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Yamareco

記録ID: 4217689
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ハイキング
中国

黒滝山 〜 白滝山 歩いても眺めてもよい山でした

2022年04月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:40
距離
7.7km
登り
652m
下り
639m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:58
休憩
0:41
合計
3:39
距離 7.7km 登り 652m 下り 654m
7:53
5
7:58
7:59
5
8:04
17
8:21
8:22
4
8:26
8:31
7
8:38
8:45
38
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9:33
25
9:58
9:59
11
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10:14
2
10:16
10:28
2
10:30
54
11:24
5
11:29
3
11:32
JR忠海駅
天候 曇のち快晴
南西の風1〜3m/sくらい
絶好の登山日和!
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往復ともにJR呉線忠海駅から徒歩です。
コース状況/
危険箇所等
●総じて踏み跡は明瞭です。豪雨水害らしき痕跡が一部まだ見られますが通行には支障ありません。
●福寿山(地形図上のP259、またの名を貧乏山)周辺は地形図や登山地図に記載されていないバリルートですが、地元の方々によって道標やピンクテープ、固定ロープ等が丁寧に整備されています。
●黒滝山頂上付近に石鎚山の行場を模したような鎖場があります。傾斜はそこそこで手掛かり足掛かりもあるので、そんなに難しくはないかと。
その他周辺情報 食料や飲料の調達には忠海駅前のコンビニが使えます。トイレもありました。なお、忠海駅のトイレは駅舎併設の施設内にあり、早朝は閉鎖されていて使えませんでした。
呉線の忠海駅前から出発します。
2022年04月30日 07:50撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/30 7:50
呉線の忠海駅前から出発します。
国道185号を東へ200m余進むと、黒滝山は左という看板があります。
2022年04月30日 07:55撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/30 7:55
国道185号を東へ200m余進むと、黒滝山は左という看板があります。
船溜まりの向こうに鋭鋒・黒滝山。
2022年04月30日 07:56撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/30 7:56
船溜まりの向こうに鋭鋒・黒滝山。
表参道かな? 戦前の地形図に黒滝山への主な道として書かれているルートです。道は画面正面の禅院を迂回してまっすぐ続きます。
2022年04月30日 08:03撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/30 8:03
表参道かな? 戦前の地形図に黒滝山への主な道として書かれているルートです。道は画面正面の禅院を迂回してまっすぐ続きます。
カチカチ山w
2022年04月30日 08:08撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/30 8:08
カチカチ山w
乃木将軍腰掛岩。明治39年てことは、日露戦争の翌年です。心安らぐひとときを過ごしたのではないかと想像をめぐらしました。
2022年04月30日 08:16撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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4/30 8:16
乃木将軍腰掛岩。明治39年てことは、日露戦争の翌年です。心安らぐひとときを過ごしたのではないかと想像をめぐらしました。
道の傍らに観音様がたくさん並んでいます。この正体は後で判明しました。
2022年04月30日 08:19撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/30 8:19
道の傍らに観音様がたくさん並んでいます。この正体は後で判明しました。
正面に幸福の鳥居が見えます。本道はまっすぐ続きますが、地形図上の巻き道(徒歩道)に左折して入りたくて、このへんだろうと左の山に分け入り踏み跡をたどりました。しかしそれは意図した道ではなく、旧参道だったようです。まあ問題なく通れましたが。
2022年04月30日 08:21撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/30 8:21
正面に幸福の鳥居が見えます。本道はまっすぐ続きますが、地形図上の巻き道(徒歩道)に左折して入りたくて、このへんだろうと左の山に分け入り踏み跡をたどりました。しかしそれは意図した道ではなく、旧参道だったようです。まあ問題なく通れましたが。
右から出てきました。現在の本道は正面から上がってきます。
2022年04月30日 08:26撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/30 8:26
右から出てきました。現在の本道は正面から上がってきます。
山頂への正規登山道は右ですが、観音堂に立ち寄ろうと考え直進しました。
2022年04月30日 08:28撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/30 8:28
山頂への正規登山道は右ですが、観音堂に立ち寄ろうと考え直進しました。
山の観音堂。ここの眺めもなかなかですが、先を急ぎましょう。
