記録ID: 426764
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雪山ハイキング
中国山地西部
県境尾根縦走 八幡三方の辻から鷹ノ巣山へ
2014年04月09日(水) [日帰り]



- GPS
- 04:49
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 282m
- 下り
- 282m
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
県境尾根縦走(八幡三方の辻〜鷹ノ巣山) 日時:2014年4月9日(水) 天気:快晴 積雪:林道以外の山中 7割前後残雪あり(多い所で50〜60儖漫 下山時の林道(本坪谷林道)に4割前後の残雪あり(8日前比べると 半分位融けていた) コース: オイヤ川林道入口 〜 県境尾根 〜 P1(仮称) 〜 八幡三方の辻 〜 (大佐山・大原山登山口) 鷹ノ巣山(943.3) 〜 本坪谷林道 〜 八幡洞門 〜 大佐山・大原山登山 口 メンバー:計2名 概略 今回ははじめ鷹ノ巣山から取っ付き八幡三方辻まで出かけ、そのまま引き返すかそれとも 少し足を伸ばして952mのピークから島根県側の林道へ出るかあるいは大原山(1011m)手 前の鞍部からその登山口であるオイヤ川林道に出るか3つの案を考えていた。しかし時間 的なことや下山時のヤブの状況を考えて大原山・大佐山の登山口であるオイヤ川林道から逆 方向で取っ付くことにした。 これなら少々時間がかかっても(例え暗くなったとしても)、前回歩いてコースの状況が わかっている本坪谷林道を下りさえすればいいのである。それにコース全体として下りより 上りの方が多いので道に迷い込むことが少ないのではないかと判断したからである。 ただこの場合、問題はオイヤ川林道終点から県境尾根に出るまでである。今まで何回か 利用したことがあるが、登山道がはっきりせずその都度ヤブ漕ぎを強いられたことがあった。 果たして順調に県境尾根に出ることが出来るのか、下手をすると最初の取っ付きで敗退する のではないかと心配した。 ところが実際取っ付いてみると思ったほどでもなかった。わずか6分ばかりの林道を歩 くと沢沿いの桧林に入った。残雪が意外に多く、登山道はほぼ雪に隠れている。 左岸を沢から離れないように歩いていると、二俣に出くわし道はまったく見えなくなっ たので左俣に入った。じき沢から離れて桧林の小尾根を登る。雪も少なくなり地肌も見え出 すが踏み跡らしきものはまったくない。ルートを間違えたと思っても引き返す気はない。 そのまま登れば県境に達するはず。桧も少なくなり雪解けのヤブを漕いでいるとそのうち県 境(島根県側は自然林)に達した。 県境の稜線に出ても夏道は雪で隠れ、判然としない。そのため自然林と人工林との境を登 っていると最初の小高いピーク(仮称P1)に達した。ここが三方の辻(以前何回か通って いる)だと思い、一休み。その後地図と磁石を出して北西方向に向かう。尾根もなだらかで クマザサの背丈も低く歩きやすい。心身を癒してくれるような場所である。 ところでしばらく歩いてGPSで現在地を確認すると何と952mのピークへと迷い込んで いたのである。慌ててP1(仮称)へ引き返す。結局、地図の読み違いで三方の辻は南へ 7分ばかり下りと上りを繰り返したピークだった(標高・地形ともよく似ていた)。 消えかけた道標があったので間違いなかったが、気持ちがあせっていたためか、はっき りした踏み跡が二つあり、一方が大佐山他方が掛津山へと案内しているのが理解出来なか った。時間の経過とともに冷静さを取り戻し、向かいの山が掛津山であることが分かると 道標は間違っていないことが分かってきた。 あらためて地図と磁石を出して鷹ノ巣山方向へと向かう。はっきりした道と分かれ、道 なきクマザサの斜面を下る。ところが2〜3分下ると尾根が分岐する。左手のはっきりし た大きな尾根を下った。少し荒れ気味だが磁石で方向を確認すると間違いないような気が したのでさらに下った。ところが尾根はどんどん下り、尾根が途切れているように思えた ので分岐点まで後戻り。結局右隣の消えかかりそうな尾根を下ると明るい緩やかな鞍部に 達し、この鞍部をわずかばかり上ると尾根が続いたのでどんどん歩いた。尾根はなだらか でクマザサも背丈が低いので歩きやすかった。 すると再び緩やかな鞍部(手前にかすかな踏み跡が現れた)に達し、小P2(仮称)を 通過し直進しているとまたまた迷い込んでいることが分かり、小P2に戻り昼食とする (12:39〜13:15)。 その後は踏み跡もあり迷い込むことはなかったが、短いが急な下りや上りがあったりな だらかなピークや小さな鞍部をいくつか越えると昼食をとった小P2より20数分で県境を 横断する本坪谷林道に出た。ここは残雪が多く、雪原状態の広場になっていた。 この広場を横切って向かいの雪の斜面を登っているとそのうち雪融けの斜面に変わり、 クマザサの中のはっきりしない踏み跡をたどっていると三角点と旧陸軍の石柱の並ぶ鷹ノ 巣山の山頂に。山頂はなだらかだが周囲の木々に遮られて展望はきかない。 山頂から登って来た道を10分足らず下ると林道に出る。この林道を南方向(方向を間違 えないこと)に40分近く下る(川沿いに湿地帯あり)と林道の入口にあたるあさぎ荘 (土日祭日営業の喫茶店)に着く。ここからさらに50数分車道を歩くと(八幡洞門内は 6分前後だが狭いので車に気をつけること)出発点の大佐山・大原山の登山口に戻った。 (参考タイム) 大佐山・大原山登山口 (0.06) 林道終点 (0.22 ルートを間違え沢から小尾根を直登) (10:41発) 県境尾根に出る (0.10) 仮称P1 (0.07) 八幡三方の辻 (0.40 位?) 林道出合 (林道の交差点) (0.09) 鷹ノ巣山 (0.07) 林道交差点 (0.36) あさぎ荘(林 道入口 (0.52 車道歩き) 大佐山・大原山登山口 (15:30着) なおコース全体としてはなだらかな山稜で大きなアップダウンはない。最後の鷹ノ巣山へ の上りが一番きつい位。踏み跡もはっきりしないが、80〜90%まではあった。クマザサは 背丈が低く、密生していなかったので歩きやすかった。 ただ樹木が多いので枝葉が着くと視界が遮られて迷い易くなるのではないか。似たような 地形や派生尾根が多いので地図と磁石だけでは現在地の確認は難しい。そのためGPSが 欲しい所。 |
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