【過去レコ】 山梨百名山 ⊂楢山
- GPS
- 06:10
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 920m
- 下り
- 922m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
オーチャードビレッジ・フフ 少し先の 登山者専用無料駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は感じられなかった。 鼓川温泉 http://www.yamanashishi-kankou.com/iyashi/3onsen.html |
写真
感想
【2014. 3.28】
当時友人に送ったメールが見つかったので、ほぼ原文のまま掲載することにします。
『小楢山(1,713m)は今年新緑の4月22日に登っているが林道奥まで四駆を乗り入れ、ぐるりと5時間位の楽な登山だったので今回は手前のオーチャードビレッジ・フフの駐車場に車を置き、ゆっくりと6時間ほどかけて今年最後の山行きを堪能することにしたい。
甲州と信州を結ぶ昔の往還道が牧丘から小楢峠を通って乙女高原の焼山峠を通り、さらに鳥居峠・六本樽峠・大弛峠を通って信州の川上村に抜ける長い苦難の行程である。
その道筋にはいたる所にお地蔵さんが立っている。
今回は父を偲びながら「父恋し道」を大沢ノ頭に登り、尾根の幕岩を通って小楢山に抜けて、母を偲びながら「母恋し道」を下って来ようと思う。
休業中の「オーチャードビレッジ・フフ」の少し奥にある登山者専用無料駐車場に車を停める。
他に車は無く、7:05には林道を歩きだす。
登りと下りの交わる分岐まで60分、そこから急な「父恋し道」に入る。
幾つものお地蔵さんや屏風岩とか蛙岩・だるま岩等の名前の付いた岩があり、単調で無くて楽しい登りである。
わずかに岩が濡れ、これが滝かと思える白雲の滝も春には滝とわかるくらいの水量があった。
1時間10分で大沢ノ頭に到着する。
期待した通り冬晴れの透き通った空気の中で、遠く中央アルプスまで見える素晴らしい景観である。
大沢ノ頭から尾根伝いに幕岩の向こうに目指す小楢山が見える。
大パノラマを見たくて、今回も鎖を慎重に登り幕岩の上に出る。
黒岳・節刀ヶ岳等の御坂山塊の向こうに大きく聳えるのが富士山、さらに鳳凰三山の向こうに白峰三山、そして早川尾根の向こうに仙丈ケ岳、摩利支天を従えた甲斐駒ケ岳、そして遠くに木曽駒ケ岳等の中央アルプス、赤岳の聳える八ヶ岳、さらに右には水牆山に金峰山、甲武信ヶ岳と黒金山・乾徳山、さらに右には雲取山と大菩薩山が、まさに360度の大パノラマである。
幕岩の鎖を慎重に下り、置いておいたリックを背負って尾根伝いに小楢山を目指す。
小さなピークを2コブほど越えて、楢林を登り上げて30分ほどで頂上に着く。
広い頂上の富士山側だけ木が開けていて、富士山が迎えてくれる。
11時と昼には少し早いが富士を独り占めして、贅沢な昼食を戴きます。』
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