【鉄道沿線歩】樽見鉄道（大垣-樽見）

2022年04月16日(土) [日帰り]

• GPS: 11:19
• 距離: 46.8km
• 登り: 370m
• 下り: 206m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:58
• 休憩: 0:22
• 合計: 11:20

距離 46.8km 登り 376m 下り 217m

7:07 スタート地点
13:56 13:57 神海駅
17:37 17:58 淡墨桜
18:26 樽見鉄道樽見駅
18:27 ゴール地点

0：00　大垣駅
0：38　東大垣
1：13　横屋
1：30　十九条
1：58　美江寺
2：50　北方真桑　
3：14　モレラ岐阜
3：27　糸貫
4：07　本巣
4：35　織部　（休憩）
5：08　木知原
5：37　谷汲口
5：59　神海
6：55　高科
7：18　鍋原
7：59　日当
8：29　高尾
9：00　水鳥
9：38　根尾谷淡墨桜
9：59　樽見

一日の総歩数：69,436歩（ガーミンウォッチのGPS）
※時間は所要時間です

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

出発：大垣駅
到着：樽見駅

コース状況／危険箇所等

舗装道路で国道には歩道があるので危険は少ない。日当平野トンネルはトンネル内部にライトがない。歩行者は真っ暗闇を歩くので要注意。

その他周辺情報

木知原駅を過ぎるとコンビニやお店は殆どなくなる。トイレは多くの駅に併設されている。無人駅ばかりなのに珍しい。

写真

スタートは大垣駅。JRと接続する樽見鉄道の始発駅です。こちらは駅北口の「水都の泉」。ここから樽見鉄道の終点・樽見駅まで沿って歩きました。よろしくお願いします。

次の東大垣駅まではJR東海道本線と並走。特急しらさぎが通過。

東大垣駅に到着

ちょうど列車交換のタイミングでした。樽見鉄道は単線のため、このような交換駅で列車待ちをします。

モレラ岐阜のラッピングカーが通過

東海道本線の下を通るレンガ造りの「マンポ」

旧・東海道線の揖斐川橋梁を渡ります

すぐ隣の現・東海道本線を列車が通過

上流には樽見鉄道の揖斐川橋梁。

樽見鉄道も揖斐川を通過

横屋駅。スタートから1：13

犀川にある「向かい地蔵」。男女の果てない恋の話にまつわるお地蔵さん。川の両岸にあります。

こちらは女のお地蔵さんかな。お化粧の跡っぽいのがあります。

十九条駅。スタートから1：30

柿畑の間を樽見鉄道は通っています。

美江寺駅。スタートから1：58

桜が散ったばかりなのに、もう藤が咲いていました。

菜の花の脇を列車が通過。樽見鉄道は殆ど一両編成のディーゼル車です。

西の遠くに池田山と伊吹山。伊吹の雪も減ってきた。

プラレールのラッピング車が通過

北方真桑駅。スタートから2：50

駅舎内にはSLの写真が貼ってありました

4/16 9:34

旧・真正町（本巣市）マンホール。スイセンの花。

CCNetのラッピング車が通過。地元のケーブルテレビ局です。

モレラ岐阜の裏手を通ります。岐阜県最大級のショッピングモール。大きすぎて半分も入りません。

モレラ岐阜駅。スタートから3：14。モールは大きいのに駅は小さい。

麦畑の中をラッピング車が通過。

糸貫駅。スタートから3：27

柿畑の中を列車が通過

席田（むしろだ）用水。ゲンジボタルの名所です。この前までは桜もキレイだったと思います。

白いお花が鮮やかでした

本巣駅。スタートから4：07

本巣駅は樽見鉄道本社がある有人駅です。キップも売られています。

駅舎内は古い趣があります

蒸気機関車時代に使われていたと思われる給水塔が残っていました。

かつては左奥にある住友セメントの専用引き込み線がありましたが、現在は廃止されてしまいました。

金谷用水

4/16 11:23

本巣市のマンホール。ゲンジボタルがデカい。

織部駅。スタートから4：35。

道の駅織部の里もとす。この道の駅ができたことで織部駅が開業しました。逆転現象な感じ。ここでちょっと休憩しました。

