釜谷山-猫又山(猫又谷左俣→右俣滑走)
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- GPS
- 07:54
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 2,462m
- 下り
- 2,454m
コースタイム
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
そこから洞杉を過ぎた辺りまで舗装された林道をチャリでヒルクライム。 距離4km標高差250m程度。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆洞杉〜最終堰堤 ・未舗装の林道を延々と歩く。雪が出たり切れたりするが標高840mくらいからスキーが使える。 ・最終堰堤はツボで左岸を突破する。 ◆最終堰堤〜猫又谷右俣・左俣出合 ・シールで直登できるいい感じの斜面と斜度。 ◆猫又谷左俣 ・時間と標高と気温の関係でガタガタ斜面+少し硬めの斜面だったためツボ足アイゼンで登った。 ・滑りには向かないコンディションだった。 ・コルに登り上げる最上部は草付とハイマツの藪漕ぎとなる。自分はアイゼンのまま突破した。 ◆釜谷山〜猫又山 ・この間の稜線はきれいに雪が繋がっているのでスキーでもツボ足でも問題ないが、たまにクラックがあるので注意。 ◆猫又山〜猫又谷右俣エントリーポイント ・途中一か所雪切れがあったので自分は一旦下ってツボで登り返した。 ・頑張ればスキーのまま突破できたかもしれない。 ◆猫又谷右俣〜最終堰堤 ・上部は少し急だがいい感じのザラメで総じて滑りやすかった。 ・ただし落石もそろそこあるので踏まないように注意した方が良い。 ◆最終堰堤〜洞杉 ・最終堰堤はツボでこなして林道まで登ったらスキーで滑れる。 ・ただしブッシュもそれなりに多いので藪滑走テクニックが軽く必要。 ・840mくらいまで滑ったらツボ足で下山。 |
写真
感想
九州遠征も終わり石川に帰ってきた。
まだこっちは雪がたくさん残っているので久しぶりに山スキーに行こう。
とはいえ、もう標高が高いところしか雪はないので選択肢は限られる。
夕方コロナワクチン接種が控えているので今日は昼頃降りてきたい。
じゃあ猫又山にでも行こうか。猫又山には何度か登っているが積雪期に行ったことはない。
しかも毛勝三山の真ん中にある釜谷山にいたっては未踏!じゃあどっちも登って猫又谷を滑ろうじゃないか。
魚津の片貝地区には僧ヶ岳や毛勝山に行く際によくお世話になるが、今回は南又谷の方に入っていく。
こちらは自分にとって未知の世界だ。
南又谷の分岐でいきなり通行止め。車で入ろうと思えば入れそうだがせっかくチャリを持ってきたのでトレーニングがてらヒルクライム。
距離にして4km、標高差250m程度なので大したことはないのだが、洞杉までのラスト1kmくらいがなかなかの激坂で大変だった。
南又発電所の手前でチャリデポ。そこから兼用靴でガチャガチャ歩いていく。
雪は出たり切れたりでスキーは履けない。九州で軽い装備に慣れてしまったので少しストレスだった。
800mくらいからそこそこ雪がつながりはじめ、最終堰堤を超えたらバッチリつながってくれた。
さあスキーで歩こう。猫又谷は広い谷でどこでも歩けるので楽しい。
標高1500mくらいで右俣と左俣に分かれるが、どう見ても右俣の方が滑りやすそうなので登りは左俣を使って先に釜谷山をピクることにした。
少しスキーで登ってみたもののガタガタで少し硬くなってきたので歩きづらい。このコンディションならシートラアイゼンで登った方が楽だし早い!
ということで板を担いで登っていった。
コルに至るラスト50mくらいで雪が切れるので草付とハイマツの藪漕ぎをこなす。
板やウィペットが木の枝に絡まって時間と体力を消耗していく。
やっとの思いでコルまで登り上げたら勝ったも同然笑
稜線の雪はつながっているので再びシールで釜谷山を目指す。後立山連峰や剱岳の絶景が素晴らしい。
前日の?トレースは残っていたものの人はいない。初めての釜谷山は貸切だった。
10年越しでようやく登頂できてちょっと嬉しかった。富山の百山だし。
釜谷山から一旦シールオフで猫又山のコルまで滑っていく。いい感じのザラメが滑りやすい。
コルから猫又山までの登り返しは150mほどだが太陽がカンカン照りでなかなかしんどい。照り返しもバカにならない。
早い時間に登ってきて良かった。
猫又谷右俣の下降点で3人の富山のスキーヤーに声をかけていただいた。
ブログの読者さんということでいつも読んでいただきありがとうございます。
さあお楽しみ滑走タイム。
猫又谷右俣は上部は石が転がっていたり若干ガタガタだったが中腹より下は見た目通りいい感じのザラメで滑りやすかった。
堰堤を超えたら林道に登り上げてそこから藪滑走気味に840mくらいまで滑走。
あとは登りと同じくガチャガチャツボ足でチャリデポまで下ったらあとはチャリで気持ちよくダウンヒル。
新緑の風を感じながらの春らしい山スキーを楽しむことができた。
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