UTMF2022

2022年04月22日(金) ~ 2022年04月23日(土)

• GPS: 31:51
• 距離: 152km
• 登り: 6,123m
• 下り: 6,187m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:05
• 休憩: 0:09
• 合計: 8:14

距離 52.3km 登り 1,407m 下り 1,275m

15:45 スタート地点
16:58 村山道−林道富士裾野線交点
18:52 18:54 天神山
18:59 19:00 西富士中学校
19:19 天子ヶ岳登山口１
19:32 天子ヶ岳登山口２
20:06 20:07 田貫湖キャンプ場
20:15 20:17 長者ヶ岳登山口
20:39 遠照寺
22:46 石割峠・A沢貯水池分岐
23:05 23:06 端足峠
23:27 23:28 端足峠入口
23:32 23:33 本栖湖いこいの森キャンプ場
23:59 宿泊地

2日目

• 山行: 22:38
• 休憩: 0:53
• 合計: 23:31

距離 99.6km 登り 4,726m 下り 4,916m

0:05 佛峠
0:20 中ノ倉山
0:43 中之倉峠
1:22 1:23 パノラマ台
1:35 烏帽子岳
1:47 1:48 パノラマ台登山口
2:05 2:06 城山登山口
2:18 2:19 精進湖入口バス停
2:56 精進口登山口
3:48 氷穴バス停
3:53 鳴沢氷穴
4:06 4:07 紅葉台展望台
4:17 紅葉台
4:55 足和田山
5:05 段和山
5:13 5:14 東海自然歩道分岐
5:17 5:18 機織り窪
5:24 大嵐山
5:28 羽根子山
5:33 5:34 大嵐入口バス停
6:25 富士吉田口 河口湖IC
8:04 大塚丘
8:26 小倉山
8:35 道の駅富士吉田
9:27 忍草山西峰
9:34 忍草山
9:38 忍草山東峰
9:44 9:45 金毘羅山
9:49 9:50 鳥居地峠
10:21 二十曲峠入口
10:56 10:57 忍野村民交流公園
11:44 11:45 大平山
11:50 11:51 イモ山
11:56 11:57 大窪山(皆形山)
12:07 12:08 平尾山
12:29 12:30 石割神社前社
12:34 12:41 平野バス停
13:07 山中湖交流プラザきらら
13:23 パノラマ台
13:42 鉄砲木ノ頭
13:50 大岩
14:02 切通峠
14:21 14:22 高指山
14:33 14:34 富士岬平
14:59 15:00 大棚ノ頭巻道分岐
15:10 山伏峠
15:35 石割山分岐
15:57 日向峰
16:04 小天狗
16:12 石割山
16:27 16:48 二十曲峠
17:02 四等三角点 砂須山
17:16 17:17 加瀬山
17:27 立ノ塚峠
18:16 18:17 子ノ神
18:42 18:44 杓子山
19:56 忠臣藤原藤房卿の墓
20:02 20:04 背戸山
22:27 送電鉄塔
22:34 霜山
22:46 湖畔分岐
22:58 天上山
23:09 森ノ山
23:36 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

前日の大雨で急遽天子山塊のルートがカットになったため、長丁場の半分以上がロード。ロード以外の路面は荒れ気味。杓子山の登りはレースではあり得ない岩場があり、衝撃でした。

その他周辺情報

23時までのゴールなら富士急ハイランドに温泉があったようです。
山中湖エイド手前の街中で立寄り可の7-11あり。ルート上には自販機多数。

写真

4/19 23:41

およそ2500kal × 2回分=5000kal用意しましたが、1500kal分は余りました。安定のピットインは飲み易くはないけれど、確実に身体が動くようになります。Meisanのサイクルチャージカフェイン200は眠気がすぐに吹き飛んで、6時間くらい持続する感じでした。Koda(旧Shokz)のジェルは別に旨くはないけれど、味が穏やかで飲みやすいので気に入ってます。今回初のアミノバイタルゼリーは美味しくておススメ。飲み口の小片のゴミを出さない工夫も◎。すべてのジェルに標準装備して欲しい。メダリストは胃が不調になるとオレンジフレーバーが受け付けず、スタート時のみしか使用しませんでした。自販機で麦茶ばっかり買ってました。この他に口直し用に梅チューブを二本。

