美ヶ原

2022年04月02日(土) [日帰り]

• GPS: 06:20
• 距離: 10.0km
• 登り: 172m
• 下り: 167m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:10
• 休憩: 2:07
• 合計: 6:17

距離 10.0km 登り 172m 下り 174m

9:40 山本小屋ふる里館
9:51 10:06 山本小屋
10:19 10:26 美しの塔
11:43 12:02 美ヶ原
12:25 13:47 王ヶ鼻
14:46 14:49 烏帽子岩
15:24 塩くれ場
15:36 美しの塔
15:45 15:46 山本小屋
15:56 山本小屋ふる里館
15:57 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

山本小屋ふる里館の駐車場までは、岡谷ICを下りて、国道20号から国道142号線に入り、無料になった新和田トンネルを通り、セブンイレブンが目印の交差点から県道178号線を上っていきます。

コース状況／危険箇所等

基本高原なので危険な箇所はありません。前日、雪が降ったせいか積もっていましたので、牧場の中をスノーシューで登っていきました。山頂の王ヶ頭から王ヶ鼻へ行くには、岩場を下るためスノーシューを脱ぎ、スリーシーズン用の靴で行きました。その王ヶ鼻から駐車場まではその靴で行ってしまいました。

その他周辺情報

山本小屋ふる里館、王ヶ頭ホテルは休館中でした。

写真

4/2 9:40

山本小屋ふる里館で車を駐めました。4月だと何とかここまで、軽の2駆の4輪スタッドレスでも、危なげなく上ってこれました。その建物右横の登山口から登っていきます。

4/2 9:48

少し歩けば、青い空に真っ白な雪原を見ることができました。ここからスノーシューを装着します。

4/2 10:06

そして、横を振り向くとまるでパンフレットのような「後立山連峰」が見えます。

4/2 10:08

また、反対側を振り向くと「南アルプス」も見えます。今日はこの時間しか見えませんでした。

4/2 10:09

「甲斐駒ヶ岳」〜「北岳」〜「間ノ岳」〜「仙丈ヶ岳」が見えます。

4/2 10:09

「蓼科山」〜「八ヶ岳」〜「富士山」もずっと見えていました。

4/2 10:09

その雪原をずっと歩くと、有名な目印の塔が見えてきました。

4/2 10:18

「美しの塔」です。ちなみに田中陽希さんは鐘を鳴らしていましたが、紐が取り外されていて鳴らせませんでした。

4/2 10:20

その塔のバックに「後立山連峰」が見えます。

4/2 10:23

その峰々に見惚れてしまいます。

4/2 10:27

スノーシューを履いていますので、牧場の雪原を歩いていくと、「王ヶ頭」が見えてきました。

4/2 10:45

「雨飾山」〜「高妻山」〜「火打山」〜「妙高山」の山々も見えます。

4/2 10:55

飛行機雲が横切る青空に向かって一歩一歩、スノーシューを滑らせていきます。

4/2 11:02

後立山連峰から妙高山へ連なる山々が見渡せます。

4/2 11:03

「王ヶ頭」のテレビ塔がだんだんと大きく見えてきました。

4/2 11:17

「四阿山」〜「浅間山」が見通せます。

4/2 11:22

なんとか「乗鞍岳」も見えました。

4/2 11:29

「美ヶ原高原」に着きました。

4/2 11:47

ちょうど王ヶ頭ホテルが改装中で、そこを避けながら入ると鳥居が見えました。

4/2 11:52

「王ヶ頭」山頂です。ここから百名山が3分の1見渡せる「王ヶ鼻」へ向かいます。この写真の右側に下りる登山道があります。

4/2 12:15

「王ヶ鼻」までは岩場もあったので、スノーシューは脱いで、スリーシーズン用の靴で向かいました。

4/2 12:28

ここを案内に従って、曲がります。

4/2 12:33

「王ヶ鼻」へ着きました。案内いわく「日本の屋根と言われる名峰が360度の展望で見渡せます」

4/2 12:37

この石仏群を検索したところ、『御嶽信仰』に由来し、御嶽山の方角を向いています、とのことです。

4/2 12:56