美濃焼の一つ、織部焼を考案した「古田織部」がこの山の城主であったことから、道の駅の名が「織部の里」になりました。

木知原（こちぼら）駅。スタートから5：08

ちょうど木知原駅へ入線してきました

根尾川を渡り揖斐川町谷汲へ

谷汲口駅。スタートから5：37

4/16 13:24

旧・谷汲村（揖斐川町）マンホール。ギフチョウ。

旧・長瀬小学校。現在は何も使われていないようです。

根尾川を神海橋で渡ります。つり橋の支柱の跡が残っています。

神海駅。スタートから5：59。この先が対岸に渡る橋が無いので、神海橋まで引き返せねばなりません。

駅舎内。旧・国鉄の駅舎という感じ。

この神海駅までは国鉄樽見線として運行されていました。1986年に第三セクター樽見鉄道となったのちに、神海−樽見間が延伸されました。

新緑がまぶしい

伊野の一本杉。樹齢1000年以上。2018年に折れてしまったそうです。

高科駅。スタートから6：55。神海駅から3kmくらい引き返したのでかなりロスになりました。

そろそろ田植えの時期

川辺の風景も変わってきました

鍋原（なべら）駅。スタートから7：18

また引き返すのか…と思ったけど、新緑の美しさが疲れをかき消します

桜もいいけど、新緑もイイ

川の風景は険しくなっていき

日当（ひなた）駅。スタートから7：59

ちょうど日当駅に列車が到着。ここは桜が美しかったでしょう

金原ダムを通過

4/16 16:33

旧・根尾村（本巣市）マンホール

旧・高尾小学校。八重桜かな。鯉のぼりも一緒に

高尾駅。スタートから8：29。秘境駅っぽい

今回の歩きで最後に通り過ぎた列車

根尾谷断層展望台から。わかりにくいですが、中央部に斜めに断層が走っています

4/16 17:03

1891年にマグニチュード8.0の大地震が発生し「濃尾地震」と呼ばれています。

石積みの高さが断層です。一瞬にしてこれだけ盛り上がったようです。

右上の看板が立っている面と、下の畑の面が地震の前は同じ高さだったようです。自然の力に驚き。

水鳥（みどり）駅。スタートから9：00。なんで開運駅なんやろ。とりあえず残すはあと一つ。

開運橋を渡ります。よくわからんけど、運が開けばいいな。

終着の樽見駅はいかず、まずは淡墨桜を見に行きます。つり橋を渡る。

40キロ以上も歩いてきて最後に坂を上らなあかんのか…

根尾谷淡墨桜。少し前はライトアップされて人も賑やかだったようですが、この時は大変静かでした。桜は咲いていなくても樹齢1500年の木の迫力を感じられただけで満足。

桜の橋を渡って終着の樽見駅へ向かいます

樽見の町も夕暮れに染まってきました

樽見駅。スタートから9：59で到着しました。夕日の中でこれから乗車する列車が到着しました。

今回はここまでです。どうもありがとうございました。

撮影機器：

HERO8 Black GoPro

感想

KBZ0126

　15回目の沿線歩き。岐阜県を走るローカル線の1つ樽見鉄道の沿線を歩きました。元々は国鉄樽見線として建設されましたが、民営化後に第三セクターの樽見鉄道となり現在の終点である樽見駅（本巣市根尾）まで延伸されました。

　大垣駅から本巣駅あたりまでは濃尾平野の広々とした農地を歩き、そこを走る一両編成のカラフルでかわいい列車を見送りながらゆったり歩くことができました。本巣駅から先は一転して山間部に入り、桜の時期を過ぎて新緑の美しい山と川を楽しみながらの歩きとなりました。

　桜の時期は根尾谷淡墨桜を楽しむための観光客も多いのですが、少し過ぎただけで閑散とした沿線歩きになりました。それでも新緑の美しさは今の時期にしか味わえず、一期一会の歩きができました。
　駅にお邪魔したり、何度も車両の撮影をさせてもらい樽見鉄道さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。

コメント

うみさま

やられた〜
コロナ渦やなかったら昨年GW歩く気やったのにぃ〜??

KBZ0126

umisamaさん、コメントありがとうございます。
昨年に樽見鉄道を歩かれるご予定だったんですね！　お先にすみませんでした😅

自然が豊かでとても気持ち良かったですし、怖い車道歩きも少ないので歩きやすい沿線でした😊