飯ケ岳〜雀谷山縦走
- GPS
- 05:54
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,045m
- 下り
- 1,044m
コースタイム
09:10〜09:15・・・三本杉
09:24〜09:29・・・飯ケ岳登山口(駐車場)
09:47〜09:49・・・分岐点
10:08〜10:09・・・道標出合い(なめらまつ生立地・飯ケ岳山頂)
10:19〜10:40・・・飯ケ岳山頂/標高:937.3m)
10:41〜10:42・・・鹿野分岐(国道315線/河内峠)
10:48〜10:50・・・ブナ天林(飯ケ岳登山口)分岐
11:52〜11:56・・・最低鞍部
12:24〜12:25・・・雀谷山登山口分岐
12:37〜12:56・・・雀谷山/標高:889.9m
13:10〜13:11・・・雀谷山登山口・飯ケ岳縦走路分岐に戻る
13:19〜13:24・・・大岩
13:42〜13:44・・・雀谷山登山口
14:16・・・・・・・・登山口(飯ケ岳・雀谷山分岐)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
往路 下関市内→長沢ガーデン→ふれあいパーク大原湖→釣山橋→ 滑集落/飯ケ岳・雀谷山登山口分岐三差路 復路 復路は往路を戻る。 駐車場 飯ケ岳・雀谷山登山口分岐三差路 ・今日は平日だったのでバイオトイレ前の空地に停めたが、分岐付近には 駐車場がなく注意が必要です。 分岐(三差路)部を雀谷山登山口へ進むと造成した空地があるので 駐車可能かも。 飯ケ岳登山口 ・10台以上駐車可能です。 (注)釣山橋から分岐(三差路)部まで及び飯ケ岳登山口まで続く道路の 道幅は狭く特に対向車との離合を含め運転は十分注意を要します。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況 飯ケ岳周回の登山道は良く整備されているが、雀谷山へ続く縦走路の一部は笹で 覆われている所がある注意して下さい。 …目印は時々見受ける程度なので踏み跡を見落とさないように。 縦走にはアップダウンがつきものですが、その数も多く緩い登り返しを過ぎると 今度は急降下と、中でも縦走路上の最低鞍部への下り、登り返し共傾斜角が厳し く最大の難所となり補助ロープのありがたみを再認識する箇所でもあります。 急登、急坂、笹漕ぎの連続する厳しい縦走路ですが、木々越に時折見える弟見山 と莇ケ岳が励ましてくれるような気がします。 危険個所 最低鞍部の急斜面の下り、登り返しは注意が必要です。 *最低鞍部・・・・・飯ケ岳から約70分進んだ位置。 その他周辺情報 ・登山ポスト・・・・・なし ・店舗(コンビニ)・・・徳地・堀の交差点横にローソンがあり、ここが 最後になります。 *中国道徳地ICで下車した場合、防府側へ約2分戻る。 ・トイレ・・・・・・・飯ケ岳・雀谷山登山口分岐(三差路)にバイオトイレがあ るが、コンビニでの利用をお勧めします。 ・温泉・・・・・・・・長沢ガーデン/長沢温泉 http://nagasawa-g.com/ |
写真
感想
飯ケ岳〜雀谷山縦走記録を調べてみると多くの登山者の方が、雀谷山から飯ケ岳へ縦走を試みており記録も多かったので、始めてのトライだが逆コース(飯ケ岳→雀谷山)での縦走を選んだ。
登山口には、ふれあいパーク大原湖を過ぎて集落入口に架かる橋の前に設けられている三本杉の案内板を目指して橋()を渡る。
登山口となる、飯ケ岳・雀谷山分岐の三差路まで狭い道が続くので対向車と出合わないことを願い暫く道なりに車を走らせ入口(橋)から約6km進むとバイオトイレの設けられている、飯ヶ岳・雀谷山分岐(三差路)に着いた。
縦走のため登下山口が異なるので、車は地元の方の邪魔にならぬようバイオトイレ前の空地に車を停め早速用意を済ませ、飯ケ岳へ向け出発した。
三差路の分岐から飯ケ岳登山口までの途中“三本杉”を見物するなどしながら、分岐から5km進むと飯ケ岳登山口に着いた。
飯井ケ岳登山口駐車場に着くと、駐車場横の沢に架かる木橋を渡るとここから入山となるが、木橋手前より奥を見ると目印がありどうやら沢登りコースだった。
やや朽ちかけている木橋から滑松生立地ジグザグの混じる斜面の登り進むと、飯ケ岳周回路の分岐に着いた。
