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Yamareco

記録ID: 4158462
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東北

谷地山 八十八ヶ所完全巡拝!

2022年04月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
01:56
距離
4.4km
登り
260m
下り
258m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:45
休憩
0:12
合計
1:57
8:57
47
道の駅 浅虫温泉
9:44
9:56
58
10:54
道の駅 浅虫温泉
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口の神社には駐車場が無いので近くの道の駅に車を停めさせてもらいました。
コース状況/
危険箇所等
危険な場所は特に無し。
その他周辺情報 浅虫温泉のすぐ近くの山なので下山後はすぐに温泉に入ることができます。浅虫駅の待合室に本日の日帰り入浴可能施設が掲示されているので便利。
道の駅から温泉街を南下。趣のある辰巳館という旅館の前で左折する。
道の駅から温泉街を南下。趣のある辰巳館という旅館の前で左折する。
2mという車高制限のあるアンダーパスで青い森鉄道の下をくぐる。しかし、すごい圧迫感のあるアンダーパスだ。
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2mという車高制限のあるアンダーパスで青い森鉄道の下をくぐる。しかし、すごい圧迫感のあるアンダーパスだ。
アンダーパス通過後、すぐに右に曲がると神社の鳥居が見えてくる。
アンダーパス通過後、すぐに右に曲がると神社の鳥居が見えてくる。
参道の石段を上がるとなかなか立派な神社が迎えてくれた。一礼してお邪魔させてもらった。
参道の石段を上がるとなかなか立派な神社が迎えてくれた。一礼してお邪魔させてもらった。
境内の真下を鉄道トンネルがぶち抜いている。これは撮り鉄的には、なかなか良い撮影ポイント?
境内の真下を鉄道トンネルがぶち抜いている。これは撮り鉄的には、なかなか良い撮影ポイント?
海側の眺望にも優れている。湯ノ島がぽっかりと浮かんでいるのが見えた。
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海側の眺望にも優れている。湯ノ島がぽっかりと浮かんでいるのが見えた。
足元には春の花。キクザキイチゲ。
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足元には春の花。キクザキイチゲ。
エンゴサク。ここ数日の暖かさで一気に咲いてきたようだ。
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エンゴサク。ここ数日の暖かさで一気に咲いてきたようだ。
登山前から景色だ花だと良いものを見ることができた。気分良く登っていこう。ここら一帯の山道は遊歩道になっているようだ。
登山前から景色だ花だと良いものを見ることができた。気分良く登っていこう。ここら一帯の山道は遊歩道になっているようだ。
登り始めてすぐに神社の奥の院がある。立ち入る場所では無いので外から眺めて通過する。
登り始めてすぐに神社の奥の院がある。立ち入る場所では無いので外から眺めて通過する。
紫のイチゲ。淡い色のものからカタクリと見紛う濃い色のものまで色々咲いていた。
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紫のイチゲ。淡い色のものからカタクリと見紛う濃い色のものまで色々咲いていた。
遊歩道とはいえ急な登りだ。まだ温まっていない体が悲鳴を上げる。…単に最近運動不足なだけだろうか…。
遊歩道とはいえ急な登りだ。まだ温まっていない体が悲鳴を上げる。…単に最近運動不足なだけだろうか…。
とはいえ、低山のこと。そう長く登りは続かない。10分もかからず小さなピークに立つことができる。そこには石碑と展望台があった。
とはいえ、低山のこと。そう長く登りは続かない。10分もかからず小さなピークに立つことができる。そこには石碑と展望台があった。
うーん、微妙な景色(笑
神社の境内からの長めの方が良かったな。
うーん、微妙な景色(笑
神社の境内からの長めの方が良かったな。
広場から先は緩やかな登りとなり道は直線的に進んでいく。すぐに十字路の交差点とぶつかった。
広場から先は緩やかな登りとなり道は直線的に進んでいく。すぐに十字路の交差点とぶつかった。
交差した道は電線の巡視路のようだ。一応地形図にも記載されている道だがハイキング目的でわざわざこの急登を歩いてくるのは物好きだと思う。
交差した道は電線の巡視路のようだ。一応地形図にも記載されている道だがハイキング目的でわざわざこの急登を歩いてくるのは物好きだと思う。
さらに進むと、またしても右手から道が合流してきた。ここは麓の高野山というお寺から登ってくる道だろう。
さらに進むと、またしても右手から道が合流してきた。ここは麓の高野山というお寺から登ってくる道だろう。
蝦夷館跡とある。蝦夷館とは由来不明の城郭(とされている)ものの総称で多くは平安時代の防御性集落であるとのこと。
蝦夷館跡とある。蝦夷館とは由来不明の城郭(とされている)ものの総称で多くは平安時代の防御性集落であるとのこと。
唐突に道端に石仏が現れた。この先、道端に高頻度で石仏が安置されている。
唐突に道端に石仏が現れた。この先、道端に高頻度で石仏が安置されている。
あれが山頂だろうか? 低山とはいえ山頂付近にはまだまだ残雪があるようだ。さすが青森。