4/22 15:10

国内最大のトレランイベントであるUTMFが、静岡県の富士山山麓で行われました。参加人数も最大級の2400人。

4/22 15:24

コロナ禍で行われる今回は、海外有力選手の参加が無く、いつもはシビアな抽選も今回はその分緩やか。この幸運をものにして抽選をくぐり抜け、初参加することに。

4/22 15:38

抜けるような青空の下、UTMF2022が遂にスタートです。

4/22 16:07

制限時間44時間という長丁場にもかかわらず、その参加人数の多さゆえに、前後にヒトの気配が絶えることはありません。

4/22 16:18

4/22 17:17

この大会の最大の売りである富士山は、今回のレース中たびたび壮麗な姿を見せてくれました。

4/22 17:21

序盤のシングルトラックは高圧線下の平坦地のみ。第1エイドまでのコースはそのほとんどが舗装路か未舗装林道。

4/22 17:23

こんな渋滞ポイントも。
この辺りは火山灰由来で土が黒い。

4/22 18:25

第1エイド外観。特筆すべきものは無かったような。これから夜パートに入ります。

4/22 18:24

第1エイドのガンバフンバくん。
普通に話すタイプのゆるキャラです。

4/22 21:25

麓の第2エイド。夜パートだけに途中の写真は全くなく、記憶もありません。

4/22 21:21

第2エイド名物？
富士宮焼きそば。トレランの時にソース味って最高に美味しい。
本日の足元はASICS のgel-Kayano28。ロードの多い前半に備えて選択。後半用にモントレの斑尾イエローを用意していましたが、結局使わず。

4/23 2:40

精進湖の第4エイド。ここの軽食は豚汁とおにぎりだったかな。
この前に本栖湖の第3エイドがあったはずが、記憶障害を疑うくらいに記憶がない。真夜中に懸命にエイドサポートして下さった皆様、どうもすみません。

4/23 4:55

足和田山から。
晴れて見通しのきくところであれば、必ず見える雄大な富士山。

4/23 4:58

夜明けの河口湖。

4/23 5:11

4/23 5:11

朝焼けはちょっと残念。

4/23 6:09

この辺りの住人はこの景色が日常なわけだから、さすがに写真フォルダが富士山だらけにはならないですよね。

4/23 6:17

この辺りはやはり少し春が遅いのか、未だ満開の桜がちらほら。街中ランの無聊を慰めてくれます。

4/23 6:20

新緑が溢れてる。

4/23 6:31

富士宮ハイランドのエイド。ドロップバッグの受け取りができるので、着替えや持ち込み食料の摂取など、ここではしっかり目に休憩しました。

4/23 7:49

4/23 8:37

道の駅の辺りで、建物を丸のまま持ち上げて、土台をやりかえる作業中。

4/23 9:21

遮るものなく、均整の取れた富士山。忍草山からが今回のマイベストでした。

4/23 9:28

忍草山へは長ーい作業道を経て、最後は道なき道の直登。

4/23 10:04

4/23 10:28

忍野エイドへのロードが長ーい。

4/23 10:33

忍野エイド。ここまでのロードの長さに気持ちが切れて、ちょっとゴロゴロしたりと長めに滞在しましたが、あまり印象に残らず。固形物はバナナくらいしか無かったような気が。