分岐から案内板に示すコースで左側に廻り込み山頂を目指すが、登山道は次第に笹原に変わると頃から斜面に刈られた笹を踏まぬよう注意しながらトラバースを繰り返し、徐々に高度を上げててくる頃から登路は支尾根と出合う、支尾根に出ると右手に飯ケ岳が顔を出してきた。
山頂は右手に見えるが、山頂までの道のりは一癖も二癖もありそうだなと思案しながら進むが、やはり予感は的中して山頂直下付近は急斜面の連続だった。
結果的に言えば、雀谷山へ続く縦走路の斜面より傾斜が少し緩く感じるがそれでも山頂まで一汗かく。
急斜面を登りきる稜線に出ると、山頂が近づくにつれ元気が湧いてきて念願だった飯ケ岳の山頂に立つことが出来た。
飯ケ岳山頂からの展望は素晴らしく今日は天候にも恵まれ最高の眺望を得られた。
山頂西から東にかけて、大蔵ケ岳、十種ケ峰、野道山、三ツケ峰、弟見山、莇ケ岳など県内の名山を見ることができた。
山頂での景観を堪能した後、縦走路に向って急斜面を一気に下るが、途中鹿野側(国道315線河内峠/飯ヶ岳登山口)へ下りる登山道を見過ごして、更に下ると鞍部に着くがここはブナ天林(飯ケ岳登山口)コースと雀谷山山頂方面(縦走路)の分岐点だった。
雀谷山までここから数回アップダウンを繰り返し向うが、エスケープルートはここしかないので縦走をされる場合、当日の体調に異変が生じた場合ここで下山するしかないので注意したい所でもある。
さて、ここから縦走路に進むが前述のようにアップダウンを繰り返すが、縦走路の所々笹漕ぎがあり下山の場合は足元に注意しないといけないが、登りの場合笹分けに苦慮しそうだ。
他にも、やや荒れ気味の登路を進むと飯ヶ岳山頂から70分で縦走路最低鞍部に着くが、最低鞍部前の急斜面を滑るように一気に下った。
最低鞍部で小休止し、正面を望むとこれまで多くの登山者の方が苦労したと思われる、“超”急斜面の登りが待ち構えており閉口するが、雀谷山まではこの急斜面を登りきらないと、と自分に言い聞かせ小休止後、難路に挑むが掴む物は笹しかなく一歩間違えれば転がり落ちそうな斜面を慎重に進む。
笹の根っこを僅かに頼りながらゆっくり登り返すと、目の前に補助ロープが現れこれには心底感謝した。
急斜面を登りきると傾斜もやや緩むがそれでも登り返しのピークまで辿る頃には脚取りが重くなり、私にとって縦走路上で正に胸突き八丁だった。
難路の急斜面と登り返しのピークを過ぎ、その後2〜3回ピークを過ぎると飯ケ岳山頂方面(縦走路)と雀谷山山頂方面を示す道標と出合った。
ここは、雀谷登山口分岐部だが雀谷山登山口を示す活字はない、但し雀谷山登山口から登って来た場合、道標が登山口側に正対しておりここが雀谷山登山口分岐と容易に判断出来る。
その他として、雀谷山分岐を示すものとして分岐部の木の枝に残された僅かなテープ(目印)の先に目を向けると雀谷山登山口に通じる登山道が確認出来る。
雀谷山へはここの分岐過ぎから急斜面を急降下後登り返し、更に軽いアップダウン2度程繰り返すと雀谷山山頂に着いた。
山頂からの展望は得られないが、山頂の笹は刈られており休息するには十分な広さが確保されており、やはりここでも手入れをされた関係者の方にはただただ感謝した。
山頂では、飯ケ岳で展望に魅入って食事を取り損ねたので急いで食事したが、この間やはり熊対策が必要なので持参したラジオのボリュームを上げ聞き入ったが、今日は選抜高校野球の決勝戦が放送されていた。
その後、山頂を後にして先ほどの分岐まで戻り雀谷登山口へ向かい下山したが、途中鬼ヶ城と呼ばれる巨大な岩が現れ少し魅入った。
大岩を堪能した後更に下山に入に高度を下げると下山道はつづら折れに変わり一気に下ると、沢と出合うが沢を横切るとその先は雀谷山登山口を示す案内板が立っていた。
登山口前には車が5台以上停められる広場があるが、残念ながらここは一般車進入禁止となっていた。
雀谷山登山口で涼風感に浸った後、ここから車を止めている飯ケ岳・雀谷山分岐三差路まで長い林道歩きで無事戻ったが、飯ケ岳〜雀谷山縦走は3月行った福智山系縦走と両者共、甲乙つけがたいほど印象に残る登山(縦走)となった。
*今日の疑問、歩行距離で差があるのはなででしょう…
・ガーミン(実データ)…17.2 km → ヤマレコ…14.75km
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