[大昔レコ]穂高岳(北穂東稜)
- GPS
- 23:00
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 2,717m
- 下り
- 2,716m
コースタイム
10/10: 上高地ー横尾ー涸沢(テント泊)
10/11: 涸沢ー北穂東稜ー北穂高岳ー涸沢
10/12: 涸沢ーザイテングラートー奥穂高岳ー前穂高岳ー重太郎新道ー岳沢ー上高地
天候 | 10/10: 曇り時々雨(主稜線は雪) 10/11-12: 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
*北穂東稜は、岩稜登高のバリエーションルートです。 (状態によっては懸垂下降も必要で、クライミングロープ等は必携) 登山道は、北穂南稜に築かれています。 *北穂東稜の取付付近のルート図赤線は不正確です。 10日は稜線に雪が降り、11日の稜線付近は5~10cmの積雪だった。 北穂東稜(バリエーションルート、岩稜登高)は登れたが、 北穂から奥穂の縦走はカットして、南陵(一般登山道)を下山。 午後には雪がほとんど消えて、翌日の稜線歩行は問題なかった。 |
写真
感想
初めての穂高連峰。
折角の機会なので、紅葉真っ盛りの涸沢をベースに、
穂高のバリエーションルートでは容易な北穂東稜を組み合わせた縦走を計画。
初日に涸沢まで入り、翌日は空身で北穂東稜〜北穂〜穂高岳山荘〜涸沢をひと巡り。
最終日は涸沢から奥穂〜前穂と縦走し、岳沢経由で上高地に下山する計画。
入山日の天候は今イチで、雨具を着たり脱いだりしながら涸沢へ。
翌朝、稜線に新雪。モルゲンロートがこの上無く美しい。前穂北尾根の存在感がすごい。
しかし、ルートは大丈夫か?・・・様子を見ながら北穂東稜に向かった。
東稜の取付きは問題なく、核心部も一か所ロープを出したものの無事通過、
しかし、コルから上は雪が踝に届いたので、北穂から奥穂への縦走を断念して、涸沢に下山。
下るにつれて雪が消え、涸沢に着く頃には、見える範囲の主稜線の雪もほとんど消えていた。
北穂の下り、アイゼンをガリガリ滑らせながら雪が無い岩場を這うように登る人達がいて、
すれ違う時に蹴られそうになった。(雪が出てから着ければいいのに・・・)
午後はテン場で日向ぼっこ、翌日は計画通りに奥穂高岳〜前穂高岳を縦走して岳沢に下山した。
前穂頂上からは、北穂東稜を正面に眺めることができた。
翌年の夏、前穂北尾根+主稜線縦走目的で再訪したが、本州縦断台風の直撃で時間切れ。
テントは倒壊を免れたがフレームを1本破損、中央線の不通で帰りが遅れ、散々だった。
主稜線の途切れた部分は、10年ぐらい後に西穂〜奥穂〜北穂と縦走して、ようやく繋がった。
この時は槍ヶ岳まで縦走予定だったが、転落事故を目撃、戦意喪失して北穂で下山。
大キレットが繋がってないのが残念だが、今の自分には槍穂高は「見る山」になっている。
片付けをしていたら、昔の写真とメモが出てきたので、自分の備忘録として記録。
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