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Yamareco

記録ID: 4206896
全員に公開
雪山ハイキング
奥秩父

破風山敗退、雁坂小屋泊、古礼山

2022年04月23日(土) ~ 2022年04月24日(日)
情報量の目安: A
都道府県 埼玉県 山梨県
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
12:38
距離
25.6km
登り
1,982m
下り
2,027m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:45
休憩
0:28
合計
7:13
距離 13.9km 登り 1,633m 下り 774m
11:12
11:22
22
11:44
45
12:29
12:30
57
13:27
13:28
29
13:57
14:03
53
14:56
47
15:43
15:49
61
16:50
16:52
30
17:22
17:23
18
17:41
2日目
山行
4:46
休憩
0:05
合計
4:51
距離 11.7km 登り 367m 下り 1,256m
9:53
46
10:39
26
11:05
11:06
38
11:44
11:45
28
12:13
12:16
136
雁坂嶺を過ぎると、雪が出てきます。進めないほどの雪ではありませんが、ところどころ凍っているので、つぼ足にせよ、アイゼンをつけるにせよ、時間がかかります。凍っている箇所が多かったので、結局アイゼンをつけた方が早かったように思います。雪は所々で深く(足跡が深さ30センチを越えるくらい)足をとられて転んだところもあります。
天候 晴れだけど春霞、翌日は曇り時々小雨のガス
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
塩山と山梨市から西沢渓谷行きのバスがあります。塩山から行く場合は、みとみのバス停はないので、「みとみ道の駅で下ろして下さい」と運転手さんに伝える必要あり。
コース状況/
危険箇所等
【みとみ道の駅から雁坂峠まで】
雪はなし。渡渉箇所が何箇所かあります。足場の悪いところもあります。足元に気をつけていけば大丈夫。判りにくいところには大抵ピンクリボン。一つ目の渡渉までの沢沿いの登山道で、沢に向って降りて行く道にピンクリボンがついている箇所があります。下りていかないほうの登山道の先にもピンクリボンがあって、雁坂峠へはそちらが正解です。
【雁坂峠から東破風山のちょい先(行った所まで)】
元々危険箇所なしでハッキリした道です。ピークの北側を巻く道は膝位?の雪が続きます。そこ以外にも所々深い場所あり。それでも踏み抜きで足を取られるのはそう多くないのですが、坂で雪が積もってて足元が危ない、雪の下に氷、という箇所かそれなりにあります。段々雪も解けるでしょうが、深い所で30センチ以上あったことに鑑みるに、危険箇所なしになるにはもう少し待たねばという感じ。アイゼンは必携だと思います。
【雁坂峠から小屋】
登山道の上に少し雪が残ってところどころ氷になっていました。私が行った日はアイゼンがあったほうが安心だと思いました。
【小屋から雁峠】
水晶山の手前、原生林に雪が残っていました。所々凍っていたので、アイゼンをつけようか迷いました。
その先には雪はありませんでした。うっかり巻き道のほうを通ってしまったピークもあるのですが、全然雪はありませんでした。
【雁峠から新地平】
雪なし。危険個所なし。渡渉箇所は何か所かあり。ただ、私が行った日は水量が少なかったです。(去年の夏はもっと水量があった気がする)
ピンクリボンも増えて、道はわかりやすくなってるとは思います。あと、渡渉箇所はわたりやすい所を探してわたるのが基本です。
その他周辺情報 もう、はやぶさ温泉一択。
バス停そば。露天風呂あり。坂の上にあって、周りを気にすることなく、空を楽しめる。700円。
レジ前で農産品など販売。コロナ禍のため、休憩スペースは飲食利用者以外使用不可。
他にも笛吹の湯や花かげの湯なんかも寄ろうと思えば寄れるんだけど、なんかこっち来ちゃうんだよね。
みとみ道の駅出てすぐに入口
2022年04月23日 10:19撮影 by  SH-M12, SHARP
4/23 10:19
みとみ道の駅出てすぐに入口
道なりに行って、橋を渡り、ここを曲がる、と。
2022年04月23日 10:22撮影 by  SH-M12, SHARP
4/23 10:22
道なりに行って、橋を渡り、ここを曲がる、と。
林道には桜。
2022年04月23日 10:44撮影 by  SH-M12, SHARP
4/23 10:44
林道には桜。
新緑ロード。
2022年04月23日 11:11撮影 by  SH-M12, SHARP
4/23 11:11
新緑ロード。
一つ目の渡渉箇所。こうやって見ると怖くないけれど、沢の中のどこかの石なりに足を置かないと渡れないし、沢はナメっぽい岩を流れていくから、慣れないと怖いかも。
2022年04月23日 11:30撮影 by  SH-M12, SHARP
4/23 11:30
一つ目の渡渉箇所。こうやって見ると怖くないけれど、沢の中のどこかの石なりに足を置かないと渡れないし、沢はナメっぽい岩を流れていくから、慣れないと怖いかも。
ピンぼけだけど、ハナネコノメ!
2022年04月23日 11:35撮影 by  SH-M12, SHARP
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4/23 11:35
ピンぼけだけど、ハナネコノメ!
ハシリドコロ。
2022年04月23日 11:36撮影 by  SH-M12, SHARP
4/23 11:36
ハシリドコロ。
ちょい崩れかけてるけれど、みんなちゃんと歩いている。
2022年04月23日 11:43撮影 by  SH-M12, SHARP
4/23 11:43
ちょい崩れかけてるけれど、みんなちゃんと歩いている。
幅1〜2メートルの渡渉箇所。
2022年04月23日 11:47撮影 by  SH-M12, SHARP
4/23 11:47
幅1〜2メートルの渡渉箇所。
ここの渡渉箇所はいつも上流を見てしまう。
2022年04月23日 11:47撮影 by  SH-M12, SHARP
4/23 11:47
ここの渡渉箇所はいつも上流を見てしまう。
ここは橋を置いてくれた人が。感謝。
2022年04月23日 11:54撮影 by  SH-M12, SHARP
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4/23 11:54
