大笹の頭・大光山 慰霊山行
![情報量の目安: B](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_B2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan.png)
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,409m
- 下り
- 1,419m
コースタイム
10:46 大笹の頭
11:15 奥大光山
11:47 大光山
15:00 駐車場所
天候 | 曇・雪・一時晴れ めまぐるしく変わる天気でした |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
Kさんが事故で亡くなって1年。慰霊山行です。
Kさんを偲んで1年前と同じルートを歩きました。
数日前に下見がされ、雪がないとのことだったので、
完全に春の山歩きを想定して仕度しましたが、
向かう先に見えたのは真っ白く雪化粧の山。
前夜に降ったようです。
まさかの雪で、地下足袋で手袋も雪用を持ち合わせていなかったので、
先が心配されました。
石や木枝が散乱する悪路の林道を進んで、去年訪れた駐車位置まで来ると
昨年の慰霊山行がよみがえってきました。
駐車場所から林道を少し下って渡渉。
1年前のその日は水量が少なかったそうですが、今回は水量が多いため、
長靴装備の人らにおんぶしてもらいました。
まだここから、冷えが心配される中、足を濡らさせてしまい・・・
ありがとうございました。"岳"の三歩の精神、伝わりました!
無事に向う岸へ渡って、道なき尾根ルートを進みます。
木に積った雪が解けて上からポタポタ、雨のようでした。
急登続きで、ちょっと藪っぽいところは、絡まったり大変でしたが、
足元は幸い?地下足袋で安定していました。
しばらく上がると、雪解けのポタポタは無くなりましたが、雪が深くなり
そのうち、雪が舞う冬の世界に。垂れ下がったような雪雲が見えたり、
周囲が白く視界が悪くなったり、下界の桜がウソのようでした。
やはり止まれば足が冷え、湿ってきましたが、気にせずズンズン歩き、
無事に地蔵の頭、奥大光山、大光山へと着きました。
冷え切ってどうしようもなくなるところまでいかずに乗り切れました。
1年前はまったく雪がなかったそうです。
午後は晴れ間も見え、ぬかるみ始めたところもありました。
急な下りもあり、笹に助けてもらいながら、結構緊張感ある下りでした。
下り途中で、献花やお線香や持ち寄ったお供物を供えて黙とう。
メンバー1人ずつ想いを述べて、Kさんを偲びました。
私は、改めて、Kさんとの不思議なご縁を思い、感謝します。
下山するとボンボンのようにまあるく立派に咲いたミツマタが待っていました。
さんしょうの木も去年と同じように香っていました。
今年はヒルが出る前で良かった。
まさかの雪で、同じ時期の同ルートでも、雪の有無でまったく状況が違うこと、
曇りから雪、晴れと天気が驚くほど目まぐるしく変わる、山の天気を体験しました。
山の天気の難しさを教えられましたが、
メンバー皆無事に予定ルートを歩いて、慰霊山行を終えられました。
Kさんのことをあらためて心にとどめます。
今日の天気は、いっそう、いろんな想定で山に臨む教訓だったのかな。
これからも安全登山していく思いになりました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する