光写真
2022年04月02日 05:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
4/2 5:21
千葉の我が家を1:30スタート、常磐道経由、高速からのご来光写真
インターを降りて向かう最中、雄大な栗駒を目の当たりに、車を降りて撮影、山頂付近は雲がある
2022年04月02日 07:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/2 7:46
インターを降りて向かう最中、雄大な栗駒を目の当たりに、車を降りて撮影、山頂付近は雲がある
駐車場に到着、先行車多数、山頂付近の雲も少なくなっている
2022年04月02日 08:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 8:15
駐車場に到着、先行車多数、山頂付近の雲も少なくなっている
さあ出発、道路の除雪は大分進んでいる。すぐ脇から雪原に上がりシール歩行開始した。靴アイゼンは持参したがクトーの忘れに気づき車に取りに引き返す。約10分のロス、少し降雪があったようで吹き溜まりで10cmほど、ガリが露出しているところも多い
2022年04月02日 08:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 8:26
さあ出発、道路の除雪は大分進んでいる。すぐ脇から雪原に上がりシール歩行開始した。靴アイゼンは持参したがクトーの忘れに気づき車に取りに引き返す。約10分のロス、少し降雪があったようで吹き溜まりで10cmほど、ガリが露出しているところも多い
気持ち良いシール歩行
2022年04月02日 08:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 8:35
気持ち良いシール歩行
まもなくブナ林急斜面
2022年04月02日 08:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 8:52
まもなくブナ林急斜面
傾斜は緩むが雪面は硬い、滑走時は多分快適ザラメ
2022年04月02日 09:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 9:14
傾斜は緩むが雪面は硬い、滑走時は多分快適ザラメ
低木エリアになりイワカガミ平に近づいてきた。東栗駒山頂方面が望まれテンションアップ
2022年04月02日 09:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/2 9:16
低木エリアになりイワカガミ平に近づいてきた。東栗駒山頂方面が望まれテンションアップ
無風のため、けっこう暑く軽装、イワカガミ平トウチャコ、一本
2022年04月02日 09:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 9:41
無風のため、けっこう暑く軽装、イワカガミ平トウチャコ、一本
真白い栗駒山頂を見ながら広大な緩斜面を進む、雪面は少し緩み始めている
2022年04月02日 10:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 10:01
真白い栗駒山頂を見ながら広大な緩斜面を進む、雪面は少し緩み始めている
沢地形は完全に埋まっているが端の方にクラック、新雪で隠されているがストックで落とすとこんな感じ
2022年04月02日 10:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 10:29
沢地形は完全に埋まっているが端の方にクラック、新雪で隠されているがストックで落とすとこんな感じ
滑走時クラックにストックが刺さり抜けずにに転倒すると大変、肘の骨折事故の危険性あり
2022年04月02日 10:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 10:38
滑走時クラックにストックが刺さり抜けずにに転倒すると大変、肘の骨折事故の危険性あり
上部の沢(新湯沢)を偵察、深く水流が出ていそう
2022年04月02日 10:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/2 10:43
上部の沢(新湯沢)を偵察、深く水流が出ていそう
栗駒ブルーの下、沢の脇を進む
2022年04月02日 10:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 10:45
栗駒ブルーの下、沢の脇を進む
ここで一本、地元のボーダーと談笑
2022年04月02日 10:47撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 10:47
ここで一本、地元のボーダーと談笑
ガリガリの低木エリア
2022年04月02日 11:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/2 11:14
ガリガリの低木エリア
無木立の広い尾根に乗り上げガリガリを進みます。小生はクトー使用したが、なくても大丈夫の状態であった
2022年04月02日 11:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 11:21
無木立の広い尾根に乗り上げガリガリを進みます。小生はクトー使用したが、なくても大丈夫の状態であった
トップのスキーヤーが滑走してきました。硬い雪面でも気持ち良く滑走できそう
2022年04月02日 11:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 11:33
トップのスキーヤーが滑走してきました。硬い雪面でも気持ち良く滑走できそう
360度の大パノラマ、右側の景色です
2022年04月02日 11:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 11:34
360度の大パノラマ、右側の景色です
左側の景色
2022年04月02日 11:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 11:38
左側の景色
山頂直下の南急斜面を二人がダイナミックに滑走しています。10cm前後のパウダーが溜まっていたのです。登路の尾根はガリガリで山頂間近では氷結気味ですが、左側は吹き溜まっているのですね。血が騒ぎ我々もと思うが若い相棒だけ滑走してもらい、カメラマンに徹するか❓
2022年04月02日 11:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/2 11:40
山頂直下の南急斜面を二人がダイナミックに滑走しています。10cm前後のパウダーが溜まっていたのです。登路の尾根はガリガリで山頂間近では氷結気味ですが、左側は吹き溜まっているのですね。血が騒ぎ我々もと思うが若い相棒だけ滑走してもらい、カメラマンに徹するか❓
アップで
2022年04月02日 11:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 11:40
アップで
遂に登頂しました。南急斜面を見下ろすとこんな感じ、先行シュプールを見ると小生も行けそう
2022年04月02日 11:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 11:53
遂に登頂しました。南急斜面を見下ろすとこんな感じ、先行シュプールを見ると小生も行けそう
談笑したボーダーが南の沢地形を落とすとのこと
2022年04月02日 12:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 12:13
談笑したボーダーが南の沢地形を落とすとのこと
山頂から右下方の景色です
2022年04月02日 12:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 12:16
山頂から右下方の景色です
山頂での気温はー0.5℃、まさに100m上がると0.6℃低下するが、計算通りで山岳天気予報の最高気温がー6℃というのは❓❓The Dayに感謝・感謝の記念撮影
2022年04月02日 12:19撮影 by  iPhone 8, Apple
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4/2 12:19
山頂での気温はー0.5℃、まさに100m上がると0.6℃低下するが、計算通りで山岳天気予報の最高気温がー6℃というのは❓❓The Dayに感謝・感謝の記念撮影
小生もポーズを決めて一枚、斜に構えるとスマート
2022年04月02日 12:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 12:25
小生もポーズを決めて一枚、斜に構えるとスマート
さあ南急斜面に飛び込見ました。30度を越える急斜面に不安はあったものの、テレターンは封印し、アルペンターンで大回り、不安は払拭されました。マイシュプールとSA君が滑走開始です
2022年04月02日 12:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 12:30
さあ南急斜面に飛び込見ました。30度を越える急斜面に不安はあったものの、テレターンは封印し、アルペンターンで大回り、不安は払拭されました。マイシュプールとSA君が滑走開始です
急大斜面に豪快なSA君のカッチョ良いアルペン滑り
2022年04月02日 12:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 12:30
急大斜面に豪快なSA君のカッチョ良いアルペン滑り
停止して一息
2022年04月02日 12:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 12:31
停止して一息
尾根のガリガリ斜面に復帰し、スピードコントロールしながらの安定滑走
2022年04月02日 12:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 12:36
尾根のガリガリ斜面に復帰し、スピードコントロールしながらの安定滑走
ガリ斜面でも板をしっかり踏みつけテレターンは気持ち良く楽しめました
2022年04月02日 12:36撮影 by  iPhone 8, Apple
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4/2 12:36
ガリ斜面でも板をしっかり踏みつけテレターンは気持ち良く楽しめました
低木エリアを通過し休憩、想定外にエントリーできた南急斜面を見ながら余韻に浸ります
2022年04月02日 12:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/2 12:40
低木エリアを通過し休憩、想定外にエントリーできた南急斜面を見ながら余韻に浸ります
ゆっくり行動食休憩
2022年04月02日 12:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 12:53
ゆっくり行動食休憩
新湯沢ルートは快適ザラメ滑走が待ってました
2022年04月02日 12:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 12:59
新湯沢ルートは快適ザラメ滑走が待ってました
豪快なSA君の滑走後姿
2022年04月02日 13:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 13:01
豪快なSA君の滑走後姿
イワカガミ平下の疎林エリアの快適ザラメ滑走、大満足の一日でした。
2022年04月02日 13:18撮影 by  iPhone 8, Apple
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4/2 13:18
イワカガミ平下の疎林エリアの快適ザラメ滑走、大満足の一日でした。
使用ギア
2022年04月02日 13:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/2 13:29
使用ギア
宿の遠刈田温泉♨️に向かいます。コンビニで熱った体をガリガリ君(ぼやけた青白いもの)で冷やしながら、遊ばせていただいた栗駒山を余韻に浸りながら、ゆっくり眺めました。
2022年04月02日 14:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 14:29
宿の遠刈田温泉♨️に向かいます。コンビニで熱った体をガリガリ君(ぼやけた青白いもの)で冷やしながら、遊ばせていただいた栗駒山を余韻に浸りながら、ゆっくり眺めました。
宿は湯宿あすか「飛鳥ペンション」源泉温泉
2022年04月02日 16:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/2 16:23
宿は湯宿あすか「飛鳥ペンション」源泉温泉
夕食です。全てオーナー自ら採取の山菜、キノコ、塩釜まで買い出しに行き新鮮な魚など盛り沢山
2022年04月02日 18:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/2 18:00
夕食です。全てオーナー自ら採取の山菜、キノコ、塩釜まで買い出しに行き新鮮な魚など盛り沢山
これも夕食、美味しかお腹がはち切れそうでした。オーナーご夫妻と蔵王やスキー談義に盛り上がりました。女性登山家多部井さんや、女優の野際陽子さんがリピートした宿とのこと.11000円とは素晴らしい宿を予約していただきSA君ありがとう。
2022年04月02日 18:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/2 18:05
これも夕食、美味しかお腹がはち切れそうでした。オーナーご夫妻と蔵王やスキー談義に盛り上がりました。女性登山家多部井さんや、女優の野際陽子さんがリピートした宿とのこと.11000円とは素晴らしい宿を予約していただきSA君ありがとう。

