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Yamareco

記録ID: 414933
全員に公開
雪山ハイキング
丹沢

まだまだ雪の残る丹沢 〜初めてみやま山荘に泊る

2014年03月08日(土) ~ 2014年03月09日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
25:48
距離
19.0km
登り
1,705m
下り
1,699m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8日:大倉7:20 - 9:00堀山の家 - 9:55花立 - 10:35塔ノ岳11:05 - 12:20丹沢山
9日:丹沢山5:20 - 6:35塔ノ岳6:45 - 7:10花立 - 7:45堀山の家 - 9:10大倉
天候 8日:晴れ のち 曇り
9日:曇り
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
渋沢駅北口から大倉までバス200円
土曜日は始発前の6:38に臨時便が出た
コース状況/
危険箇所等
■登山ポスト:大倉ビジターセンター前にあり
■道の状況:前回(2/25)より雪は減っているが滑りやすい箇所もあり注意が必要。
(大倉〜花立)駒止茶屋直下の急登部より前までは困難な場所なし。駒止下の部分は凍結時は滑りやすく、アイゼンか滑り止めを着用した方が無難。
(花立〜塔ノ岳)花立山まではかなり雪が少なくなった。塔ノ岳山頂まではまだ雪が多いが、夏道ルートに戻った部分もあり、歩きやすくなってきた。
(塔ノ岳〜丹沢山)塔ノ岳からの急な下りのほかは大部分で雪が締まり歩きやすい。アイゼン着用が安心。
【1日目】
登山届は必ず提出して出発
2014年03月10日 22:46撮影 by  X20, FUJIFILM
3/10 22:46
【1日目】
登山届は必ず提出して出発
駒止下の急階段はまだ雪の下
滑る人続出で滑り止めを装着
2014年03月10日 22:46撮影 by  X20, FUJIFILM
1
3/10 22:46
駒止下の急階段はまだ雪の下
滑る人続出で滑り止めを装着
今日はきれいな富士山
2014年03月10日 22:46撮影 by  X20, FUJIFILM
2
3/10 22:46
今日はきれいな富士山
雪があってもなくても辛い花立下の階段
2014年03月10日 22:46撮影 by  X20, FUJIFILM
3/10 22:46
雪があってもなくても辛い花立下の階段
金冷しの標識はまだ埋まっている
2014年03月10日 22:46撮影 by  X20, FUJIFILM
3/10 22:46
金冷しの標識はまだ埋まっている
塔ノ岳山頂はもう一息
でも前回はここから30分かかった
2014年03月10日 22:46撮影 by  X20, FUJIFILM
3/10 22:46
塔ノ岳山頂はもう一息
でも前回はここから30分かかった
かまくらはなくなったけど、まだまだ雪の多い塔ノ岳山頂
2014年03月10日 22:46撮影 by  X20, FUJIFILM
1
3/10 22:46
かまくらはなくなったけど、まだまだ雪の多い塔ノ岳山頂
おやつを食べたら丹沢山へ
2014年03月10日 22:46撮影 by  X20, FUJIFILM
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3/10 22:46
おやつを食べたら丹沢山へ
たっぷり雪の付いた登山道
2014年03月10日 22:46撮影 by  X20, FUJIFILM
3
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たっぷり雪の付いた登山道
今日は霧氷はサッパリ
2014年03月10日 22:46撮影 by  X20, FUJIFILM
3/10 22:46
今日は霧氷はサッパリ
竜ヶ馬場付近
疲れてきた
2014年03月10日 22:46撮影 by  X20, FUJIFILM
3/10 22:46
竜ヶ馬場付近
疲れてきた
やっとみやま山荘の屋根が見えてホッとする
2014年03月10日 22:46撮影 by  X20, FUJIFILM
3/10 22:46
やっとみやま山荘の屋根が見えてホッとする
丹沢山頂は雪の広場になっていた
ベンチも埋まり、みんな雪の上に腰を下ろす
2014年03月10日 22:46撮影 by  X20, FUJIFILM
3/10 22:46
丹沢山頂は雪の広場になっていた
ベンチも埋まり、みんな雪の上に腰を下ろす
富士山もだんだん雲に隠れ始めた
2014年03月10日 22:46撮影 by  X20, FUJIFILM
