ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 428185
全員に公開
ハイキング
磐梯・吾妻・安達太良

仙台平から大滝根山 往復

2014年04月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
6.8km
登り
536m
下り
536m

コースタイム

仙台平キャンプ場(4:45)−登山口(4:55)−五合目ブナ平(5:35)−大滝根山頂(6:20〜40)−五合目ブナ平(7:05)−登山道入口(7:30)−仙台平キャンプ場(7:40)山頂(7:45〜8:00)−登山口(9:30)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
仙台平キャンプ場駐車場に駐車
トイレはあるが冬季閉鎖中
コース状況/
危険箇所等
GPSログを間違えて消去してしまったのでコースは手書き

特に危険な場所はなし
山頂直下は積雪続くも雪は締まっておりアイゼン等は必要なし

最新版の新分県ガイド『福島県の山』(山と渓谷社)では山頂の放射線量は1.15μ㏜/hと書かれていたが、持参したガイガーカウンタ−(SOEKS−01M)で、山頂峯霊神社裏手で計測したところ0.82μ㏜/hだった。
5時前に出発
久しぶりのヘッデンスタート
2
5時前に出発
久しぶりのヘッデンスタート
キャンプ場の標識
キャンプ場の標識
登山道入口
最初はカラマツの植林
1
最初はカラマツの植林
すぐに自然林
アカマツが多い
1
すぐに自然林
アカマツが多い
正面に大滝根山が見えてくる
正面に大滝根山が見えてくる
5合目ブナ平
名前ほど大した場所ではない
5合目ブナ平
名前ほど大した場所ではない
5合目を過ぎるとしばらくは笹がうるさい
5合目を過ぎるとしばらくは笹がうるさい
岩場が増える
このあたりが蟻の戸渡りらしい
本家戸隠とは雲泥の差
1
このあたりが蟻の戸渡りらしい
本家戸隠とは雲泥の差
嫁は鎖でよじ登る
6
嫁は鎖でよじ登る
こっちの方が厄介
こっちの方が厄介
山頂直下でようやく陽射しが
山頂直下でようやく陽射しが
雪が現れる
結構残ってた
締まっておりアイゼン等は不要
結構残ってた
締まっておりアイゼン等は不要
山頂下で
正面は羽山
背後に重なるのは次の登る矢大臣山
3
山頂下で
正面は羽山
背後に重なるのは次の登る矢大臣山
万太郎山の風車群
3
万太郎山の風車群
山頂には大嶽根山峯霊神社が鎮座
山頂には大嶽根山峯霊神社が鎮座
一等三角点は自衛隊敷地内
2
一等三角点は自衛隊敷地内
神社裏手で計測
0.82μ㏜/h
1
神社裏手で計測
0.82μ㏜/h
山頂を占める自衛隊のドーム型レーダー
山頂を占める自衛隊のドーム型レーダー
嫁を入れて
山頂の先に手頃な標識
3
山頂の先に手頃な標識
眼下に仙台平
背後はツツジ有名な高柴山
1
眼下に仙台平
背後はツツジ有名な高柴山
鎖場は下りの方が怖いと
へっぴり腰の嫁
2
鎖場は下りの方が怖いと
へっぴり腰の嫁
鬼穴は震災で崩落して立ち入り禁止
鬼穴は震災で崩落して立ち入り禁止
駐車場へは50メートルほど登り返す
1
駐車場へは50メートルほど登り返す
キャンプ場の放射線量は問題ないレベル
2
キャンプ場の放射線量は問題ないレベル
ただいま!!
すぐに次の矢大臣山へ移動
2
ただいま!!
すぐに次の矢大臣山へ移動

感想

先週はマコトさんとランデブーするため武甲山に登ったが、12〜13日は3月下旬から続く阿武隈山地北上の流れに戻り、いよいよ福島県に突入。
阿武隈地域の山は登山口から3〜4時間程度で登降できるショートコースが多いので12日は小野周辺に隣接する大滝根山、矢大臣山、蓬田岳の3座に登り、白河に宿を取り13日は古殿の鎌倉岳に登るプランを策定。

11日金曜日は午後8時前に寝床に入り12時起床1時過ぎ出立。
首都高から東北道に入り矢吹ICへ、さらにあぶくま高原道路で小野に入り午前4時過ぎに登山口のある仙台平キャンプ場に到着。
この日は寒気の影響で登山口の気温は2度ちょっととかなり寒い。