ここは橋を置いてくれた人が。感謝。
最後の井戸の沢をこえると、九十九折れ。途中、振り返ったら、うっすらと富士山が見えた。
2022年04月23日 12:54撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
4/23 12:54
最後の井戸の沢をこえると、九十九折れ。途中、振り返ったら、うっすらと富士山が見えた。
峠の近くはカヤトになっている。
2022年04月23日 13:20撮影 by  SH-M12, SHARP
4/23 13:20
峠の近くはカヤトになっている。
今日は破風山の方へ。
2022年04月23日 14:28撮影 by  SH-M12, SHARP
4/23 14:28
今日は破風山の方へ。
山にはなんで坂があるのか(嘆息)。おまけに雪が凍ってる。でもそこが登山道ならば進むのみ。(帰りはアイゼンつけた)
2022年04月23日 14:52撮影 by  SH-M12, SHARP
4/23 14:52
山にはなんで坂があるのか(嘆息)。おまけに雪が凍ってる。でもそこが登山道ならば進むのみ。(帰りはアイゼンつけた)
折返し地点。この先へ行くと明るいうちに小屋につけない。もうちょっと先まで行きたかったなあ(涙)
2022年04月23日 15:19撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
4/23 15:19
折返し地点。この先へ行くと明るいうちに小屋につけない。もうちょっと先まで行きたかったなあ(涙)
でも戻っていくと雁坂嶺が見える(^o^)
2022年04月23日 15:47撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
1
4/23 15:47
でも戻っていくと雁坂嶺が見える(^o^)
振り返って。雪の残る登山道と都賀の林。その向うに春霞に霞む山々。
2022年04月23日 16:33撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
4/23 16:33
振り返って。雪の残る登山道と都賀の林。その向うに春霞に霞む山々。
翌朝、二度寝したら信じられない時間に起きた。曇りだからと不貞寝したんだけど、天気がダメなのは変わらず。両神山どころか、近くのピークもモクモクと立ち上るガスで見えない。
2022年04月24日 09:51撮影 by  SH-M12, SHARP
4/24 9:51
翌朝、二度寝したら信じられない時間に起きた。曇りだからと不貞寝したんだけど、天気がダメなのは変わらず。両神山どころか、近くのピークもモクモクと立ち上るガスで見えない。
水晶山の原生林。雪があるのでテンション上がって写真撮りまくる。行き先はガスで煙っている。やはり原生林にはガスが似合う。
2022年04月24日 10:30撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
1
4/24 10:30
水晶山の原生林。雪があるのでテンション上がって写真撮りまくる。行き先はガスで煙っている。やはり原生林にはガスが似合う。
古礼山真っ白。。。と思うでしょ。
2022年04月24日 11:05撮影 by  SH-M12, SHARP
4/24 11:05
古礼山真っ白。。。と思うでしょ。
でも、実は雲海。雲海の向うは近くの山の影と曇り空。
2022年04月24日 11:08撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
1
4/24 11:08
でも、実は雲海。雲海の向うは近くの山の影と曇り空。
ウメバチソウ。ツボミもありました。 ※ウメバチソウではなく、バイカオウレンの間違いです・・・
2022年04月24日 11:23撮影 by  SH-M12, SHARP
4/24 11:23
ウメバチソウ。ツボミもありました。 ※ウメバチソウではなく、バイカオウレンの間違いです・・・
これは何だっけ?
2022年04月24日 11:39撮影 by  SH-M12, SHARP
4/24 11:39
これは何だっけ?
雁峠はまだ冬。でも枝が赤らんでる。あの木は桜が咲くんだっけ?
2022年04月24日 12:05撮影 by  SH-M12, SHARP
4/24 12:05
雁峠はまだ冬。でも枝が赤らんでる。あの木は桜が咲くんだっけ?
でも登山道の上ではカエルの卵が春を待っている。(ちょっと詩的に書いてみた)
ちゃんと避けて歩けますのでご安心下さい。
2022年04月24日 12:21撮影 by  SH-M12, SHARP
1
4/24 12:21
でも登山道の上ではカエルの卵が春を待っている。(ちょっと詩的に書いてみた)
ちゃんと避けて歩けますのでご安心下さい。
沢沿いなので、やっぱりまだハナネコノメ。
2022年04月24日 12:41撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
1
4/24 12:41
沢沿いなので、やっぱりまだハナネコノメ。
渡渉。
2022年04月24日 12:56撮影 by  SH-M12, SHARP
4/24 12:56
渡渉。
また渡渉。皆さん、丸太を渡りたがるけれど、そばの石伝いもオススメですよ。登山靴なら、ですけど。
2022年04月24日 13:04撮影 by  SH-M12, SHARP
4/24 13:04
また渡渉。皆さん、丸太を渡りたがるけれど、そばの石伝いもオススメですよ。登山靴なら、ですけど。
ネコノメ☺
2022年04月24日 13:08撮影 by  SH-M12, SHARP
4/24 13:08
ネコノメ☺
最後の渡渉箇所。幅2、3メートル。中洲の突端に近いところがオススメ。でも水量多いとそこは渡れないんだよなあ。
2022年04月24日 13:16撮影 by  SH-M12, SHARP
4/24 13:16
最後の渡渉箇所。幅2、3メートル。中洲の突端に近いところがオススメ。でも水量多いとそこは渡れないんだよなあ。
林道も、傍を流れる川と上にかかる新緑に癒される。
2022年04月24日 14:06撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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4/24 14:06
林道も、傍を流れる川と上にかかる新緑に癒される。
山桜も咲いていた。
2022年04月24日 14:27撮影 by  SH-M12, SHARP
4/24 14:27
山桜も咲いていた。

