山梨県七面山敬慎院
- GPS
- 28:03
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,647m
- 下り
- 1,819m
コースタイム
羽衣9:10ー肝心坊10:10/10:26ー中適坊11:00/11:10ー晴雲坊12:10ー敬慎院14:00
3/22(土)
敬慎院4:05ー七面山1860m付近で撤退4:50ー敬慎院5:24/7:40ー大イチイ8:11-奥の院8:49/8:57ー明浄坊9:42/9:42ー安住坊10:35/10:55ー七合目12:00/12:10ー角瀬12:50
GPSデータは中適坊から敬慎院まではデータ無し
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下りは裏参道で角瀬に降りる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
表参道30丁目より上はアイゼン必要。六本歯で可。 裏参道は14丁目ぐらいまでアイゼン必要 七面山は10本刃以上のアイゼンとピッケル要でしょう |
写真
感想
このところ里の藪山の彷徨だけで人様に報告するに値するような山行は皆無でした。
久々の会山行参加。正直なところダイヤモンド富士が目当ての山行であった。(七面山は富士山の西にあって、春秋の彼岸には富士山頂から日が昇るのが見られる)。
そんなミーハーな思いはさておき、ここは古くから由緒ある霊山で法華教を守る七面大明神をお祀りする身延山久遠寺の一つの院である。鳥居しめ縄があり不思議な感じである。神仏混淆の典型を感じる。
この山登りは修行という。最近少し体調を崩していて久々の山行でリバリビのつもり=修行と思って登る。(山行中は良かったのですが、4,5年経験したことのない大腿四頭筋の痛みがもろ出ました)
敬慎院では別当上人始め僧侶、座敷番というらしいが御膳や布団お上げ下ろしをする七曜紋のついたハッピをきたから従業員が私のような動機不純な非信心の登山客も別け隔てなく宿泊(参籠というらしい)者をにこやかに丁寧に迎えてくれる。(宿泊者は別として女性はいない)
夜のお勤めは宿泊者は皆出ることが義務付けられ(一時間半程度かかった)、まずご開帳(意味わからなかったので質問したら七面大明神と縁結びするための儀式である旨の説明を受けた)で、ご焼香の際七面大明神を間近で拝見した。神様より仏様の様相であられた。その後お勤めで全僧侶15名余り揃って、の勤行であり他宗にはないと思われる怒鳴るような力強い読経もある。我々参籠者もお題目のところは日蓮宗の法具である団扇太鼓叩いて唱える。(私は、実家の菩提寺が日蓮宗で興味深く喜んで参加) 頂いた御札は実家の仏壇に供えましょう。
ご利益でか山行中の睡眠はいつも浅いのだが今回は熟睡出来た。七人用布団は思っていたより薄くその分4,5枚重ねであった。
翌未明山頂を目指し登ってみるが、雪深く冬山の装備必要でピッケルまでは持っておらず時間かかり過ぎて御来光を見られないのは主目的を逃すことになるのであっさり途中で撤退。
随神門前の御来光遥拝所でご来光を待つ。一日違いの影響か山頂の左肩から出てまっすぐ上でなく右斜に日は登っていった。
下山は裏参道を下る。大イチイを見物に行ったら、ここまでは雪かきしてあったが奥の院への道は雪で道わからず。GPSで事なきを得た。奥の院以降雪深かったがしっかりしたトレールついていて危険なところは特に無かった。奥の院まで来る人は皆表参道に戻り、以降は安住坊の堂守の他登って来る人も下る人にも会わなかった。
山岳宗教の一端に触れた山旅であった。
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