飯盛山・西津汲 〜終盤のヤマシャクヤクと新緑を楽しむ山旅〜

2022年04月30日(土) [日帰り]

• GPS: 03:30
• 距離: 5.0km
• 登り: 541m
• 下り: 549m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:53
• 休憩: 0:31
• 合計: 4:24

距離 5.0km 登り 550m 下り 552m

9:08 天狗の森公園駐車場
10:19 10:29 飯盛山
11:05 11:25 三等三角点 西津汲
11:58 11:59 飯盛山
13:32 天狗の森公園駐車場
13:32 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

天狗の森公園の駐車場を利用
9時前到着でラスト3台だった
駐車場までの林道は落石多数。踏まないように注意。

コース状況／危険箇所等

≪登山道の状況≫
・飯森山までは歩きやすい道が整備されている。近年はあまり管理の手が入っていなさそう？
・飯盛山〜西津汲：飯森山から鞍部までの登降が難所。足場が悪く滑りやすい。浮石も多いので慎重に行動を。西津汲への登降も土の斜面で雨天後は特に滑りやすい。

≪危険動物情報≫
・ヤマビル、マダニ、ヘビ：遭遇せず。地面に這いつくばって花の写真を撮っていたがヒルには襲われなかった。
・クマ：遭遇しなかったが多数棲息の山域なので近接遭遇を避けるためにクマ鈴必携。

写真

4/30 9:09

マツカゼソウ
いっぱい生えているので、これは鹿が食べないかな？

4/30 9:34

新緑に彩られる揖斐の山々

4/30 9:37

朴の木の新緑

4/30 9:39

カエデ新緑のステンドグラス

4/30 9:41

新緑の中へ飛び込んでいく登山道

4/30 9:51

ホコホコの中華まんみたいなヤマシャクヤク

4/30 9:54

4/30 10:04

貝殻みたいなキノコ

4/30 10:15

新緑に飲み込まれてしまいそう・・・

4/30 10:19

飯森山山頂
山頂部はユズリハに埋め尽くされて展望なし

4/30 10:20

ユズリハ
これが増えるのはあまり良くないのかな？

4/30 10:13

ヒメレンゲ
日当たりの良い岩場に咲く

4/30 10:20

山頂から少し離れて濃尾平野側の展望

4/30 10:21

これから向かう西津汲

4/30 10:42

鞍部まで下ると穏やかな草原が広がる

4/30 10:43

カエデの花

4/30 10:50

ネコノメソウ

4/30 10:55

ロックガーデンのような箇所も

4/30 11:00

ハタザオ

4/30 11:07

西津汲山頂

4/30 11:11

鍋倉山
向こうまで縦走できるらしいがハードな道のりのようだ

4/30 11:14

咲いたばかりのヤマシャクヤク

4/30 11:24

小津権現山

4/30 11:26

はるかに中央アルプス

4/30 11:26

御嶽山

4/30 11:27

濃尾平野
岐阜駅前の高層ビルや金華山も見える

4/30 11:30

金草岳と冠山

4/30 11:31

イチリンソウ
たった一つだけ見つけた

4/30 11:35

山盛りご飯のような飯盛山

4/30 11:45

谷側を見ると新緑が鮮やか

4/30 11:49

飯盛山への登り返しは斜度があり、足元も滑りやすい

4/30 11:52

必然的に上を見て歩くことが多くなる

4/30 12:00

スミレ
何スミレかな？

4/30 12:08

新緑の中を行く登山道

4/30 12:13

フデリンドウ

4/30 12:16

コシノコバイモ
これはこれから開花する？終わって種子になったもの？

4/30 12:18

時々ヤマシャクヤクがある

4/30 12:20

4/30 12:27

月の株
ケヤキの大木

4/30 12:30

月の株近くのヤマシャクヤク

4/30 12:32

下の方にヤマシャクヤクの群落があるが接近するのはリスキーな場所

4/30 12:37

朴の木の大木

4/30 12:38

気持ちの良い登山道を行く

4/30 12:43

シャクナゲ

4/30 12:45

ウワズミザクラ

4/30 13:59

ヘビイチゴの花？

撮影機器：

E-M5MarkII OLYMPUS IMAGING CORP.

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

感想

Tomi-Ton

連休序盤の貴重な晴れの日。
ヤマシャクヤクの名所として名高くなった揖斐の飯森山へ出かけてきました。
奇しくも去年と全く同じ日に登ることに…

落石が多い林道を慎重に運転して天狗の森公園の駐車場まで上がると杉の植林地上の天然林の森が広がります。
飯盛山を経て西津汲までの道は天然林の中のトレイル。
5月上旬ともなると新緑で鮮やかに彩られ、さながら新緑の海に飛び込んでいくかのようでした。

お目当てのヤマシャクヤクはすでに終盤になっており、花が散った株も多数。
探すとまだフレッシュな株も少々残る程度でした。
飯盛山までの道中では月の株周辺にみずみずしい花が多い印象。

新緑の森を歩いて、ユズリハが増えてくると飯盛山山頂。
ユズリハに埋め尽くされて展望なし。
小津権現山までの途中の高屋山もユズリハに埋め尽くされてきましたが
ユズリハが増えるのは、良いことなのでしょうか？

本日の核心部は飯盛山からの下り。
浮石が多く不安定な足場、土斜面の所は昨夜の雨で湿ってツルツル。
慎重な足運びが必要で、初心者だけのパーティーなら飯盛山までで引き返した方が賢明かも。
鞍部まで下ると草原のような穏やかな場所が続きますが、西津汲への登りも土斜面なので雨天後はつるつるです。
石灰岩質の山ならではの苦労です。

西津汲山頂下にヤマシャクヤクの群落があるのですが、こちらも9回の裏でした。
散ってしまった花も多く、みずみずしい花はわずかでした。
去年も同じような感じだったので、飯森山のヤマシャクヤクを堪能したければ4月中旬までが勝負のようですね。

花は少な目でしたが、新緑でおなか一杯になる楽しい山旅ができました。