2022年04月30日 08:31撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/30 8:31
山の観音堂。ここの眺めもなかなかですが、先を急ぎましょう。
観音堂から正規登山道に戻ろうとしたら、途中に石鎚神社の鳥居が。おや、その奥に何かのぞいています。
2022年04月30日 08:29撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/30 8:29
観音堂から正規登山道に戻ろうとしたら、途中に石鎚神社の鳥居が。おや、その奥に何かのぞいています。
鎖場😍
2022年04月30日 08:32撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/30 8:32
鎖場😍
1本目の鎖場を上がってみると石祠。これが石鎚神社かな。
2022年04月30日 08:34撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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1本目の鎖場を上がってみると石祠。これが石鎚神社かな。
祠の横から2本目の鎖が上へと延びています。
2022年04月30日 08:35撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/30 8:35
祠の横から2本目の鎖が上へと延びています。
上がり切ったところが黒滝山の頂上でした。小規模ながら双耳峰になっていて、これは北峰から南峰を見たところです。なかなかに文学的な景色です。
2022年04月30日 08:39撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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4/30 8:39
上がり切ったところが黒滝山の頂上でした。小規模ながら双耳峰になっていて、これは北峰から南峰を見たところです。なかなかに文学的な景色です。
黒滝山から北西に尾根をたどり、鞍部に下りたあたりで福寿山へと斜面をさらに下りていきます。親切な道標がたくさんあって助かりました。
2022年04月30日 08:53撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/30 8:53
黒滝山から北西に尾根をたどり、鞍部に下りたあたりで福寿山へと斜面をさらに下りていきます。親切な道標がたくさんあって助かりました。
福寿山は右折、直進すると八丈岩。
2022年04月30日 09:01撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/30 9:01
福寿山は右折、直進すると八丈岩。
やる気を刺激してくれる看板w
2022年04月30日 09:02撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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4/30 9:02
やる気を刺激してくれる看板w
これが八丈岩。ロープは岩伝いにさらに下へと続いていましたが、今日はやめておきます。
2022年04月30日 09:03撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/30 9:03
これが八丈岩。ロープは岩伝いにさらに下へと続いていましたが、今日はやめておきます。
これから目指す福寿山を見上げたところ。南面は崩れやすそうですね(後刻、山頂でそういう注意書きを目にしました)。
2022年04月30日 09:04撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/30 9:04
これから目指す福寿山を見上げたところ。南面は崩れやすそうですね(後刻、山頂でそういう注意書きを目にしました)。
福寿山へは谷底までいったん下り、そして谷を詰めていきます。細い沢が花崗岩を削って小さな滝をいくつも形成しています。
2022年04月30日 09:11撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/30 9:11
福寿山へは谷底までいったん下り、そして谷を詰めていきます。細い沢が花崗岩を削って小さな滝をいくつも形成しています。
滝を超えると平坦な沼地、そして脱穀機の残骸。昔はこんな山奥にまで水田を作っていたのかもしれません。
2022年04月30日 09:15撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/30 9:15
滝を超えると平坦な沼地、そして脱穀機の残骸。昔はこんな山奥にまで水田を作っていたのかもしれません。
谷を詰めて尾根をたどっていくと、頂上が見えてきました。
2022年04月30日 09:22撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/30 9:22
谷を詰めて尾根をたどっていくと、頂上が見えてきました。
福寿山(貧乏山)頂上です。地理調査所の三角点がありました。
2022年04月30日 09:23撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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4/30 9:23
福寿山(貧乏山)頂上です。地理調査所の三角点がありました。
福寿山頂上からの展望です。
2022年04月30日 09:24撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/30 9:24
福寿山頂上からの展望です。
西を向くと形のよい山がありました。平家山。
2022年04月30日 09:26撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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4/30 9:26