その御嶽山は見えませんでしたが、北アルプスがずらっと見渡せます（すこし、穂高岳は雲に隠れていますが・・・）

4/2 13:11

「立山」〜「蓮華岳」〜「剱岳」〜「鹿島槍ヶ岳」〜「五龍岳」〜「白馬岳」

4/2 13:12

真ん中に「立山」と尖っている「針ノ木岳」

4/2 13:12

真ん中に蓮華岳の上のちょこっと細長く見えているのが「剱岳」？

4/2 13:12

雄大な双耳峰の「鹿島槍ヶ岳」

4/2 13:14

はじめに確認したい槍の穂先の「槍ケ岳」とその横の三角形は「常念岳」

4/2 13:17

「水晶岳」〜真ん中に「野口五郎岳」と「燕岳」

4/2 13:18

うっすらと「高妻山」〜「火打山」が見えました。

4/2 13:19

真ん中に「五龍岳」です。武田菱は見えませんね。

4/2 13:21

「八ヶ岳」〜奥に「富士山」手前に「霧ヶ峰」〜南アルプスは雲の中

4/2 13:21

「富士山」は、うっすらと今日1日中見えていました。

4/2 13:32

「蓼科山」〜「天狗岳」「硫黄岳」「赤岳」「阿弥陀岳」「権現岳」「編笠山」〜「富士山」

4/2 13:53

ガトーショコラの「浅間山」

4/2 14:12

烏帽子岩が見たいため、登山道ではない雪の上を渡り、アルプス展望コースへ合流

4/2 14:25

この登山道は、雪が残っているのは半分ぐらいだったでしょうか

4/2 14:27

少し上がると再び「蓼科山」と「八ヶ岳」が見えてきます。

4/2 14:32

雪に滑らないようにアルプス展望コースを歩いていきます。

4/2 14:37

案内のとおりに烏帽子岩へ向かいます。

4/2 14:46

真ん中の烏帽子岩に向かいますが、どこから見たら烏帽子なんでしょうか。

4/2 14:55

その烏帽子岩から、登山道を外れ、強引に雪原上を歩きショートカットして、王ヶ頭を後にします。

4/2 15:16

まだ、うっすらと妙高山方面の山々が見えます。遠いですが、「雨飾山」は登ってみたい山ですね。

4/2 15:24

あのままアルプス展望コースを歩いたら、ここに出るはずでした。

4/2 15:26

遠くに「美しの塔」が見えてきました。

4/2 15:28

絵画のように見えていました後立山連峰も、霞がかかってきました。

4/2 15:36

名残惜しいですが、美しの塔の写真をもう一枚

4/2 15:40

今日1日ずっと、見せてくれました「蓼科山」「八ヶ岳」「富士山」と「霧ヶ峰」でした。

4/2 18:10

ただ、中央アルプスが見えなかったため、帰りの車中から駒ヶ根インターチェンジ付近を通ったときの「宝剣岳」です。

撮影機器：

E-M5MarkIII OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

メッシュの下着 メリノウールの長袖シャツ フリースの上着 防水透湿のアウター 中厚手のズボン タイツ 極寒用靴下 靴 チェーンスパイク ゲイター 昼ご飯 飲料 日焼け止め 携帯 時計 タオル ストック カメラ 耳あて付き帽子 手袋 山頂でダウンジャケット サングラス スノーシュー

感想

京極堂

今日の山行は、登り始め気温0℃付近、午前中のほうが風が強く、山頂に着いてお昼ごろから気温は4,5℃で、風も止んでいき、少し汗ばむ内容でした。

スノーシューを購入してから、一度は美ヶ原を歩きたいと思っていましたが、真冬にあの県道178号線を上っていくのは、4WDの4輪スタッドレスではないと無理だとあきらめていました。が諦めきれずまだ雪が残っているのを期待して、最後のチャンスの4月に美ヶ原へ向かいました。

ラッキーでした。駐車場まで無事到着し、山本小屋前からスノーシューを装着して、思う存分、美ヶ原を歩き回りました。山本小屋ふる里館や王ヶ頭ホテルが休館だったせいか、（トイレは使えませんでしたが最寄りのセブンイレブンで済ませ）、山行している人たちが少なく、静謐で、名前の通りの美しい「美ヶ原」を体験できました。

ただ、王ヶ頭山頂でスノーシューを脱いでから、スリーシーズン用の登山靴で山行したのはよろしく無かったかもしれません。チェーンスパイクを使ったほうが良かったと思います。また、気温が上昇したため、ところどころ泥濘んでいますので注意が必要です。