記録ID: 4277232
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ハイキング
中国
牛頭山山麓小河内地区散策(高野地区集落跡など)
2022年05月09日(月) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 05:27
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 599m
- 下り
- 594m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 5:28
距離 12.1km
登り 600m
下り 599m
7:29
39分
スタート地点
8:08
26分
車道終点(沢田地区入口)
8:34
47分
三谷峠
9:21
9:24
10分
高野地区看板
9:34
9:38
24分
公会堂跡
10:02
74分
打越峠
11:16
11:24
93分
林道、明見谷口
12:57
ゴール地点
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
意外にも山道はおおむね明瞭で障害物も少なめ。 高野地区手前の破線がない区間は道が完全に消滅。 高野地区から打越峠に向かう取り付きが多少わかりにくい。 沢田地区、高野地区内は枝道が多く、道迷い注意。 |
写真
感想
以前牛頭山を南の右平から攻略したときに気になってた消滅村落「小河内高野地区」。
かつて小河内を代表する花だったカザグルマの開花にあわせて歩いてきました。あわよくば自生の株に出会えたらとの期待で。
高野地区の状況につきましては先行されたkabefuji33さんの記録を参考にさせていただきました。ありがとうございます。
今回歩いた沢田と高野は廃村になって50年以上。石垣や瓦、やかんなどがわずかに残る程度で跡形もなく消え去ってしまってました。
地区を違えど父方の実家が小河内なので土台などの構造からどのような建物がどのように建っていたかを推測できて切なくなりました。
里を離れた方が建てた記念碑や看板が余計に哀愁を誘います。
建物は消えてしまいましたが、里と里をつなぐ古道は意外なほどしっかり残っていました。加計の百々山津浪ルートを歩いた時と同じ感動を味わえました。
笹が刈られたところもあり、林業や筍取りなどで現役なのでしょう。
残念ながらカザグルマをはじめこれといった草花を見つけることはできませんでしたが、春を謳歌する里山の動物たちを楽しみました。あどけない顔の巣立ちびなや一気にシーズンインしたチョウやトンボ。里山を代表する鷹サシバの姿も。
今回ピークを取りませんでしたがこういうのもいいですね。
帰路、偶然自生?カザグルマを発見して目的を回収できました。保護された株や栽培されたものと違い、花は小さめでしたが、野性味あふれて生き生き。
やっぱり野のものは野で愛でたいものです。
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コメント
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今更ながらすごい探求心と行動力ですね。グルリと廻って頂いてありがとうございます。
沢田地区の方はどうなっているのかなと思っていましたので。
私は牛頭山から周回で高野地区へが第1回目。サイハイランの開花状況観察に2回ほど。その1回は仏堂から入っています。藪漕ぎの少ないところを探りながら最初通った林道へそして破線で下りたけどこれが大変。藪漕ぎが終わったと思ったら車の墓場で足の踏み場もないところを探りながら…。😢 2回目は懲りてまともに最初にもみじさんが利用された登山道経由でピストン。虫にやられて葉も消失していたので今年はおそらくもうダメ。今日もみじさんが通過されています。地図に無い林道も増え迷路ですね。冒険は若い方々に任せてノーマル登山を目指しています。😅
しかし、いろいろ発掘されましたね。 何はともあれ目的を達成され万歳!\(^o^)/
自然で自生しているのが1番
コメントありがとうございます。
中電巡視路をはじめ、いろいろ枝道が残っている区域ですが、主要なルートを歩きつぶせて胸のつかえがとれました
残念ながらサイハイランは見つけられず
計画してた距離が長かったので多少注意力が散漫になってたかもしれないので、探索メインの時はメリハリよく区切らないといけませんね。
仏堂、大畠からの入下山は視野に入れてましたが、駄目ですか
大畠の方は入口になんかごちゃごちゃした業者があったので入山には使えないなと思っていたのですが。
花だけでなく虫さんの方も増えてまいりましたので忙しさ倍増です。
絶対自生とはいえない感じの個体でしたがなんとか見つけられてよかったです。
背景にネットや支柱が入らないのはいいですね
気になっておられたところ、胸のつかえがとれて良かったです。
母が飯室で育ったころは小河内は身近な場所で
昭和初期には小河内の劇団が盛んで参加した写真がありました。
私が子どものころは家に農耕用の「松」という牛がいましたが
小河内の方はたくさん牛を育てるお家がありました。
どこの田畑や山道も鎌と鉈でそれは綺麗にされていました。
廃村や廃校、荒れ果てていく地域を見ると切ないです。
といっても下の地区も空き家が増え、我が家も私の代で終わりそう・・・
せめて動けるうちは精出そうと思っています。
コメントありがとうございます。
ようやく歩くことができました。あと残ってるのは家のある横山谷の一番てっぺんまでは行ったことが無いので、そのまま滝山まで縦走するくらいでしょうか。
子供の頃は地区ごとに神楽団があったりとにぎわってたものです。
「牛」うちでも飼ってましたよ。
すでに農耕は機械化されてたのでペットでしたけど
お墓参りで帰郷する度にちょっとずつさびれてゆくのが分かってほんと切なくなります。
人口が増える要素が全くないのが、はがゆいです。(山を削って工業団地というご時世でもないですし)
この味出せるのって、やはり仙人は違うの〜✨
久々に次の展開にWAKUWAKUするレコでしたよ〜👍️
カザグルマ、メモメモ。。✍️
kabefujiさんレコが取り付きでしたよね🎵
廃村の美学を感じましたし、「心」残ってますね😊
この味出せるのって、やはり仙人は違うの〜✨
久々に次の展開にWAKUWAKUするレコでしたよ〜👍️
カザグルマ、メモメモ。。✍️
kabefujiさんレコが取り付きでしたよね🎵
廃村の美学を感じましたし、「心」残ってますね😊
コメントありがとうございます。
手付かずの自然も大好きですが、古道とか〇〇跡みたいなのも大好物です。
往時の姿を想像することでそこに生きた人々の生活や工夫を感じることができるので。
今回は割と広い範囲を歩いたためにそれぞれの廃村を隅々まで歩き倒す時間を取らなかったのはわずかに心残りです。
カザグルマはクレマチスの原種なのですが、原種とほとんど変わらない姿の品種も多くて人里に近いところで見つけたら野生化と疑ってしまいます。
手のひらほどもある立派な花なので見応えありますよ😊
廃村にカザグルマ、かべふじさんには感謝です。
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