装備

個人装備
チェーンアイゼン スパッツ 長袖シャツ ソフトシェル ズボン 防寒着(フリース ダウン 手袋 雨具 ザック 食糧 ヘッドランプ 予備電池 地図 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 時計 サングラス タオル ストック コッフェル バーナー ライター ガス トイレットペーパー
備考 アイゼンは絶対必要。チェーンで良いので、持ってくべき。雪が凍ってます。
北側を巻く道は雪が深いし、そこ以外にも所々膝上にまで雪があるところがあります。スパッツがないと雪が靴に入ります。
あとは帽子、毛糸のではなく、陽射しよけのがいりますね。

感想

最近全然雁坂峠行ってない。
小屋明けは来週だけど、水は出てるという。
まだ準備不足で
お客さんを迎えられる状態じゃないが、
それでもよければ宿泊できますとのこと。
何一つ手伝わないのに申し訳ないが、
お世話になることにした。

一日目は破風山を目指す。
東破風山を越えた辺りで
タイムアウト。
春霞のぼんやりした景色を楽しんで
小屋へ。

2日目、ガスガス。
でも、富士山には月見草、
原生林にはガス、と勝手におもってる。
晴れて日が差し込むのも良いんだけどね。
今回はウメバチソウがたくさん咲いてて嬉しい。

そして古礼山で曇り空と雲海という真っ白な景色。
真っ白だけど、雲海。
近くの山だけ、黒く影となって見える。
林をガスが流れていき、雲海へ流れ込む。

こんな景色好きなのは私だけだろうな。

しばらく真っ白を眺めて新地平へ向かった。
この景色、見られて良かった。
泊めてくれた小屋の関係者の方々に感謝。

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訪問者数:435人

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