守門岳 周回(大岳〜青雲岳〜袴岳)
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- GPS
- 09:24
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,511m
- 下り
- 1,457m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
除雪終了点〜大岳 舗装路をしばらく歩くと登山道へ。長峰付近から眺望が開けます。ここまでは 比較的なだらか。保久礼小屋を越えたあたりから山頂までは、急登が続きます。大岳までは、登山者も多く、トレースも明瞭です。 大岳〜守門岳 大岳から先は登山者も少なく、前日までの雨もあって、トレースはありませんでした。大岳から先は、広い雪原を一気に下るルート。左手の山際付近が登山道でトレースがありました。守門岳までは、ルートに近いところまでクラックがあり、今後は注意が必要と思われます(登山日時点でそれほど危険は感じませんでした) 守門岳〜藤平山〜除雪終了点 守門岳山頂を経てしばらく雪解けが進んでいますが、しばらく歩くと、まだたっぷり雪が残っていました。藤平山から先トレース不明瞭(樹林帯を通ると思われる)。感想にも書きましたが、854m地点の上を通り左側を巻くように進みます。 |
その他周辺情報 | ゆ〜パーク薬師(JAF割引あり) |
写真
感想
200名山の一つ守門岳。調べたところ「東洋一の雪庇」が有名で、眼前に広がる雪原を表して「雪の砂漠」と呼ばれる山。4月に入り初夏の陽気が続いたため、雪庇も崩れて小さくなっているらしい。前日まで降り続いた雨でコンデションも心配される。大丈夫か?
出発時は、霧で覆われ肌寒さを感じたが、登山口に向かう間に一気に晴れ上がり、真っ青な空が現れた。6:30 除雪終了点到着。既に多くの車が駐車していた。
6:50登山開始。最初は舗装路の上を歩く。トレースもしっかりある。バックカントリーの登山者の後に着いていくうちに、いつしか登山道に入った。保久礼(ほっきゅうれ)小屋を越えると急登になり、額に汗が流れ始める。雪山で暑さを感じるのは久しぶりだ。さらに急登は続き、キビタキ避難小屋を越えると、視界が一気に開け、信じられないほどの大パノラマが広がった。右に越後の山々、左は日本海までが見通せ、遠くに飯豊連峰と思われる山々が見えた。
山頂へは、引き続き急な上りが続くが、白い雪と青い空以外に視界に入るものがなく、どこを歩いているのかわからなくなるほど。これが雪の砂漠と呼ばれる所以であろう。10:18登頂。
当初はここで折り返して下山する予定であったが、参加メンバー全員一致で標識のある守門岳の山頂を目指すことになった。しかし、この先のトレースがなく、しかも、かなりの下り。左手のブッシュにトレースを確認し、トラバース気味に進路を取る。守門岳方面に登り返していくと、先ほど登った大岳が見えた。雪庇は崩れてしまっているが、削れたところが波のように見える。12:01守門岳登頂。
いよいよ下り。越後の山々を臨みながら広々とした尾根を軽快に下る。藤平山を越えるところで尾根を外れ、元の駐車場に向かって進路を取った。このあたりトレースがなくGPSだよりで行かざるを得なかったが、駐車場方面に向かう下りの進路が右にずれていた。突きあたりが川で、川幅は渡れるほど狭くなく、川沿いも進めそうにない。道が途切れてしまった。GPS上は、藤平山から大池山方面に道が伸びていたが、そこに戻るには、200m以上登り返す必要がある。さすがに体力的に厳しい。いくらか登り返した途中から、GPSを確認しつつ、等高線に沿って斜面をトラバース気味に進み、下池から大池に続く道に何とか取り付くことができた。その後もGPSでルーファイしながら進むと、眼下に除雪終了点が見えた。雪山はトレースがあれば安心だが、トレースがないと一気に難しいものになる。GPSの必要性を再認識した。16:17 予定より1時間近く遅れて下山。
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