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Yamareco

記録ID: 428696
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

権現岳 シャリバテもなんとかリベンジ達成 天女山から

2014年04月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:51
距離
12.3km
登り
1,305m
下り
1,452m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

5:55 登山口
6:10 天女山山頂
6:17 天女山駐車場
6:30 天の河原
7:05 標高1800m
7:22 標高2000m
7:55 ここが一番きついの看板
8:32 前三ツ頭 9:00
9:32 小泉への下降点
9:34 三ツ頭 9:58
10:52 頂上 12:16
12:50 三ツ頭
13:18 前三ツ頭
13:30 ここが一番きついの看板
13:43 標高2000m
13:58 標高1800m
14:26 小さいベンチの広場
14:41 天の河原
14:49 天女山駐車場
15:02 登山口

◆行動時間
登り 4:06
下り 2:46
休憩時間  2:15
合計時間  9:07

◆行動距離(アンドロイドアプリ 山旅ロガーを使いスマホで計測)
13.2km(山旅ロガーをセットし忘れ、登りの登山口から天女山までの900mのログなし区間を含む)
天候 高曇りの晴れ。風も穏やか
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
最寄りICは中央高速長坂ICから30分程度。
登山口までの道、スタッドレス不要。
駐車場は天女山入り口に8台程度。すぐに埋まります。きっちり詰めて駐めて1台でも多く駐めれるように。ゲート前は駐車禁止です。いっぱいの場合は近くのまきば公園に駐めます(1kmほど歩く)
天女山駐車場へのゲートは4/Eまで閉鎖とのこと。
コース状況/
危険箇所等
◆登山道
終始トレースはありました。
頂上直下の核心部もしっかりと踏まれていたので問題ありませんでしたが慎重に。

◆アイゼン装着のタイミング 
三ツ頭までノーアイゼンでなんとかいけたが凍結箇所や急登は苦労した。その後12本歯。
036cyoさんは前三ツ頭前の急登でチェーンスパイク装着。頂上直下で10本歯に変更。
早朝は凍結箇所が多いです。
前三ツ頭までの急登が長くしんどいので軽アイゼンで登り、
体力を温存し、三ツ頭以降で10本歯等に変えるのがいいかと思います。

◆アイゼン脱着のタイミング
小さなベンチがある広場前で脱ぐ、もっと早く脱いでも良かったかも。

◆登山ポスト
天女山駐車場からの登山口にあり

◆トイレ
天女山山頂にあり。使用可能???
長坂IC出口。
横断道近くのセブンイレブンかその先の横断橋近くの公衆トイレ(使用可否未確認)

◆水場
なし

◆服装
上  ベースレイヤー:モンベル ジオライン中厚手
   アウター:フェニックスのVAPOR ジャケット

手袋 アウター:モンベル アルパイングローブのアウターのみ
    インナー:モンベル メリノウールタッチ(スマホ操作感度◎)

下 1層 機能タイツ:ワコール CW-Xスタビライクスモデル
  2層 タイツ:モンベル ジオライン中厚手
  3層 雨具:モンベル サンダーパスパンツ

靴 スカルパ ジョラスプロGTX(冬靴)
   OR バーグラスゲイター。
   靴下はモンベル ジオライン5本指の上にスマートウールPhd

予備防寒着
上 ダウン:