高野山（黒河道→女人道→高野山駅）

2022年05月09日(月) [日帰り]

• GPS: 05:33
• 距離: 26.5km
• 登り: 2,263m
• 下り: 1,479m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:31
• 休憩: 0:02
• 合計: 5:33

距離 26.5km 登り 2,263m 下り 1,492m

8:19 橋本駅
9:17 9:18 市平橋（県道102）
10:09 久保小学校跡（北又）くどやま森の童話館
10:54 雪池山
11:09 楊柳山
11:30 11:31 摩尼山
11:52 中の橋
12:28 大滝口女人堂跡
13:29 大門
13:52 ケーブル高野山駅

天候

前日の天気予報ではくもり。雨はふらないと思っていたけど、朝に確かめなかったから、高野町で雨に遭いました。

アクセス

利用交通機関：

電車

写真

[Wikiより]

黒河道（くろこみち）は高野七口に通じる高野参詣道のひとつで、和歌山県橋本市・伊都郡九度山町・伊都郡高野町にまたがる。2016年10月24日に、紀伊山地の霊場と参詣道の一部として世界遺産（文化遺産）に登録された。

紀伊清水駅の東側の踏切を渡ります。
定福寺手間に山に入る前のラストの自販機ありました。
黒河道に入ると、この次は高野山まで自販機はありません。
私は橋本駅前の100円自販機で2本を買いました。

「西畑権坊」とは？
とググっても、ヤマレコのレコしかあがってこない。
この看板用に創作されたキャラなのでしょう。
「はたごんぼ」という巨大ごぼうが特産で、フルーツラインを南下した「くにぎ広場」で買えるそうです。

少し標高をあげると「岩掛観音」という展望台がありました。
紀ノ川、橋本市が一望。
川下のほうですが有吉佐和子が書いた紀ノ川への愛の一説を諳んじておいて、ここで復唱してみたい感じの展望台です。

丹生川沿いに出合い、R102 舗装路区間。
丹生川を渡る橋の上から撮りました。

カツラのご神木。
山の神のおわします気が満ちています。登山の安全を祈願いたしました。

「森の童話館」。黒河道は、山深いところをいってるかと思えば、突然こんな建物があったり、民家があったり、車道と出合ったりする妙な山道です。
人工的な施設があるからといって、それによって援けられる期待はできないので油断禁物。幻覚とみておくのがよい気がします。

しかし、仮設トイレがありました。
使えるか確かめませんでしたが。

木立ちのあいだから目指す雪池山(かな?)が見えました。まだまだ登らないと、という見え方です。
黒河道から登る雪池山は、雪池山の標高が1000m以下であることを考えると、『なんでやねん！？』レベルのしんどさ。

標識21、22、23。足も疲れてきたあたりで登りが延々と。
ここがあるから、水分はペットボトル1本余分に持っておかないと安心できません。

黒河道を外れて、雪池山ピークコースへ枝分かれ。
尾根筋をすこし登ると「雪池山」の表札が。
しかしここは偽ピークと思われます。
標高921.2mはたぶん正しそうだけど。

写真ではわかりづらいですが、激登り。
ラスボス的な存在感をみせつける雪池山でした。

先ほどの偽ピークよりも60mぐらいは高いところだから、たぶんここが本当の、雪池山(ゆきいけやま 988m) 山頂。

女人道に合して、揚柳山・摩尼山と高野三山のうちの二座を詣でていきました。
橋本から登る黒河道は北面なので総じて薄暗いけど、女人道まで来ると南側が明るい所もあり、緑が映えてます。

R371に出合ってロードを少しいくと自販機。

山間に浮かぶ宗教都市高野山。それが眺められるのは女人道のここから。

女人道をはずれて、ファミマへ。
パン2つ買って、ランチ。
雨が強いときだったから、大休止にちょうどよかった。

乗換案内を調べると、高野山駅へ向かえば、乗り継ぎよく帰れるケーブルがあるとわかりました。
傘をさしてコンビニをスタート。
女人道に戻って大門まで出てから、あとは車道沿いを。
ケーブル発車3分前に、無事、高野山駅へ到着。

感想

piraru9

トレーニング目的で、高野七口のひとつ、黒河道を登りました。
この道の、ほどよくきつい登りが好きです。

雨でなければ町石道で九度山まで行きたかったのですが、下り基調の道で濡れた木を踏むことになって、2回はスリップするかな、と思ったので、やめました。
それ以前にレイン装備はコンパクト傘ひとつしかなく、高野山は一段寒いし。
下古沢駅で雨降ってましたから、やめてよかったです。

鉄道エスケープができるありがたさ。高野山、すばらしいです。