3
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富士山もだんだん雲に隠れ始めた
山荘2階の就寝スペース
建物は新しくてきれい
2014年03月10日 22:46撮影 by  X20, FUJIFILM
4
3/10 22:46
山荘2階の就寝スペース
建物は新しくてきれい
1階受付前の休憩スペース
2014年03月10日 22:46撮影 by  X20, FUJIFILM
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1階受付前の休憩スペース
噂に違わず豪華で美味しい夕食
2014年03月10日 22:46撮影 by  iPhone 5s, Apple
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噂に違わず豪華で美味しい夕食
雲で富士山は見えなくなったが、夕焼けは素晴らしかった
2014年03月10日 22:45撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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3/10 22:45
雲で富士山は見えなくなったが、夕焼けは素晴らしかった
夜の塔ノ岳
おぼろ月で仄明るい
後の灯りは箱根・小田原から遠く伊豆伊東付近まで
2014年03月11日 00:17撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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3/11 0:17
夜の塔ノ岳
おぼろ月で仄明るい
後の灯りは箱根・小田原から遠く伊豆伊東付近まで
大山と東京方面の街灯り
2014年03月10日 22:45撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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3/10 22:45
大山と東京方面の街灯り
垂れ込めた雲を照らす御殿場の灯りと富士山
2014年03月10日 22:45撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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垂れ込めた雲を照らす御殿場の灯りと富士山
【2日目】
夜明け1時間前に小屋を出発
稜線には時々ガスが流れる
2014年03月10日 22:46撮影 by  X20, FUJIFILM
3/10 22:46
【2日目】
夜明け1時間前に小屋を出発
稜線には時々ガスが流れる
雲間に見える塔ノ岳山頂
2014年03月10日 22:46撮影 by  X20, FUJIFILM
1
3/10 22:46
雲間に見える塔ノ岳山頂
塔ノ岳への最後の登り
いつもここがキツイ
2014年03月10日 22:46撮影 by  X20, FUJIFILM
3/10 22:46
塔ノ岳への最後の登り
いつもここがキツイ
塔ノ岳山頂着
2014年03月10日 22:46撮影 by  X20, FUJIFILM
3/10 22:46
塔ノ岳山頂着
朝の雲が霧氷を付けたようだ
2014年03月10日 22:46撮影 by  X20, FUJIFILM
2
3/10 22:46
朝の雲が霧氷を付けたようだ
ユーシン方面へ下りるらしい二人
2014年03月10日 22:46撮影 by  X20, FUJIFILM
3/10 22:46
ユーシン方面へ下りるらしい二人
大山方向の斜面にも少し霧氷が
2014年03月10日 22:46撮影 by  X20, FUJIFILM
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3/10 22:46
大山方向の斜面にも少し霧氷が
では下りるとしよう
2014年03月10日 22:46撮影 by  X20, FUJIFILM
3/10 22:46
では下りるとしよう
花立山荘の上の辺りは雪が消えてる
2014年03月10日 22:46撮影 by  X20, FUJIFILM
3/10 22:46
花立山荘の上の辺りは雪が消えてる
日曜日なのでグループも多い
2014年03月10日 22:46撮影 by  X20, FUJIFILM
1
3/10 22:46
日曜日なのでグループも多い
今日も無事下山
2014年03月10日 22:46撮影 by  X20, FUJIFILM
1
3/10 22:46
今日も無事下山