感想

・2019年3/16〜3/17に刈田岳と栗駒山に初挑戦、栗駒は登頂できたものの、山頂下の滑走はホワイトアウトで船酔い状態で大変な思いをした。青空の下、栗駒BCを是非実現させたいと2020年にも計画したがコロナ禍などで中止となった。
・今回は当初位ヶ原山荘泊で乗鞍岳BCをと計算したが、気温が低温過ぎて3000m級の北アルプスでは厳し過ぎると考え、相棒の希望で栗駒と蔵王刈田岳に急遽変更した。
・全国的に低温傾向、山岳天気予報では栗駒山山頂の最高気温予想がー6℃位、100m標高が上がると0.6℃気温が下がるという理論に照らし合わせるとそんなに低いはずはない。疑心暗鬼にスタートし登頂してみると気温はー0.5℃。山岳天気予報はなんだったんだろう。やはり気象の常識が鉄則であったと実感した。
・山頂直下の35度位はある南急斜面、まさかそこを滑走できるなど夢夢考えてなかったが、なんと前日の降雪で10cmほどのパウダーが温存されており、極めてラッキーであった。その後のガリバーン滑走、極上ザラメ滑走を堪能、栗駒ブルーの下、まさにThe Dayの一日でした。

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ハイキング 栗駒・早池峰 [日帰り]
栗駒山 (東栗駒コース〜中央コース周回)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

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