久須夜ヶ岳からコバルトブルーの蘇洞門へ下る


- GPS
- 04:13
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 805m
- 下り
- 800m
コースタイム
- 山行
- 3:28
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 4:07
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備された一般登山道だが、中腹のトラバース道に注意。 |
その他周辺情報 | フィッシャーマンズワーフ、小浜お魚センター、濱の湯(何れも漁港近辺) |
写真
感想
今日も絶好の行楽日和だ。伯耆大山でも登ろうかと舞若道を一路西へ向かう。しかし車中泊のことを考えると苦手意識が蘇る。ちょうど小浜である。以前から逆登山なので後回しになっていた久須夜ヶ岳から名勝の蘇洞門(そとも)を思いつく。
エンゼルラインは多雪の影響で営業がひと月遅れ、4月末に開通したばかりだ。この道路は2002年に無料化されている。広い山頂駐車場では10台ぐらいの車とバイクが停められ、疎らな行楽客が展望を楽しんでいる。
下の駐車場からよく整備された登山道が西へ続いている。小浜市が管理しているようだ。緩やかに泊乗り越しまで下るとそこからは九十九折れのトラバース道が長く続く。トラバースの道幅は狭いので小学生ではちょっと危険なぐらいに思われる。やがて尾根道を下るようになり、その先にコンクリート階段が続くようになる。数えたら200段ぐらいだった。
蘇洞門に下り立つと、右手の断崖からは落差30mほどの細い滝が海面に落ちている。20年ほど前に遊覧船で観光して以来となるがよく覚えていない。遊覧船のエンジン音が遠のいて行くので出た直後のようだ。3人の登山者が休憩しておられる。
海からは閉ざされ右に断崖、左の柱状節理の大壁には海蝕洞の大門小門がある。ここは小浜からは見えないので外面と呼ばれ、転じて蘇洞門となったという説があるらしい。正に圧巻の絶景である。柱状節理の海蝕洞は数万年の時の流れを感じさせてくれる。ここは風が外海から遮られて過ごしやすい。
絶景の真っただ中、漁港で買った鯖の棒寿司を頬張ばる。酢飯も程よく握りも緩く、鯖も柔らかくて絶品だ。鯖寿司は好物なのであちこちで買うが1200円なら大当りなのだ。敦賀の単独男性にお先とご挨拶して帰路に就く。案じていた登り返しは不思議と辛くはなかった。きっと絶景を見た後だからだろう。
トラバース道を上がって行くと女性2人組に追いつく。蘇洞門で見かけた黄色い花のことを訪ねるとジャケツイバラだと教えていただいた。更に登ると下りてくる若い女性2人組に出会う。あとどれぐらい掛かりますかと尋ねられる。登山の経験はないらしい。時刻は12時半、残り時間を考えると申し訳ないが中止を進言する。もっと早い時間なら何とでもなるのでと伝えると素直に了承された。しばらく後ろで話し声が聞こえていたので引き返されたのだろう。
駐車場に戻ってからザックを車において久須夜ヶ岳の山頂を踏むことにする。山頂は小高いピークにあって無線アンテナが林立している。人工物で味気ないが一等三角点であったのが救いだ。連休後半も充実した一日で山と海に感謝である。
コメント
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山飯は美味しいですね。絶景があれば尚更です。
私も友人に豚汁を振舞ってもらったことがあります。
寒い時期の豚汁は身体にしみ込みます😋。単独山行はカップ麺か鍋焼きうどんです。
時々、焼き肉をする方を見かけますが匂い攻撃が堪らないので止めて欲しいと思うことがありますが
門をくぐって外に出ましたよ。
その男性は敦賀の方でした。少しお話させてもらいました。カメラをいくつもお持ちのようでした。
詳しく観察していませんが小門をくぐれたのかな?
前回の常神半島のレコを見直したら納得しました。
しかもflatwellさんのお知り合いとは驚きです😯。お疲れさまです。
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