あれが山頂だろうか? 低山とはいえ山頂付近にはまだまだ残雪があるようだ。さすが青森。
石仏に見守られながら最後の登り坂を登っていく。
石仏に見守られながら最後の登り坂を登っていく。
唐突に広場に出た。山頂…なのか?
唐突に広場に出た。山頂…なのか?
どうやら山頂のようだ。なぜか標識が地面に埋もれるように立っていた。
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どうやら山頂のようだ。なぜか標識が地面に埋もれるように立っていた。
眺望が開けているのは北側だけだが、なかなか良い眺めだ。浅虫沖に浮かぶ湯ノ島や裸島などが見える。奥には夏泊半島も。
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眺望が開けているのは北側だけだが、なかなか良い眺めだ。浅虫沖に浮かぶ湯ノ島や裸島などが見える。奥には夏泊半島も。
右に視線を転じれば浅虫温泉が一望できる。
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右に視線を転じれば浅虫温泉が一望できる。
山頂広場の西の外れに「土佐国 修業の道場」と書かれた標柱が立っていた。なるほど、この一連の石仏群は四国八十八ヶ所を模しているようだ。
山頂広場の西の外れに「土佐国 修業の道場」と書かれた標柱が立っていた。なるほど、この一連の石仏群は四国八十八ヶ所を模しているようだ。
三角点発見。石仏に紛れ?見落とすところだった(笑
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三角点発見。石仏に紛れ?見落とすところだった(笑
高野山に下山する予定なので西側へと下る。
高野山に下山する予定なので西側へと下る。
え? もう「修業の道場」終わりなの!?
長くて辛いから土佐国は修行の道場と呼ばれているのに、あっさり終わってしまった(笑
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え? もう「修業の道場」終わりなの!?
長くて辛いから土佐国は修行の道場と呼ばれているのに、あっさり終わってしまった(笑
緩やかに坂を下っていく。相変わらず路傍の石仏は続く。
緩やかに坂を下っていく。相変わらず路傍の石仏は続く。
おわかりだろうか? 斜面横方向に幾筋も線が走っている。冗長なまでの九十九折なのだ。登山道ではなく、ここはあくまでも遊歩道なのだ。
おわかりだろうか? 斜面横方向に幾筋も線が走っている。冗長なまでの九十九折なのだ。登山道ではなく、ここはあくまでも遊歩道なのだ。
そして「涅槃の道場」へ。
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そして「涅槃の道場」へ。
北西斜面は春の訪れが遅い。
北西斜面は春の訪れが遅い。
また違った角度から浅虫を眺める。山頂から見たよりも立体的な景色に見えるな。
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また違った角度から浅虫を眺める。山頂から見たよりも立体的な景色に見えるな。
なにやら多くの石碑や石仏が林立している場所に出てきた。
なにやら多くの石碑や石仏が林立している場所に出てきた。
不動明王…かな? 
不動明王…かな? 
すると、ここが高野山?
どうやらゴールのようだ。
すると、ここが高野山?
どうやらゴールのようだ。
しかし、せっかくなので八十八ヶ所を完全に廻りたい。予定を変更して登り返すことに決めた。
しかし、せっかくなので八十八ヶ所を完全に廻りたい。予定を変更して登り返すことに決めた。
弘法大師像? 四国ではあちこちに立っているが東北では珍しい気がする。四国を思い出すなぁ。うどん食べに行きたい…。
弘法大師像? 四国ではあちこちに立っているが東北では珍しい気がする。四国を思い出すなぁ。うどん食べに行きたい…。
登り返しの道に入ると、さっそく「発心の道場」の標柱が現れた。とすると、隣りにある石仏は一番札所「霊山寺」だな。
登り返しの道に入ると、さっそく「発心の道場」の標柱が現れた。とすると、隣りにある石仏は一番札所「霊山寺」だな。
ぐるっと一周して神社からの道に戻ってきた。これで四国八十八ヶ所完全巡拝完了。結願!
ぐるっと一周して神社からの道に戻ってきた。これで四国八十八ヶ所完全巡拝完了。結願!
後はもと来た道を神社に向かって下るだけ。
後はもと来た道を神社に向かって下るだけ。
春だねぇ…。
春、だねぇ。
ツートンにも見せてやりたいものだ…。
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春、だねぇ。
ツートンにも見せてやりたいものだ…。
無事に神社まで戻ってきた。後は車を回収しに行くだけだ。お疲れさまでした。
無事に神社まで戻ってきた。後は車を回収しに行くだけだ。お疲れさまでした。

感想

浅虫温泉のすぐ近くにある谷地山に登ってきました。
小さな里山ですが遊歩道が整備され眺望が良い場所が何ヶ所かあるのでハイキングコースとしてオススメです。下山後すぐに温泉に入れるのも良いですね。
そしてこの山の一番の特徴は登山道沿いに八十八体の石仏が並んでいて四国八十八ヶ所巡礼を模しているところです。一番札所から順に廻りたい場合は、高野山登山口から登ると良いです。ただ、本場の四国巡礼も何番札所から始めても良いことになっているので、どこの登山口から登っても大丈夫です。
個人的に「修業の道場」があっさり終わってしまうのが納得いきませんが(笑
地味な里山なので最近まで存在を知らなかったのですが、どうしてなかなか楽しい山でした。

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