金尾山〈つつじ山〉、高柿山、風のみち歩道

2022年04月28日(木) [日帰り]

• GPS: 04:17
• 距離: 10.3km
• 登り: 358m
• 下り: 341m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:54
• 休憩: 1:23
• 合計: 4:17

距離 10.3km 登り 365m 下り 374m

8:30 波久礼駅
8:51 9:32 金尾山
10:04 10:14 夫婦滝
10:47 10:51 高柿山
11:28 11:44 日本の里 風布館
11:46 11:55 姥宮神社
12:13 12:14 天狗飛石
12:17 12:18 天狗岩
12:25 12:26 松葉飛石
12:47 波久礼駅

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

電車

秩父鉄道波久礼駅を起終点(スタート、ゴール)

コース状況／危険箇所等

『だって楽しい山あるき』(山中美子、関根茂子共著、新ハイキング社)の「秩父・金尾山から高柿山」(P84〜86)を参考にしました。この本のお蔭で高柿山への登り口を迷うこともなく、入山できました。

その他周辺情報

波久礼駅近くの高台に「かんぽの宿寄居」があり、日帰り入浴ができます。https://www.kanponoyado.japanpost.jp/yorii/daytrip/index.html

写真

4/28 8:39

波久礼(はぐれ)駅から車道ではなく、農道、土道をたどりました。浅い谷間にはニリンソウが咲いていました。

4/28 9:06

金尾山は別名つつじ山とも呼ばれ、受付で200円の活動協力金を払って入山しました。

4/28 8:53

約1万株のツツジが自生し、樹齢200年を超える老木もあります。

4/28 9:03

開花時期は4月中旬から5月初旬頃であり、期間中に「金尾山つつじ祭り」が開催されています。例年4月29日の「 昭和の日」には、山頂にある愛宕神社の例祭が行われ、獅子舞が奉納されます。

4/28 8:57

この日は、花の最盛期から4日〜1週間遅かったようです。

4/28 8:48

山頂へは、階段の続く表参道のほか、迂回しながら緩やかに登っていく、南参道、北参道があります。

4/28 9:42

陽当りのよい上部の方が、開花は早かったようです。

4/28 8:56

なかには燃えるように鮮やかな木も残っていました。

4/28 9:13

金尾山は戦国時代には、鉢形城の支城である要害山城が置かれていました。本丸は頂上にあったとされ、今はそこに展望台が建っています。展望台からは、波久礼駅、寄居橋、玉淀湖などの寄居町側のほか、長瀞町側も広く見渡せました。

4/28 9:10

頂上の一段下に二の丸跡があり、愛宕神社や東屋のある広場になっています。

4/28 9:54

道端に咲く春の花々を楽しみます。
〈ハナショウブ〉

4/28 10:01

〈ヤグルマギク〉

4/28 10:04

〈ツリガネスイセン〉

4/28 10:09

2本の滝が寄り添うように流れ落ちているので「夫婦滝」と呼ばれています。

4/28 10:21

4/28 10:23

高柿山の登り口は、この庚申塔が目印になります。

4/28 10:32

樋口線55号鉄塔の脇を過ぎます。

4/28 10:50

290m峰が高柿山です。登山道は巻いており、巻き終わった所から高柿山を往復しました。山頂には、山名標のようなものはありません。

4/28 10:53

新緑の雑木道を足任せに進みます。

4/28 10:59

〈ガマズミ〉

4/28 11:19

〈オオデマリ〉

4/28 11:24

〈シャガ〉

4/28 11:44

日本(やまと)の里は、風布(ふうっぷ)川の自然を守り、名水の里として整備されました。

4/28 11:31

風布館（レストハウス）、水車小屋、バーベキュー場等の施設があります。

4/28 11:30

風布川の日本水(やまとみず)は、環境省の名水百選に選定されています。日本武尊が東征の際、この地で戦勝を祈願し、剣を岩壁に刺したところ、水が湧き、あまりの冷たさに一杯しか飲めなかったという伝説から「一杯水」の別名もあります。

4/28 11:55

姥宮(とめみや)神社では、狛犬ではなく、親蛙の背中に3匹の子蛙が乗った狛蛙です。

4/28 11:51

胎内くぐり(神潜りの岩穴)とあり、潜り抜けると、疱瘡、麻疹に罹患しないと言います。

4/28 11:50

しめ縄の張られた岩の下部に胎内くぐりの穴があります。

4/28 11:52

這って潜り抜けましたが、身体の太い方は難儀するかも知れません。

4/28 11:51

御神木の「富發(ふはつ)の杉」です。

4/28 12:09

風布川沿いの「風のみち歩道」を進みます。

4/28 12:16

沸飛石、天狗飛石、天狗岩、松葉飛石などが続き、春の野草も楽しめる「風のみち歩道」でした。

撮影機器：

Canon IXY 650 Canon

SO-01L Sony

感想

OLTA

前掲のガイド本では、実踏年月日の「2009年4月29日」は、ちょうど満開のツツジが見頃とありましたので、私もそれに合わせて4月28日に計画したのですが、見頃は過ぎていました。それでも、高柿山の新緑、日本の里、日本水、姥宮神社、風布川沿いの「風のみち歩道」など興味深いものがあり、楽しい一日になりました。