西を向くと形のよい山がありました。平家山。
福寿山の頂上付近から枝道をたどった先にある大岩展望台。
2022年04月30日 09:30撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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4/30 9:30
福寿山の頂上付近から枝道をたどった先にある大岩展望台。
福寿山を後に、白滝山を目指します。駐車場に出ました。車を使えば少しの歩行で簡単に登ることもできます。
2022年04月30日 09:58撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/30 9:58
福寿山を後に、白滝山を目指します。駐車場に出ました。車を使えば少しの歩行で簡単に登ることもできます。
駐車場から白滝山を目指して歩き始めてすぐ、脇道が目にとまりました。白滝山方面、と書いてあったので突っ込みました。急登ですが、ヤブツバキがたくさんあって春先は綺麗かもしれません。
2022年04月30日 10:00撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/30 10:00
駐車場から白滝山を目指して歩き始めてすぐ、脇道が目にとまりました。白滝山方面、と書いてあったので突っ込みました。急登ですが、ヤブツバキがたくさんあって春先は綺麗かもしれません。
やる気を刺激してくれる道標が多いですw 今日は行きません。
2022年04月30日 10:06撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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4/30 10:06
やる気を刺激してくれる道標が多いですw 今日は行きません。
白滝山頂上です。この秋葉山の祠から右のほうへ進むと、鐘楼の先に巨大な岩がありました。
2022年04月30日 10:11撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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4/30 10:11
白滝山頂上です。この秋葉山の祠から右のほうへ進むと、鐘楼の先に巨大な岩がありました。
岩の上からは360度の絶景が望めました。
2022年04月30日 10:12撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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4/30 10:12
岩の上からは360度の絶景が望めました。
多々羅大橋がかすんで見えます。
2022年04月30日 10:14撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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4/30 10:14
多々羅大橋がかすんで見えます。
内陸側の展望。中国地方の山間部らしい風景。
2022年04月30日 10:26撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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4/30 10:26
内陸側の展望。中国地方の山間部らしい風景。
白瀧山龍泉寺。小早川氏の家臣・小泉氏の氏寺とありました。
2022年04月30日 10:31撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/30 10:31
白瀧山龍泉寺。小早川氏の家臣・小泉氏の氏寺とありました。
龍泉寺から眺めのよい尾根をつたって下りていきます。
2022年04月30日 10:35撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/30 10:35
龍泉寺から眺めのよい尾根をつたって下りていきます。
振り返って見た白滝山と龍泉寺。
2022年04月30日 10:37撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/30 10:37
振り返って見た白滝山と龍泉寺。
麓近くの休憩所(さくら堂)に掲げられていた黒滝山三十三仏案内図。山中でたくさん見かけた仏さまはこの観音様でした。
2022年04月30日 11:16撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/30 11:16
麓近くの休憩所(さくら堂)に掲げられていた黒滝山三十三仏案内図。山中でたくさん見かけた仏さまはこの観音様でした。
町に下りてきました。忠海は古くから栄えた町で、旧制中学校は竹原や三原ではなくここに置かれていました(池田勇人はここの卒業生)。かつてはあちこちで見かけたこういう街並み、自分にとっては懐かしい光景ですが、だいぶ少なくなったような気がします。
2022年04月30日 11:27撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/30 11:27
町に下りてきました。忠海は古くから栄えた町で、旧制中学校は竹原や三原ではなくここに置かれていました(池田勇人はここの卒業生)。かつてはあちこちで見かけたこういう街並み、自分にとっては懐かしい光景ですが、だいぶ少なくなったような気がします。
撮影機器:

装備

備考 地形図とコンパスを持参しました。

感想

小粒な山ですが、瀬戸内海の大パノラマ、古い信仰の名残、ちょっとした鎖場、郷愁をそそる街並み、と楽しめる要素がぎゅっと詰まっています。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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