山神（さんじん）峠

2022年04月30日(土) [日帰り]

• GPS: 09:53
• 距離: 28.4km
• 登り: 3,525m
• 下り: 3,511m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:04
• 休憩: 0:50
• 合計: 9:54

6:21 玄倉駐車場
6:35 6:35 大野山沢合流点
6:55 6:55 小川谷出合
7:05 7:07 玄倉林道ゲート
7:43 8:05 女郎小屋沢
10:00 10:01 大撫ノ丸
10:04 10:11 山神峠
12:28 12:47 山神峠
15:33 15:33 玄倉林道ゲート
15:43 15:44 小川谷出合
16:14 16:14 玄倉駐車場
16:15 ゴール地点

天候

晴れ（気温は低く寒かった。雲多め）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

玄倉駐車場

コース状況／危険箇所等

バリエーションルート。崩壊箇所多数。

写真

4/30 7:48

本当は向こう側に行きたかった

4/30 7:49

向こう側、、、。同角山陵、、、、水量多く、水流も強かったため無理せず断念。この後、林道まで登り返したところで、ニホンカモシカとご対面（写真は間に合わず）

4/30 8:21

いざ、山神峠へ（ヒルいました）

4/30 8:21

マムシソウがたくさん咲いていた。写真は撮り忘れたが、ウラシマソウも群生していた

4/30 8:37

ギンリュウソウ

4/30 8:37

たくさん咲いていた

4/30 9:10

キンラン？ギンラン？これから咲く模様

4/30 9:24

ひたすら続く急登

4/30 9:28

4/30 10:04

山神峠へ斜面を下る途中での眺め（ユーシン方面）

4/30 10:04

作業中におじゃま致しました

4/30 10:09

山神峠。昔は生活道として栄えたそうな。ユーシンと玄倉を繋いだ大切な古道

4/30 10:13

山神経路探索。歴史を感じる道です。昔の人はすごい

4/30 10:13

崩壊箇所多数

4/30 10:17

4/30 10:19

4/30 10:19

4/30 10:20

大規模崩落

4/30 10:20

4/30 10:21

4/30 10:29

ここも崩落。トラロープありましたが、ワタシはパートナーのお助けロープで懸垂、パートナーはごぼうで降りました。

4/30 10:32

振り返ってパシャリ。

4/30 10:33

4/30 10:34

アッチ沢

4/30 10:35

4/30 10:35

ヘビなんとか沢。緑が深い。これぞ西丹沢

4/30 10:41

今は壊れて使えないそうです。ここが檜岳へのバリエーション取り付きでしょうか。かなりの急登に見えました

4/30 10:42

見た目より急登、かつ悪いです

4/30 10:46

完全に崩落（上に巻く道があります）

4/30 10:51

ここも崩落

4/30 10:51

この木橋はちょっと怖い

4/30 11:33

再び崩落

4/30 11:33

4/30 11:34

今回はここまで。この先の斜面のトラバースもなかなか悪そうでした。

4/30 11:35

足元にフデリンドウ。咲いているところを見たかった。残念！（今回見たかった花の一つ）

4/30 11:38

こちらはヤマウツボ？（今回見たかった花の一つ）

4/30 11:39

4/30 12:16

4/30 13:27

山神峠へはこのピークから下りました。平坦で広い美しいピークでした。

4/30 13:27

ゆっくり読書でもしたい

4/30 15:17

玄倉林道に合流。お疲れ様でした（ヒルいました）

撮影機器：

SHV48 SHARP

感想

nezumichan

久しぶりに西丹沢。当初マスキ嵐沢を予定していたが、寒さを懸念し前日に同角山陵の周回に変更。過去の計画書を見返していたら、なんと5年前のほぼ同じ日に、同じメンバーで来ていた。同角山陵は山深く険しいが、何度でも行きたくなる魅力的な場所。
唯一の懸念は渡渉ポイント。玄倉川を渡れなければ今日の計画は頓挫なのだが、、、。

玄倉駐車場から林道を歩き始めると、川から聞こえる爆音。連日の雨の影響か、なんとダム放流中の表示。むむむ。その後1時間半、頑張って歩いた先に待っていた結末は、、、渡渉できず。涙。目の前の同角山陵に想いを馳せ、小休止。

その後、斜面を登り返すと、林道の斜面をなにやらガサガサと音を立てて動く動物が。目で追っていくとなんとニホンカモシカ。丹沢ではこれで2回目。川は渡れなかったが、貴重なカモシカに遭遇できて結果オーライ。

その後、パートナーのお勧めで、目指す先を山神（さんじん）峠へ。

そしてその山神峠もタイミングが最高だった。ちょうど伐採作業中で眺望がきき、右も左も素晴らしい眺め。山神峠に降りる前のピークも静かで、日がたくさん差し、広く平らで気持ちが良かった。お気に入りの場所が増えた。
ただヒルがすでに発生しており、境随道の取り付き、山神経路、玄倉林業出合あたりでは、元気なヒルたちが首を左右にフリフリしていた。西丹沢も季節を選ばないとダメなエリアになってしまった模様。

山神峠では、お昼休憩中の林業の皆さんと少し歓談。雨の日も、風の日も、我々のライフラインを守ってくれていることを改めて実感。ありがとうございます。
（個人的には、ツリークライミングの話に興味を持った）

山神峠から玄倉林道への作業道も、ミツマタ群生地をひたすら歩くような場所で、春先に来たら最高。

沢登の計画から2転3転した今回の山行だったが、終わってみれば盛りだくさんで楽しいバリエーションルート歩き。行きたくなる場所がまた増えてしまった。秋と早春に来なければ。

本日も楽しい山行に感謝！