音波山・下谷山
- GPS
- 08:55
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 495m
- 下り
- 38m
コースタイム
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から県境稜線までは急登、県境稜線からは大きなアップダウンは無く、標高差200mを穏やかに登る。送電線鉄塔を離れると山毛欅の森が続く。分岐点付近は二重山稜状で地形が入り組み地形確認を確実に行うこと。全般にテープ類は雪で隠れて殆ど見かけなかった。 |
写真
感想
残雪を求めて湖北最北の中央分水嶺を音波山から下谷山まで歩いてきました。
北国街道の要衝栃ノ木峠から東に連なる分水嶺上の音波山(点名:音波 872.63m)と下谷山(Ca971m)を往復10時間掛けて尾根を辿りました。
前日から寒の戻りの大雪で北陸道にもチェーン規制が係り、期待以上の降雪で県境稜線の山々は冬山に逆戻り。スタート地点であるベルグ余呉スキー場入り口の駐車場も一面の積雪、周りの山々も白くお化粧をし最高のコンディション。
仕度を整え、橋を渡って林道すぐ左にある関西電力の巡視路から尾根に取り付く。通常なら雪の溶けた巡視路なのだが、今日は雪の付いた急坂を登る。
最初の鉄塔でわかんを装着し、更に登ると周りの山々が朝日を浴びてその白い姿を現す。細い尾根ならルートも分かり易いのだが、尾根が広くなると登山ルートが積雪のため分かり難く、更に灌木を避けながら進むため以外に時間が掛かった。
三角点のある765mPを過ぎ標高が800mを越えると送電線から離れ、一面山毛欅の尾根を進む頃から天気も徐々に回復に向かい時折日も差す。
音波山(点名:音波:872.63m)山頂には山名板も無く、うっかりすれば通り過ごしてしまいそうな山頂でしたが、南側が開け横山岳金糞岳も望める。尾根は次第に南へ方向を変え、尾根も更に広くなり複雑な地形と相まって入念に地形確認を行い、下谷山とCa873への分岐点付近では、県境稜線を間違わないように更に慎重を期し、やっと下谷山山頂へ到着。
ここにも山名を表示する表示板は無いが、ねじ曲がった樹木の表面にマジックで「下谷山」と書いてあるのを見つける。
山頂は風も強くお昼を食べるには寒いので、南西側に風を避け東南方面の展望を楽しみながら食事と会話を楽しみ元来たルートを戻る。
トレースを辿るのでルート探しの必要がないだけ早く戻れると思ったが結果はあまり違わなかった。出来ればCa873mを通る南尾根を辿り周回するコースを辿りたかったが、車が下山口にもう一台必要になるので今回は往復でした。
山毛欅の紅葉を楽しむ秋にもう一度訪れてみたいですね。
コメント
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期待以上の降雪・・・でしたね。
もうすぐ4月、もう降らないとは思いますが、この時期の湖北の新雪、ある意味ラッキーだったかもしれませんね。
私は、日曜日3週連続で横山岳に登ってしまいました。
ちょっとはまっています。(笑)
このルート、山の存在も知りませんでした。
さすが、unsuiさんです。
秋巡られる場合、よろしければ是非お声をかけて下さい。
yoshikun1さん おはようございます。
横山岳や霊仙山がすぐ近くにあり、すぐ登れるのは羨ましいですね。
音波山から下谷山の国境稜線は、全山山毛欅の森で本当に素晴らしいですね。
秋も山毛欅の紅葉を楽しみに是非とも周回ルートで訪れてみたいです、ただ下山口に車を一台デポする必要があります。
以前から、高島トレールの朽木の山々と芦生原生林も度々訪れて来ましたが、その規模も余呉トレールの方が格段上回っています。
もうしばらくは、更に北を目指せば残雪の山を楽しめそうですね。
yoshikun1さんの地元、余呉トレールの山々の記録を楽しみにしています。m(_ _)m
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