三周ヶ岳 ◎岩谷川林道から街道の尾へ


- GPS
- 10:18
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,251m
- 下り
- 1,264m
コースタイム
- 山行
- 9:08
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 10:14
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ル-ト全般に危険な所は無いが、残雪が無くてヤブが煩わしい所は随所に有る |
写真
装備
個人装備 |
雨具
昼ご飯
非常食
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
ツェルト
カメラ
ワカン
軽アイゼン
|
---|---|
共同装備 |
無し
|
感想
先週に続いて、shikakuraさん企画に便乗させて頂き、同じメンバーで前泊の山行です。
ダムのそばで楽しくテント泊。
トイレも洗面所も使えてありがたい。
5時半過ぎに出発。地味な林道歩きも岩谷川の豪快な流水音を聴きながらだと、何だか心が洗われるよう。
そして、いきなり藪の急登。
笹を踏んだり、笹が刺さったり、
枝を折ったり、枝にしばかれたり、、、
初めてこれほどの藪を登ったけれど、クライミングをしているみたいで、普通の登山道より楽しいかも。
雲ひとつない快晴で日差しはキツく、春というより初夏のよう。頂上からの景色も堪能出来て良かった。
下りもなかなかの激下り、アスレチックムード満点。こんな楽しいところを歩けるのもshikakuraさんのおかげです。
林道に降りる最後の急斜面、林道に近づくにつれて、碧のダム湖面のキラキラが杉の間からチラチラ見えて、お出迎えしてくれるよう。
水に見送られて、水にお迎えしてもらったような山行でした。ダムと満開の桜が印象的でした。
三周ヶ岳は5年ぶりです。前回は、今回と同様岩谷集落跡から登り、夜叉ケ池を経由して岩谷川林道終点の夜叉ケ池登山口に降りましたが、今回登山口は同じですが県境稜線から街道の尾を下る予定です。海道の尾は11年前に美濃俣丸からの下山路として利用しましたが生憎の吹雪で、晴天時に辿ってみたかったので周回ル-トとしました。
3月中に登りたかったのですが、例会等で日程の都合が付かず4月中旬になってしまいました。3月25日に登られた-black-さんのレコでは未だ十分な残雪が有る様子でしたので2週間後でもまだまだ大丈夫と思いましたが前日夕方に広野ダムに到着してビックリです。2週間前にはトイレ付近は残雪が有り、スノーシュ-で岩谷川林道を下られたとの事でしたが、残雪どころか辺りの路面はすっかり乾燥して、道路脇にはフキノトウも頭を出しており、林道入口から見通す限り岩谷林道は綺麗に除雪されて残雪は見当たりません。
前回と同様にCo900m付近までは残雪は無いだろうと観念して、テントで軽く宴会後に、他のメンバ-はテントで、私は車中泊です。朝起きて空を見上げると快晴で北極星を挟んで、北斗七星、カシオペア、中天には白鳥座、琴座、わし座の星々が輝いています。朝食中に2人の単独行の方が岩谷林道に入って行かれます。
我々も準備後岩谷林道を辿り、岩谷集落跡の上手の橋を渡りP1144からの尾根末端の取付点に到着。末端はクマザサと椿のヤブの急斜面ですが、尾根芯に取り付いてしばらく登り鹿避けテープが巻かれた杉が現れて来るとササも無くなりヤブも薄くなり登り易くなります。Co650m付近で残雪が現れ、喜んだのも束の間で直ぐにユズリハのヤブが現れて来ますが薄いのであまり気になりません。
Co900m付近で待望のしっかりとした残雪が現れて来ます。全く6年前と同じ状態ですのでホッとすると同時に尾根上部の灌木の酷いヤブも同様と予想するとウンザリしますが、ひょっとして、と気分を鼓舞して登り続けますがCo1000m付近から尾根が細くなると尾根芯は灌木とクマザサのヤブになっており、2週間前の-black-さんの写真と同じ場所は既にしっかりとヤブで覆われています。
此処からP1144までが本日の核心部で、概ね灌木とクマザサのヤブ、時々残雪の状態で、核心部を抜け出して県境尾根のP1144に到着。此処からはブナに覆われた県境稜線で残雪も十分です。
三周ヶ岳へのJCPに登り着くと夜叉ケ池への稜線は既にササヤブが出ており5年前この稜線で難渋したことを思い出しながら誰も居ない山頂に到着。快晴下の無風で暖かいのですが春霞で白山は望めません。20年前に辿った高丸への吊り尾根を眺めながら、のんびりと昼食。ビ-ルでも有れば最高やな〜。
昼食後P1144まで戻り県境稜線から派生する街道の尾に入ります。見下ろすとなだらかな雪の尾根が下っていますがどの辺りまで快適に下れるかな〜。残雪が無くなっても酷いヤブが少なければ良としましょう。街道の尾は急傾斜の部分を除いてはCo650m辺りまでは残雪が有り、それ以後も午前中の登り程のヤブも無く(下りでヤブ漕ぎが楽だったかも知れませんが)予想していた以上に快適に下れてヤレヤレ。
途中で今年初めてイワウチワに出合い写真に収め、尾根末端はコンクリ-トの法面だったと記憶していたので末端の手前で杉林の中のヤブを下りダムの管理道路に着地。対岸の満開の桜を眺めながらダムサイトに到着。お疲れ様でした。
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