準備に30分ほどかかり4時45分にヘッデンをつけて出発。
いったん鬼穴方面に向けて下り車道を左折。すぐに右手に登山道入口の標識が現れる。
実際の登山道は国土地理院地形図の表記よりもかなり南側になる。

当初は杉の植林だが、すぐに沢沿いのカラマツ林となり、尾根に上がるとアカマツが多い自然林となる。
緩やかな登降を繰り返すと正面に大滝根山の丸みを帯びた山容が現れる。
五合目ブナ平の標識を過ぎると傾斜がきつくなる。
笹を漕ぎながら登ると岩場となり蟻の戸渡りと呼ばれる鎖場になる。
名前は仰々しいが戸隠のそれとは雲泥の差で鎖に頼らなくても登れるような代物。
鎖場で霞の彼方に彼方に辛うじて安達太良が見えたが写真に撮っても映ってはいなかった。

標高900メートルを過ぎたあたりから雪が現れる。
登山道周辺は結構な量が残るが締まっており歩く分には全く問題ない。
高塚山への分岐で展望が開け、阿武隈の山々が一望できるが土地勘がないので余り山の名前がわからない。

山頂には大嶽根山峯霊神社が鎮座するが、現実にはフェンスと鉄条網に囲まれた自衛隊のドームレーダーの方が目立つ。
一等三角点が設置されているが、三角点は自衛隊の敷地内でフェンス越しに撮影するしかない。
分県登山ガイド『福島県の山』(山と渓谷社)では大滝根山の放射線量は1.15μ㏜/hとなっていたが、神社裏手で持参したガイガーカウンターで計測したところ0.82μ㏜/hであった。
低い数値ではないが、大人が浴びるには問題ない数字だと自分では判断する。

この日は三つはしご登山のためもあるしそれよりも稜線は寒気と強風でじっとしていられずそそくさと下山。
下山途中登山口手前で夫婦らしき二人連れとすれ違っただけ。
ま、時間も時間だし。

大滝根山は阿武隈最高峰で一等三角点が置かれ、阿武隈では八溝山と並んで300名山に選定されているが山頂には自衛隊の施設が設置され三角点も踏むことができない。
とはいえこれは国土防衛のためであり、文句を言うのは畑違いというものだろう。
むしろ山頂のドームレーダーこそが今の大滝根山のシンボルとして認めるべきものだと思う。
ちなみに下山後に知ったが、事前に自衛隊に許可を得れば、自衛隊により三角点まで案内してもらえるとのこと。

下山後は次に登る矢大臣山の登山口へ向かうが、ガーミンのGPSログを誤って消去してしまい、このレコではルートは手書きとなってしまった。

4月累計
合計距離: 19.37km
累積標高(上り) 1493m
累積標高(下り)1473m


お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2860人

コメント

match1128さん、やはり地味な山?
大滝根山は300名山の一つだけに注目しておりますが、やはり、地味な山のようですね。
自衛隊のレーダー基地があるぐらいなので、
電波受信状況がよい
⇒独立峰あるは周囲で目立っている
⇒眺めが良い
という気がしますが、周囲が灌木に囲まれておりダメなんですね。

とは言いながら、300名山ハンターの拙者としては、いずれは行かねばならぬ山。
ここだったら、1号隊員もぐずることはなさそうです

  隊長
2014/4/15 19:28
Re: match1128さん、やはり地味な山?
隊長こんばんは
この山は決して地味ではありません。
他の阿武隈の山々と同様なだらかな山容ですが、どっしりとした巨体は八溝山とも共通しており、かなり遠くからでも大滝根山と視認することができます。
ならばこその一等三角点なんですが。

樹林に囲まれているのはドームレーダーの脇の神社です。
山頂下の高塚山分岐点は南側が大きく開けていますし、その高塚山やペラペラは素晴らしい展望を得られます。
今回ははしごのため残念ながら足を延ばすことはできませんでしたが。

この山に登るなら登山口近くにある鍾乳洞のあぶくま洞は必見です。
岩手の龍泉洞と並び東北随一の鍾乳洞です。
2014/4/15 23:49
match1128さん、それがですねぇ・・・m(__)m
もう10年は前になりますか・・・。
阿武隈洞には行ったことがあるのですよ。
その頃はあまりその付近の山に興味はなかったので、大滝根山には目もくれず・・・でした
  隊長
2014/4/16 7:05
Re: match1128さん、それがですねぇ・・・m(__)m
それは残念。
ではこちらはいかが??
http://www.liccacastle.co.jp/

隊長が大好きな駅蕎麦、もとい最寄り駅のそばにあります。

2014/4/16 7:10
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 東北 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら