桜からツツジへ：春の生藤山（鎌沢起点で三国山〜生藤山〜茅丸〜連行峰の周回）

2022年04月22日(金) [日帰り]

• GPS: 07:11
• 距離: 10.5km
• 登り: 853m
• 下り: 870m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:23
• 休憩: 1:43
• 合計: 7:06

10:11 県立鎌沢駐車場
10:39 11:00 鎌沢休憩所
11:46 11:48 養蚕平
11:51 11:52 佐野川峠
12:25 12:26 甘草水
12:29 12:30 蚕山
12:47 12:52 三国山
13:04 13:13 生藤山
13:18 13:30 丸山
13:56 14:18 茅丸
14:36 14:42 連行峰
15:22 15:42 山ノ神
16:24 16:25 大草里山登山口
16:49 16:50 和田第二尾根登山口
16:56 16:56 和田バス停
17:02 17:03 鎌沢入口バス停
17:17 県立鎌沢駐車場

鎌沢駐車場から生藤山登山口（鎌沢休憩所過ぎ）までの舗装道路は、暑い日はしんどい。この日もここが一番バテた気がする。登山道に入ってしまえばなんてことなかったのですが。
帰り道も舗装道路歩きが意外と長くて地味に疲れます。
トイレは意外と少なくて、鎌沢休憩所で行っておかないと、あとはもうないです。

でも、総じて本当に素晴らしいコース。次回は体調を整えて、山の神で南下せず、東へ進んで醍醐山を経て陣馬山まで足を伸ばしたいです

天候

初夏のような晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

県立鎌沢駐車場に停めました（無料）。朝10時の時点でまだ空きあり

コース状況／危険箇所等

【 要注意箇所 】
◉ 三国山から生藤山へ向かう最後の登りは急登の岩尾根。でも短いです
◉ 生藤山から茅丸方面への岩尾根の下り。決して長くはないけれど、すぐには終わらないので焦らず根気よく慎重に
◉ 連行山から山の神へ向かう最初のところは急な下り
【 コース状況 】
標識は至る所に設置してあり、分かりやすい。ピンクリボンも頼りになる
【 ぬかるみ 】
前日かなり雨が降ったので心配していましたが、土はほとんど乾いていました。ほんの若干雨で湿っている箇所はありましたが、ぬかるみには程遠く、歩きやすかったです

その他周辺情報

緊急事態宣言は終わったものの、お店は営業時間が短めなので下山後食べるところを探すのは大変。結局東京方面への通り道なので、温泉も食事も高尾山口駅周辺で。

写真

4/22 10:06

藤野から鎌沢に向かって走って右手にある小さな県営駐車場。無料なのがありがたい。ちなみにここにはトイレはありません

4/22 10:07

やっぱり、今日も・・・予定よりも1時間遅れで出発

4/22 10:09

駐車場から茅丸を同定

4/22 10:12

さて、行きますか。10時の時点でかなり暑い。。。アスファルトの道は堪える

4/22 10:15

うっかり林道を真っ直ぐ行きそうになるけれど、左側に小さな標識があるので見落とさないように。ここはV字に折れる感じで曲がります

4/22 10:21

それにしてもすごいお天気。夏のようだ・・・

4/22 10:21

空も真っ青。しかし暑い・・・

4/22 10:29

竹の子の里活性化センターを右手に見たら、もうすぐ鎌沢の休憩所があるはず

4/22 10:34

桜、まだ残っていますね

4/22 10:37

ありがたい。休憩所でおトイレをお借りできる

4/22 10:39

休憩所に着いた！　トイレはこの裏・・・とあるが、はて？

4/22 10:40

これがトイレでした！　可愛い。ちなみに和式で、ペーパーも置いてありました。が、トイレ出てすぐの水道は出ないので、持ってきた濡れティッシュでお手手を清潔にしました

4/22 10:58

トイレを出たらぐるっと回って道に出る。工務店さんがあり、そこが登山口。工務店さんの建物からご婦人が出てきて「今日は暑いですねぇ。気をつけていってらっしゃい」と声をかけてくれました ^ ^

4/22 10:58

ここからが本当の登山スタート！

4/22 10:59

この急な暑さ、桜もびっくりだね

4/22 11:01

ここから登山道だ！　素敵じゃん、素敵じゃん

4/22 11:01

わーい。登山道に入ったら涼しいわ

4/22 11:04

念の為・・・熊鈴をここから装着。チリン、チリン

4/22 11:06

左に竹林を見ながら進む

4/22 11:08

左に行きそうになるけれど、右上に標識あり。三国山は右の道

4/22 11:12

ちょっと写真では分かりにくいけれど、地面は桜の花びらのカーベット、そして上を見れば新緑と青空の天井。どこからともなくはらはらと舞い降りてくる桜の花びらの中を歩く

4/22 11:15

振り返って一枚。今日のメニューがずらり。左から順に登頂じゃ

4/22 11:17

まずは三国山へ

4/22 11:19

新緑祭り。その中に赤いツツジが映える

4/22 11:20

ツツジさん、クローズアップ

4/22 11:22

素敵すぎる道

4/22 11:23

私が好きな、木々の間から山が見える風景

4/22 11:25

ソメイヨシノは終わったようですが、牡丹桜（かな？）は今が満開

4/22 11:25

桜さん、クローズアップ！

4/22 11:26

青空によく映える

4/22 11:26

素敵な道

4/22 11:35

坂を登り切ると桜のプロムナードの入り口。この看板に書いてあることを読むとなんか泣けるのだ・・・。藤野町山岳協会の方、頑張ってください。応援しています

4/22 11:37

神社に来た。これは何か言われがありそうですね。低山トラベラーの大内征さんにお聞きしたいものです。
この場所は風が気持ちいい。。。

4/22 11:40

立派に咲いている桜。高いところで咲いている。人の手が届かぬ安全なところがいいよね

4/22 11:52

非常に分かりやすい標識

4/22 11:57

この桜も高いところで咲いていた

4/22 12:10

甘草水（かんそうみず）到着

4/22 12:10

右へ行くと大明神だけど、今日はやめておこう

4/22 12:11

ベンチもあって「お休みください」と言わんばかり。なのでちょっと休憩していこう。風が気持ちいいです

4/22 12:32

軍刀利神社との分岐点。ということはもう少しで三国山だ

4/22 12:40

三国山まであともうちょい。それにしても美しすぎる今日の風景

4/22 12:41

右手に桜が覗いている

4/22 12:42

頂上近し

4/22 12:43

これを登れば三国山頂上

4/22 12:45

頂上のほんの少し手前からの風景。素晴らしい

4/22 12:47

三国山、登頂！

4/22 12:47

誰もいない・・・

4/22 12:49

今日もセルフィーなしで頑張ります！

4/22 12:50

さて、三国山の頂上を踏んだら、次は生藤山。一旦ちょっと降りますよ

4/22 12:52

今日は本当に山肌が美しい

4/22 12:52

素晴らしすぎて、立ち止まってはため息ばかり

4/22 12:56

ぎょ。景色にまったりしていたけれど、生藤山への最後の登りは急登だわ。はあ、はあ。。。

4/22 13:01

登頂。私のミステリーランチとLEKI も疲れて一休み

4/22 13:03

頂上はそこそこ広さがあります。私の他にソロのご婦人がいらっしゃいました。尋ねると、陣馬山から登ってきたそうです。すごい健脚だわ〜。話をしたら私と同じ駐車場に車を停めていた！

4/22 13:08

今日の二つ目のピーク。このあと二つほど梯子します

4/22 13:13

さっきお話しした女性はこの山によく来るそうです。その彼女が「ここは本当に穴場よ」と言っていた。本当、そうだねぇ。。。

4/22 13:17

ミツバツツジちゃんも素敵

4/22 13:22

生藤山から次のピーク茅丸方面への道は、最初ちと怖い・・・。ここは慎重に行かねば・・・

4/22 13:22

足元は危ないが、目を上げれば美しいねぇ。。。

4/22 13:25

怖い道はまだ続く・・・

4/22 13:31

降ってきた道を振り返ったら、結構怖い・・・。こんなところ降りてきたんだ

4/22 13:33

さて、そろそろ茅丸山頂かな

4/22 13:36

茅丸の頂上に着く前に、山座同定。大室山が真正面。そして来月あたりに行こうと思っている檜洞丸が見えて、モチベーションが高まる〜

4/22 13:38

もう、めっちゃ美しい。素敵すぎるわ。手前のミツバツツジがちょこんと花を添える

4/22 13:39

新緑ベビーズが歌うように咲く

4/22 13:41

さっきとは反対側の方も、山座同定。行ったことのある山、行きたい山、がずらり勢揃い。中でも大岳山は立派な山容。こんなすごい山に自分が登ったとは思えない

4/22 13:48

さて、この階段で一気に茅丸山頂へ！　巻道も用意されているが、巻いては勿体無いので階段を登る

4/22 13:49

こちらは巻き道。さっき休憩ポイントでお見かけした男性はこの山には何度も来ているご様子でしたので、巻道へ行かれたようです。新参者の私は頂上へ！

4/22 13:54

頂上までの階段。全然辛くないよ〜

4/22 13:57

登頂！　展望よいです。この景色にこの山頂標。かっちょいいのだ。山肌くっきり

4/22 13:56

今日のコースで一番標高が高い。誰もいないね

4/22 13:57

茅丸君は、二つも山頂標を持っているんだね。立ててもらえない子もいるのにね

4/22 13:59

これこれ。離れているところから見たら黄色い花に見えたけど、近づいたら新緑ベビーたちだった。山の美味しい空気をたっぷり吸って、大きくなあれ

4/22 14:00

あ〜、癒される。この山頂。雲もナイスじゃ

4/22 14:00

今日の私のお供。ミステリーランチ卿と無敵のムジョルニアLEKI。しばしゆっくり休んでください

4/22 14:11

手前のお花、何かな〜。。。と思うたびに、Picuture This のアプリを買おうかなと思う

4/22 14:15

3つ目のピークを後に、くだる。下り道も美しい。向かうは最後のピーク練行山

4/22 14:26

一旦下りが終わると、こんな広々とした場所が突然現れる。素敵な場所

4/22 14:31

そしてまた緩やかな登りへ

4/22 14:37

わーい、すぐに着いた！　れんこう・・・って読んでいたけど「れんぎょう」が正しかった

4/22 14:39

名残惜しいけれど、下山しなくては。もう2時半だしね

4/22 14:39

山の神への道、気持ちのいい尾根道

4/22 14:41

あ〜、何度見てもこの景色にやられてしまう私

4/22 14:41

左の遠方に街が見える。夜景が見られたら綺麗だろうなぁ

4/22 14:47

新緑ベビーズとくっきり山肌ちゃんのコラボ

4/22 14:49

ミツバツツジに癒されて。。。

4/22 14:56

やはりミツバツツジは素敵。桜ほど人気がないみたいだけれど、私はミツバツツジの方が好きかも

4/22 14:59

桜がまだ頑張ってる。こんなに暑いのにね

4/22 15:14

この小さな白い花も可愛い。全員もれなくうつむいているの

4/22 15:14

ね？

4/22 15:23

やっと山の神に着いた。ここから南下するのだー。日が暮れる前に山を出られますように

4/22 15:24

日没は気になるけれど、痛めている右膝も気になる。ちょっと痛くなってきちゃった。こういう時はとても迷う。。。迷った末、少しでも膝を休ませることを選択。ゴツゴツの地面に見えるけれど、意外と座れる場所でした

4/22 15:33

山の神からの景色を見ながら、お膝さんをマッサージ。悪い血を流さなくては

4/22 15:39

よし。休憩終了。この道を降りるのだ〜

4/22 15:47

山の神から和田への道は、ちょっぴり足場が悪い滑りやすい道をつづら折れに降りていく

4/22 15:58

そして今度は石ころゴロゴロ。地味にきついのであったよ

4/22 16:08

わーい。桜さんが応援に来た

4/22 16:14

あ、今日初めての水場、現れる

4/22 16:14

この優しい水の音にホッとする

4/22 16:20

左に川を見ながら、川沿いに歩く。せせらぎを聞きながら

4/22 16:25

振り返って一枚。つづら折れの道がよく分かる。さてこれで登山道はおしまいかな

4/22 16:25

ここからは林道歩き

4/22 16:41

そして車道に出た！　日没前に下界に出られてよかった。冬だったらアウトでしたね〜。あとは車道歩きのみ

4/22 16:55

和田バス停の周りには鯉のぼりのディスプレイ。緑の山によく似合ってる

4/22 16:56

ボヨヨ〜ン

4/22 17:17

舗装道路の歩き、60分弱で鎌沢駐車場に戻ってきました。長かったけれど、道沿いに古風で素敵なお家が並んでいたのであまり飽きませんでした。引き戸の玄関のあるお家、憧れる

10キロちょいの距離、高低差もそんなにないのに、こんなに時間がかかったということは、意外と岩場や急坂の下りに手こずったんですね。時間がかかっても安全優先。怪我をしてはいけません。
今日も無事に昇り降りできたことに、ありがとう。

4/22 18:26

山行中、無性にお蕎麦が食べたかった。しかも関西の透き通ったおつゆではなく、コッテリ甘辛の濃い醤油味の蕎麦つゆが恋しかった。鎌沢から少し走って、高尾山口まで。東京への帰り道の途中だしね。いつも行くお蕎麦屋さん「橋本屋」さんに滑り込みセーフ。あと一人分だけお蕎麦が残っていたと言われ、ラッキー。昨夜の夕飯から何も食べていなかったので、貪るように食べた。生き返りました！このあとはもちろん「極楽湯」で酷使した身体をケアして、めでたしめでたし

撮影機器：

iPhone 13 Pro 256GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

アウター ソフトシェル ベスト Tシャツ インナー トレッキングタイツ アルパインライトパンツ ソックス ソックス替え 膝サポーター（左右） かっさ ライトタオル x 2 エアクッション スリング フィンガーグローブ ネックゲーター キャップ 自分の眼鏡 チェーンスパイク スパッツ ダブルストック ポールのチップ入れ サーモボトル x 3 行動食 ファーストエイドキット ヘッドライト 予備用乾電池 ネックライト レインジャケット レインパンツ Mystery Ranch 40リッターパック Mountain Hardware サコッシュ お財布 Fitbit iPhone 充電器とケーブル 地図 ティッシュ 濡れティッシュ ゴミ入れプラスチックバッグ

備考

ヘアバンド

感想

こりす

生藤山頂上で一緒になった女性の方が言っていたように穴場のコースですね。
桜のプロムナードで有名な生藤山だけれど、かつての桜の開花は望めないにせよ、桜がなくても十二分に素晴らしい山。
写真には撮らなかったけれど、魅力的な春のお花があちこちいっぱいでした。足元にはいつも小さなすみれが咲いていたし。
何よりも新緑ベビーズのパワーが素晴らしい。生きるエネルギーをもらえます。
きっと紅葉の時期も素敵なのだと思います。

人はあまりいなくて（この日出会ったハイカーは、4、5人）静かな山歩きができるし、程よくベンチもあって所々でのんびりできるので、ソロハイクにぴったりかな。