乗鞍岳西側 (雪山岳と薬師岳と屏風岳を岩井谷から）

2022年04月03日(日) [日帰り]

• GPS: 10:50
• 距離: 30.6km
• 登り: 2,127m
• 下り: 2,163m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:36
• 休憩: 0:15
• 合計: 10:51

距離 30.6km 登り 2,130m 下り 2,163m

1:22 最終除雪地点
2:37 2:43 出合い小屋
3:33 岩魚見小屋
3:48 シラベ沢口
7:35 雪山岳
7:59 薬師岳
8:04 8:12 屏風岳（乗鞍）
8:20 薬師岳
8:23 雪山岳
10:33 シラベ沢口
10:40 岩魚見小屋
11:20 11:21 出合い小屋
12:13 最終除雪地点

天候

曇り 時々 雪 (稜線は強風)
[出発2℃／登頂-7℃／下山5℃]

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◽ 駐車地
国道158号線から丹生川町岩井谷へ向かう。集落の少し奥の除雪終了地点に路駐 (僅かなスペース)。

コース状況／危険箇所等

◽ 五色ヶ原の注意点
五色ヶ原を経由して尾根に取り付くルートになっています。このエリアは市の条例で認定ガイドの同伴が義務付けられており違反者には罰則もありますが「冬季」に「林道を辿る」のであれば五色ヶ原の経由に問題はないとのこと。冬季限定バリエーションルート

◽林道 (距離10�辧森眥禳�700m)
雪切れが目につくが五色ヶ原ゲートからは完全に繋がる。

◽岩井谷
古いデブリが多い。発生源は本流ではなく両サイド急斜面からと思われる。気温の上昇や降雨降雪後には昼夜を問わず警戒が必要。

◽沢上谷の右岸台地
樹林帯は溶岩塊 (地形図に10m未満は記載されない)と密林の迷宮。小刻みな登り降りと迂回の連続が方向感覚を狂わせる。森林限界を越えると広大な地形の為、視界不良に警戒が必要。

◽装備
アイゼン・スノーシュー・ストック・ピッケルを使い分ける。

写真

4/3 6:51

モノトーンの世界

4/3 7:03

太陽がないと岩もハードシェルも凍り始める世界。

4/3 7:13

青空に「晴れてくれぇー！」この頃はポジティブだった

4/3 7:40

うーん？あれ？ (視界10数m)

4/3 8:09

屏風岳に登頂、さぁ逃げよう

4/3 8:14

あのトンガリコーンが薬師岳。

4/3 8:14

「ミイラの棺岩」だろうか？

4/3 8:55

樹林帯でもカチコチワールド

4/3 9:29

お隣は千町尾根

4/3 10:52

ここまで来るとホッとする林道歩き (全長10��)

4/3 12:09

無事に下山

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

感想

ナオト

乗鞍岳は剣ヶ峰を主峰とする23峰の総称だと最近になって知りました。今回は存在すら知らなかったマイナー3座へ。いつか全て登りたい。

車中泊から目覚めるとヤマテン予報が悪化している。どこも悪天候なので速攻しかない。最終除雪地点を自転車でスタートするも50mでデポ。岩井谷まで10�劼發△襪�諦めるしかない。雪面は硬く夏道のよう「いい季節になった」厳冬期ならテント泊になるところだろう。

岩井谷から沢上谷の右岸台地へ登る。地元では「ゴスワラ」と呼ばれる複雑な溶岩台地。夜間でも順調だったのは進路に平行する沢上谷が良い目印になっていたからだろう。

森林限界からは乾いた衣類に着替えた。風も強く視界も悪い。雪山岳と薬師岳と屏風岳をGETして逃げるように下山。コンパスで進むも地形に違和感を感じてGPSを確認すると進路がズレズレ「ありがたい」 こんな日は予備もある。

林道に下山したときは安心した。しかし長い林道の始まりでもあるのでした。


※ 乗鞍岳は23峰の詳細
https://hidasanmyaku-gifu.jp/news/2020-norikuradake23mine-area/
高天ヶ原って冬季はどうなのだろう？と気になりました。