白鷹山 花と大展望、山形ど真ん中

2022年05月10日(火) [日帰り]

• GPS: 03:06
• 距離: 7.6km
• 登り: 536m
• 下り: 528m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:13
• 休憩: 0:54
• 合計: 3:07

7:03 スタート地点
7:14 7:14 大平口
8:00 8:05 白鷹山
8:21 8:56 白鷹山三角点
9:14 9:28 白鷹山
10:05 10:05 大平口
10:10 ゴール地点

天候

快晴微風　朝のうち肌寒かったが、のちジリジリ暑くなる

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大平集落の駐車可能地点　2~3台可

コース状況／危険箇所等

大平コースは案内板あり　若干泥濘あるもほぼ問題無し
13日の祭礼を控えて神社周辺は綺麗に整備されている
嶽原コースは神社から少し下ったところで、コースが雪渓を横切るところ、雪渓が崩壊していてその上を歩かなければならず、危険と判断して戻った。まもなく溶けると思うが、注意が必要。

写真

5/10 7:04

大平集落の駐車可能そうな場所に停めました。もっと大きな駐車場所が別にあるみたいでしたが。

5/10 7:09

何ともないような道の脇に水芭蕉が普通に咲いてます

5/10 7:10

オトメエンゴサクも普通に沢山咲いてます

5/10 7:10

ニリンソウ、わさわさ

5/10 7:11

緑色のエンレイソウがありました

5/10 7:13

エンレイソウもワサビも山菜も

5/10 7:14

農地の先に新緑の白鷹山とレーダードームが見えました

5/10 7:14

ここが地図上の登山口らしい

5/10 7:15

クロモジの花も青空に似合います

5/10 7:19

スギ林の入り口にキクザキイチゲ

5/10 7:22

スギ林を抜けると広葉樹林の下ばえに、ユキツバキの群落がありました

5/10 7:22

開く直前のニリンソウの蕾。縁を彩る紅が可愛い。

5/10 7:26

ニリンソウも群落してます

5/10 7:28

やっぱり撮ってしまうエンゴサク

5/10 7:29

水芭蕉は流れに沿って

5/10 7:29

もう少し早ければ一番きれいな時だったかな

5/10 7:34

登っていく途中の送電鉄塔から葉山が綺麗に見えた

5/10 7:39

しばらく急階段が続く

5/10 7:40

大鷹ブナ。立派な樹です。

5/10 7:45

ムラサキヤシオの赤い花も咲きだした

5/10 7:49

ブナ樹林の中を進んで行くと山辺からの道が合流

5/10 7:54

尾根上の道を進んでいく

5/10 7:58

何処までも綺麗

5/10 8:02

最後は巨杉の並ぶ神社の参道を直登

5/10 8:04

石の階段。上から見ると急なのが分かるが、幅もすごく狭い。足が半分しか乗らない。でも祭礼の準備か、しっかりと掃き清められていた。

5/10 8:05

白鷹山虚空蔵堂。5月13日が祭礼。

5/10 8:04

上杉鷹山公の伝国の辞。現代の政治家にこの言葉、聞く耳はあるのかな?

5/10 8:07

北方向を見れば西黒森山の先に葉山。左の奥にうっすらと鳥海山。

5/10 8:14

タムシバの白い花も盛り

5/10 8:22

県民の森を見下ろせば、村山の平野や葉山の雪の峰。遥か彼方には神室連峰、そして甑岳から東に続く船形連峰の山々。

5/10 8:22

富神山のとんがりの先には山形の市街地が霞んでいる

5/10 8:29

本当の山頂は神社の神域なので、レーダードームの脇に三角点がある

5/10 8:24

あまりの絶景にパノラマ風にトリミングしてみた。朝日連峰、端から端まで。

5/10 8:32

こちらは飯豊連峰から三体山、長井葉山と続く山並み

5/10 8:32

飯豊連峰主要部と白鷹町から長井の置賜の平野

5/10 8:40

飯豊本山から大日岳あたり

5/10 8:41

梅花皮岳〜北股岳〜門内岳周辺

5/10 8:41

朳差岳周辺

5/10 8:41

栂峰の辺り

5/10 8:42

白鷹の町のほうからフラワー長井線の列車が鉄橋を渡る音が遠く届いた

5/10 8:43

大朝日岳〜中岳〜西朝日、そして小朝日岳

5/10 8:44

竜門から寒江山の辺り

5/10 8:44

大きな以東岳

5/10 8:44

天狗角力取山〜障子ヶ岳

5/10 8:44

そして湯殿山から姥ヶ岳、月山

5/10 8:46

霞んでいたけれど鳥海山も見えた

5/10 8:55

国交省のレーダー雨雪量計ドーム。芝生の上でしばらく山々を眺めていたが、虫が大襲来してきたので、慌てて虫除けを巻いて、残念ながら退散しましました。

5/10 8:58

ミヤマキケマン。ヤマエンゴサクと同じ仲間で黄色い花。

5/10 9:08

三角点ピークから神社へ戻る

5/10 9:10

落葉松も新緑に染まる

5/10 9:15

改めて白鷹山虚空蔵堂に参拝

5/10 9:19

嶽原コースへ下る。最初は気持ちよく行けたが・・。

5/10 9:21

巨大なブナの木などを見ながら下っていくと

5/10 9:23

この雪渓を通過しなければならないのだが、崩壊している。ここは危険と判断し、戻りました。

5/10 9:33

気がつけば陽射しはジリジリ暑くなっている

5/10 9:46

緑に染まっていきそうな樹林帯

5/10 9:54

ユキツバキの赤い花が緑に似合う

5/10 9:54

キバナノアマナ

5/10 9:59

もう一度ニリンソウの草叢

5/10 10:02

スギ林のなかに光が差し込んで

5/10 10:03

君は静かに主張する

5/10 10:09

花も眺望も第一級の山でした

5/10 11:08

山形に来たのだからラーメン食べましょう。大沼食堂の中華そば大盛り。美味しゅうございました。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

LUMIX DC-G9 ボディ パナソニック

感想

yonejiy

五月の好天続きがそろそろ息切れしてくるようなので、その前にどこか出かけようと考察したら、しばらく行っていなかった白鷹山が浮かびました。以前行ったときは夏の終わりごろで、これといった花もなく、眺望もスッキリしなかったと思います。
それほど期待もせずに出かけたのですが、歩き出してすぐに水芭蕉やイチゲ、エンゴサク、エンレイソウなどたくさんの花にめぐり逢い、大いに気分上げ上げで登っていったところ、パラグライダーのスタート地になっているレーダードーム脇から、朝日をはじめとする東北のジャイアントたちが手に取るように眺められて、すごく感激しました。
やはり山形のど真ん中に位置するこの山の特性なのでしょう。
長井や置賜の平野を広々と手前にし、どっしりと構える飯豊・三体山・長井葉山などの雄大な風景。
間近に聳え立ち、細かな沢の様子まで眺められる大朝日。
本当にため息が出る様でした。帰り道では無理をせず引き返して、大平コースを降り、〆に山形の美味しいラーメンまでいただいて、気分もお腹も満腹した一日でした。