感想

7日に丹沢方面を眺めると少し雲がかかり雪が降ってそうな感じ。夜は冷えて翌日・翌々日も快晴という予報なので、きれいな霧氷が期待できるのではないかと丹沢行きを決める。
いつもは塔ノ岳泊りだが、稜線の霧氷の林を染める朝日を撮りたいというイメージがあったのと、まだ泊ったことがないのでという理由で丹沢山のみやま山荘に泊ることにする。

前回( http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-411187.html )は午後の緩んだ雪に足を取られて難儀をしたので、朝一番のバスで大倉に乗り込み、スパイクだけでなく12本爪のアイゼンも携行する。
晴れの土曜日なので人が多い。雪は前回よりだいぶ減っているが見晴茶屋から上でそこそこ残っており、駒止直下の急階段辺りでは凍結した雪が滑って少し危ない。無理をせずここでスパイクを装着する。

それでも全体としては随分歩きやすくなって塔ノ岳までは普段とひどくは変わらない時間で辿り着く。
塔ノ岳山頂の雪は減ったとは言え人の踏み入らない部分では5-60cmはあるだろうか。小屋で朝のコーヒーをごちそうになってから丹沢山を目指す。

期待した霧氷は晴れて暖か過ぎたからか全く見られない。塔ノ岳からは12本爪のアイゼンに履き替えたが、登山道の雪はよく締まっていて急こう配の部分を除けばとても歩きやすい。
それでも緩やかなアップダウンで疲れは溜まり、竜ヶ馬場付近からはなかなか足が上がらなくなってきた。

12時を少し過ぎて丹沢山に到着。予約を入れてなかったのですぐに小屋の受付で泊りをお願いする。予想どおり今日はひどく混むとのことで、布団3分の2を与えられる。
時間はまだ早いのだが、期待の霧氷もなく、天気も下り坂になってきたので撮影を諦めて午後は布団の上でダラダラと過ごす。
4時を過ぎると泊り客がどんどん到着し、微かな期待も空しく隣にも人が入って来た。

夕食は事前情報の通り豪華で、山での自分には珍しくご飯も結構沢山食べた。(もう一つの期待した事前情報があったのだが、そちらの方は「あんまり…」だった。)

夕食後もビールを飲むなどして過ごし、暗くなってから外へ出てみると空は曇ってきて半月がボヤっと見えている。
星の撮影は諦めるしかないが、月の灯りで富士山とか山は写せそうだと思い、撮影準備をして小屋を出る。
山頂は木立が多くて展望が乏しく、撮影には向かないので視界が開ける所を探して下りてみる。
100mほど塔ノ岳方面へ戻ると林が少し切れて塔ノ岳や富士山が見える場所があったので、その近辺で30分足らず撮影して小屋へ戻り、程なく寝る。

翌朝は4時過ぎに起きて玄関前で途中でも撮影できるように荷物を整理し、皆が起き出した5時過ぎに小屋を出る。
外はまだ暗く、微かにガスが流れている。気温はそれ程低くないので霧氷もやはり期待できない。
ヘッドライトを点けてルートを外れないように気をつけて塔ノ岳を目指す。

竜ヶ馬場辺りで大山や塔ノ岳のガスが流れて街の灯りが見え隠れすることがあったので三脚を立てて撮影するが、パッとしない。
少し明るくなってきた稜線を黙々と塔ノ岳を目指して行く。最後のキツイ登りをこなして6時半過ぎに塔ノ岳。

ここでアイゼンからスパイクに再び履き替える。ふと辺りを見渡すと、先ほど山頂に纏わりついていたガスの効果か山頂の周りの木々に僅かだが霧氷が着いている!
ちょうど霧氷の林を通ってユーシン方面へ下りて行くカラフルな二人連れをフレームに入れて何枚か撮影する。

やっと少し報われた感じになって下山する。曇り空で富士山も見えないが、日曜日とあって山頂直下付近から登って来る登山者と沢山擦れ違う。
駒止茶屋下の階段はやはり滑りやすく、ツボ足での下りはかなり怖そうだ。

この日は午後から東京で会合があるので少し急いで下りる。大倉に着いて靴を洗っている間に停まっていたバスは出て行ってしまったが、20分後のバスに乗って渋沢駅へ。

撮影条件はベストでなかったが、初めての小屋で色々と知識と経験値が増えて有意義な山行だった。


※ Tadが所属する山岳写真グループ「山岳写真ASA」の
    HPはこちら ⇒ http://www.ifnet.or.jp/~asa.p/
    山行ブログはこちら ⇒ http://sangakuasa.blog130.fc2.com/



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