仙台平から大滝根山 往復
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 536m
- 下り
- 536m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレはあるが冬季閉鎖中 |
コース状況/ 危険箇所等 |
GPSログを間違えて消去してしまったのでコースは手書き 特に危険な場所はなし 山頂直下は積雪続くも雪は締まっておりアイゼン等は必要なし 最新版の新分県ガイド『福島県の山』(山と渓谷社)では山頂の放射線量は1.15μ㏜/hと書かれていたが、持参したガイガーカウンタ−(SOEKS−01M)で、山頂峯霊神社裏手で計測したところ0.82μ㏜/hだった。 |
写真
感想
先週はマコトさんとランデブーするため武甲山に登ったが、12〜13日は3月下旬から続く阿武隈山地北上の流れに戻り、いよいよ福島県に突入。
阿武隈地域の山は登山口から3〜4時間程度で登降できるショートコースが多いので12日は小野周辺に隣接する大滝根山、矢大臣山、蓬田岳の3座に登り、白河に宿を取り13日は古殿の鎌倉岳に登るプランを策定。
11日金曜日は午後8時前に寝床に入り12時起床1時過ぎ出立。
首都高から東北道に入り矢吹ICへ、さらにあぶくま高原道路で小野に入り午前4時過ぎに登山口のある仙台平キャンプ場に到着。
この日は寒気の影響で登山口の気温は2度ちょっととかなり寒い。
準備に30分ほどかかり4時45分にヘッデンをつけて出発。
いったん鬼穴方面に向けて下り車道を左折。すぐに右手に登山道入口の標識が現れる。
実際の登山道は国土地理院地形図の表記よりもかなり南側になる。
当初は杉の植林だが、すぐに沢沿いのカラマツ林となり、尾根に上がるとアカマツが多い自然林となる。
緩やかな登降を繰り返すと正面に大滝根山の丸みを帯びた山容が現れる。
五合目ブナ平の標識を過ぎると傾斜がきつくなる。
笹を漕ぎながら登ると岩場となり蟻の戸渡りと呼ばれる鎖場になる。
名前は仰々しいが戸隠のそれとは雲泥の差で鎖に頼らなくても登れるような代物。
鎖場で霞の彼方に彼方に辛うじて安達太良が見えたが写真に撮っても映ってはいなかった。
標高900メートルを過ぎたあたりから雪が現れる。
登山道周辺は結構な量が残るが締まっており歩く分には全く問題ない。
高塚山への分岐で展望が開け、阿武隈の山々が一望できるが土地勘がないので余り山の名前がわからない。
山頂には大嶽根山峯霊神社が鎮座するが、現実にはフェンスと鉄条網に囲まれた自衛隊のドームレーダーの方が目立つ。
一等三角点が設置されているが、三角点は自衛隊の敷地内でフェンス越しに撮影するしかない。
分県登山ガイド『福島県の山』(山と渓谷社)では大滝根山の放射線量は1.15μ㏜/hとなっていたが、神社裏手で持参したガイガーカウンターで計測したところ0.82μ㏜/hであった。
低い数値ではないが、大人が浴びるには問題ない数字だと自分では判断する。
この日は三つはしご登山のためもあるしそれよりも稜線は寒気と強風でじっとしていられずそそくさと下山。
下山途中登山口手前で夫婦らしき二人連れとすれ違っただけ。
ま、時間も時間だし。
大滝根山は阿武隈最高峰で一等三角点が置かれ、阿武隈では八溝山と並んで300名山に選定されているが山頂には自衛隊の施設が設置され三角点も踏むことができない。
とはいえこれは国土防衛のためであり、文句を言うのは畑違いというものだろう。
むしろ山頂のドームレーダーこそが今の大滝根山のシンボルとして認めるべきものだと思う。
ちなみに下山後に知ったが、事前に自衛隊に許可を得れば、自衛隊により三角点まで案内してもらえるとのこと。
下山後は次に登る矢大臣山の登山口へ向かうが、ガーミンのGPSログを誤って消去してしまい、このレコではルートは手書きとなってしまった。
4月累計
合計距離: 19.37km
累積標高(上り) 1493m
累積標高(下り)1473m
大滝根山は300名山の一つだけに注目しておりますが、やはり、地味な山のようですね。
自衛隊のレーダー基地があるぐらいなので、
電波受信状況がよい
⇒独立峰あるは周囲で目立っている
⇒眺めが良い
という気がしますが、周囲が灌木に囲まれておりダメなんですね。
とは言いながら、300名山ハンターの拙者としては、いずれは行かねばならぬ山。
ここだったら、1号隊員もぐずることはなさそうです
隊長
隊長こんばんは
この山は決して地味ではありません。
他の阿武隈の山々と同様なだらかな山容ですが、どっしりとした巨体は八溝山とも共通しており、かなり遠くからでも大滝根山と視認することができます。
ならばこその一等三角点なんですが。
樹林に囲まれているのはドームレーダーの脇の神社です。
山頂下の高塚山分岐点は南側が大きく開けていますし、その高塚山やペラペラは素晴らしい展望を得られます。
今回ははしごのため残念ながら足を延ばすことはできませんでしたが。
この山に登るなら登山口近くにある鍾乳洞のあぶくま洞は必見です。
岩手の龍泉洞と並び東北随一の鍾乳洞です。
もう10年は前になりますか・・・。
阿武隈洞には行ったことがあるのですよ。
その頃はあまりその付近の山に興味はなかったので、大滝根山には目もくれず・・・でした
隊長
それは残念。
ではこちらはいかが??
http://www.liccacastle.co.jp/
隊長が大好きな駅蕎麦、もとい最寄り駅のそばにあります。
笑
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