陣場山(一ノ尾根〜小下沢)
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- GPS
- 06:50
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 854m
- 下り
- 811m
コースタイム
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 6:50
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り)日影⇒高尾駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース全体にわたって雪はまだ残っているが、アイゼンなしでも行ける。 陣馬山から景信山の稜線はドロンコ状の所がある。 |
写真
感想
2月は大雪もあって山行は1ヵ月以上空き、手近な陣馬山からリスタートすることした。
コースは一ノ尾根から登り、下山は相模湖とする計画で出発した。
藤野からのバスは登山客は少ないものの地元の小学生で賑合い通学バスとして機能しているようだ。
登山口バス停を降りて地元の生活道路を登っていく。雪が積もると見るからに大変そうな急坂だ。
やがて山道に入り、始めは雪が消えて乾いた道だが、一ノ尾根の取り付けに達すると次第に雪の道となる。
急斜面を登って陣馬山山頂に到達すると、そこには360度の大パノラマが待っていた。天気は最高、絶好の展望日和だ。ことに西側は遠くまでクッキリと見える。まずは幾重にも重なった山並みの上に立つ富士山、いつ見ても富士山は素晴らしい。そして富士周辺の山並みの横に南アルプスの赤石岳と悪沢岳の白嶺が印象的だ。その北側、大菩薩の横にちらっと金峰山を確認できるが、白く輝く今の時期だからこそ見極められるのだそうだ。
北側はすこしぼやっとした感じだが、奥多摩の山々の向こうにうっすらと日光連山から日光白根の白銀が見える。
南側も少々もやっているが、相模湾や江ノ島、さらに房総半島も確認できる。西側は東京方面、そしてその向こうに筑波山がうっすらと見える。
天気に恵まれたとはいえ低山でありながらこれだけの展望を満喫できるとは。陣馬山をもっと見なおさないといけない気がする。しかし頂上広場は閑散としていてちょっともったいない。
十分展望を楽しんだ後、白馬像に別れを告げ、起伏は穏やかだが所々ドロンコ状のやっかいな道を歩いて明王峠に向かう。
明王峠も絶好の富士の展望所だ。ここはかなり賑わっていた。ここで昼食。
まだ早いので相模湖下山の計画変更し、景信山から小下沢に下りることにした。運がよければ日陰でハナメコノネを拝めるかもしれない。
明王峠からは小さなアップダウンを繰り返して1時間あまり、景信山の雪の急勾配を登って頂上の茶店に着く。ここで最後の富士の展望を楽しむ。北側の展望がすこしハッキリしてきて日光連山の白峰が美しい。西側の東京方面も新宿高層ビル郡やスカイツリーがはっきり見えるのが嬉しい。
一服後、景信山から小下沢への下山路を行く。北側斜面のせいかコース中で最も雪が多く残っている。途中、雪崩で登山道が埋まっている所もあった。
小下沢の橋を渡るとあとは沢沿いの林道を行く。林道の終点付近に梅林があるがまだ蕾で、15日から梅まつりとあった。そして日影のハナメコノネもまだ開花前の蕾状態、ここも1週間は早かったようだ。
だが今回はこれ以上ない展望の山歩きとなり、大いに満足して家路についた。
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