大台ヶ原（西の滝・中の滝・大蛇�堯ζ�出ヶ岳）

2022年05月03日(火) [日帰り]

• GPS: 05:17
• 距離: 11.1km
• 登り: 1,089m
• 下り: 1,077m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:43
• 休憩: 0:33
• 合計: 5:16

5:46 大台ケ原ビジターセンター
6:06 6:12 シオカラ谷吊橋
6:19 滝見尾根分岐
7:25 7:30 東ノ川出合
8:45 滝見尾根分岐
9:19 9:30 大蛇��
10:24 10:35 大台ヶ原山
11:02 「心・湯治館」

天候

晴れ
駐車場気温0℃
滝見尾根上の風速5〜8m

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大台ヶ原ビジターセンター駐車場に駐車。
午前5時時点でほぼ満車。

コース状況／危険箇所等

●西の滝・中の滝の滝壺へ至るには危険個所多数。
　「滝見展望所」までは明瞭な踏跡薄く、道迷いの危険あり。
　以降は踏跡、マーキングあるが非常に急傾斜。
　一か所ロープで自己確保した。

●一般登山道は危険個所なし。
　よく整備されている印象。
　
　ただし非常に天候が変りやすい山域。
　最低限レインウェア等は必須。
　街歩きの恰好の方を多く見かけた。

★今回は優先が滝だったので周回ルートをビジターセンターから大蛇�堯�日出ヶ岳の　　　　　逆時計回りとしたが、連休などの人出が見込まれる際にはおすすめしない。
　時計回り周回の登山者へのすれ違い＆挨拶数が尋常ではない。

写真

5/3 5:55

駐車場を出発。
まずはシオカラ谷へ。

5/3 6:09

シオカラ谷の吊り橋を渡る。
ゆれる。

5/3 6:19

コース外を滝見尾根へ。
ここから先は「自己責任」。

5/3 6:26

延々と降って行く。
途中岩稜帯などあって楽しい。

5/3 6:40

途中途中うっすらと見える。
あれは...。

気持ちがはやる。

5/3 6:52

「展望所」にて。
それだった。

思っていた以上に大きい。
まるで水墨画の世界。

5/3 6:52

「中の滝」。
総落差250mと云われる。
轟音はこの尾根にも響いている。

5/3 6:52

「西の滝」。
総落差200mだとか。
見えてる部分は2段目と3段目らしい。
それだけでも100mは軽く超えている。

5/3 7:11

「展望所」を過ぎ、滝壺へ向かう。
かなりの急傾斜。
両側がすっぱり切れ落ちている箇所もあった。

5/3 7:18

ここだけお助け紐を出した。
フィックスはあるが信用できない。

5/3 7:21

谷の出合。

左が西の滝。
右が中の滝。

これはすごい。
すごすぎて言葉にならない。
画でも全然伝わらない。
体感型アトラクション。

5/3 7:22

中の滝。

滝壺へ行きたい。
が、長靴なので行けない。

悔やまれる。

5/3 7:27

西の滝を見上げる。

轟音とともに落ちている。

すごい。
すごいとしか言えない。

5/3 7:25

薄曇りの空が俄かに晴れてくる。
こりゃあ別天地だなあ。

5/3 7:27

長靴ではここを越えられない。
沢靴か濡れてもいい装備なら乗り越えられる。

悔やまれる。

5/3 8:00

「展望所」」へ戻る。
日が差して先程とは違う味わい。

5/3 8:02

肉眼では虹が観えていたが、写真には映らない。
うねる龍のようだ。

5/3 8:45

周回ルートに戻る。

ここで装備を解く。
行動食で休憩。

5/3 9:28

大蛇�瑤砲董�

眺望絶佳とはまさにこれ。
心を持って行かれる。

5/3 9:30

高度感すごい。
これも体感型アトラクション。
実際に感じるほかない。

5/3 9:31

西の滝、中の滝を遠望。

5/3 9:33

蒸篭�堯覆擦い蹐阿蕁法�

ここをじっくり撮影していた方がおられた。
分かる。
かっこいい。

5/3 9:35

アケボノツツジ...かな。
きれい。

5/3 9:43

神武天皇像。
...台高と何か関係あったかな。

5/3 9:57

インクノット。

5/3 10:02

正木ヶ原にて。
印象的な枯木。

5/3 10:08

日出ヶ岳へ登っていく。

5/3 10:12

1641を振り返る。
良い。

5/3 10:12

日出ヶ岳山頂方面。
笹原が広がる。
1950年台まではトウヒの茂る場所だったとか。

5/3 10:27

日出ヶ岳（ひでがだけ）山頂、
一等三角点「大台ヶ原山（おおだいがはらやま・1695.12m)」にて。
地理的にはここは三重県。

5/3 10:28

大峰方面を観る。

釈迦ヶ岳がまるで槍のように天を衝く。
谷筋にはまだ雪があるようだ。

5/3 10:29

南奥駆方面を観る。

大峰奥駆道。
いつかは歩いてみたいものだ。

5/3 10:29

尾鷲湾がすぐそこに観える。
リアス式海岸。

良く晴れて気持ちいい。

5/3 10:34

下山に移る。
伊勢志摩方面を観る。
なんて贅沢。

5/3 10:37

ぬかるみもへっちゃら。
しかし今回は後悔の原因。
山では非推奨。

5/3 10:56

トウヒの森を抜けて駐車場へ。
素晴らしかった。

撮影機器：

DSC-RX100M2 SONY

iPhone 12 mini Apple

感想

とる

連休。
猶予は2日。
候補は2つ。

出発前日まで悩んだが、直前の天気予報を信じて大台ヶ原へ。
この山域の晴れは貴重。

滝好きとしては一度は観ておきたかった中の滝、西の滝。
出合から臨む両滝の空間は別世界。
「すげえ」という言葉しか出てこなかった。

考えるより感じるリアル体感型アトラクション。
それなりのリスクはあるが、行ける体力、知識、技術がある方は是非。


折角なので大蛇�堯�日出ヶ岳へ周回。

大蛇�堯�
ここも体感型アトラクション。
写真では表現しきれない空間。
眺望絶佳。
溜息しか出ない。

周回路、おそらく順路で歩いてくる方たちとすれ違う。
これも別次元の「こんにちは」地獄。
100人くらいまでは数えていたが、それからあとは止めた。

日出ヶ岳。
360°、眺望絶佳。
快晴と相まってここも言葉にならない。
なぜだか胸に込み上げてくるものがあった。

滝見がメインの山行だったが、すっかり大台ヶ原に魅了されてしまった。
子供が山好きになったらいつか一緒に歩いてみたい。

コメント

fukuichi

なんでGWに大台ヶ原？　と一瞬思ったが、滝見山行とはなんてマニアックなこと。

とる

fukuichiさん
紀伊半島は滝の宝庫ですからね。来年も行きますよ！（妻の赦しが出れば...）

fukuichi

tolchopさん