4/23 11:44

大平山山頂から。登山者の方がたくさんおられました。

4/23 12:02

この階段は段差が高くて嫌でした。特に下り。

4/23 12:08

平尾山山頂から。

4/23 12:47

山中湖付近は観光客で溢れていました。7-11で麦茶を補給。エイドの写真は撮り忘れましたが、比較的小規模だったような。マッサージとテーピングブース有り。

4/23 13:36

野焼きの山の急登を経て鉄砲木ノ頭山頂へ。
この辺りでKAI69のトップ選手に追い抜かれました。急登を走っていった…。

4/23 14:50

どこぞの動画で、山中湖と二十曲の間が一番辛いと解説していた方がいましたが、確かにその通り。目立ったピークはありませんが、地味な登り下りが連続します。ゴールまでの距離はまだ50kmほどもあり、今までの疲労も相まって、前向きに楽しもうとする気力が盛り上がってきません。

4/23 15:25

4/23 16:50

ようやくの二十曲エイド。
スタッフの方に「あともうちょっとでエイドですよ」と言われてからが長かった。

4/23 17:55

杓子山の登りにはトレイルレースではあり得ないような岩場の直登が。苦手な人は苦労したんじゃなかろうか。

4/23 18:02

杓子山手前の偽ピークから。こっちの方が高いのに。本物ピークが遠くに見えて、一度気持ちが切れました。

4/23 18:41

杓子山山頂。UTMFは2晩目に突入。杓子山の下りは急すぎてほとんど走れずでした。長ーい林道を経て最後のエイドへ。

4/23 20:32

富士吉田エイド。吉田うどんいただきました。味噌ベースのおつゆが疲れた身体に染みわたりました。あともうひと踏ん張り。この後市街地を抜けて、クリア後の隠しダンジョンのような霧山に取り付きます。ここから何故かどこかが覚醒したようで、登りも下りも脚がよく動きました。吉田うどんのお陰かも。

4/23 23:32

ようやくゴール会場の富士急ハイランドへ。写真は会場の入り口でゴールゲートではありません。夜中のゴールとあって少しばかり寂しい感じ。ゴールして六花さんとグータッチして終了、でした。完走はとても嬉しかったけど、感動で頬を濡らすとか、終わってしまうことが少し寂しいとかはありませんでした。

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

mana-ka

エントリー期限ギリギリの昨年末にようやくITRAポイントが貯まり、ダメ元で申し込みました。一度は抽選に漏れたと連絡があったものの、年末のレースのポイント認定が確認できたとかで、エントリーできることに。
　紆余曲折あっての初100マイルレースでしたが、加齢による記憶力の低下のおかげか、苦しい記憶はすでに忘却の彼方に過ぎ去り、ゴールの達成感とか、富士山バックの桜並木とか楽しい記憶ばかりで、すでに次回のエントリーを検討中。

　距離の長さに絶望し、睡魔に挫折し、体調不良に苦しみ、足の痛みに泣きながら、それでも復活し、前に進むことができました。160kmという長さゆえに好不調の波があるものの、諦めなければ必ずゴールできるもんなんだと思えました。

　UTMFのエイドでは、飲食物の量は充分なんですが、種類がちょっと残念。コロナ禍というのが理由にあるんでしょうけども。バナナとドーナツはとにかく大量にありました。胃がやられたらドーナツなんて食えるのか？飲み物もお茶の類も欲しかった。
　あと、ゴール後のお風呂はなんとかして欲しいなー。

　普段50kmくらいのレースをメインにしているので、UTMFなんて別の世界の話とばかり思っていましたが、実際のところやってみれば何とかなるもんです。人生っておもろいなー。

コメント

yukkirate

UTMFも出られていたんですね！見たらその後ビワ100とかどんどんパワーアップしてるじゃないですか！私もUTMFが初の100マイル(と言うか同じく50kmくらいのレースしか出た事なかった)でしたが、その後エスカレートすることは無く…🤣
読み応えのあるレコで、久しぶりにUTMFの感動を思い出しました。天気が良くて桜が綺麗で、近年無い最高のコンディションのレースでしたね。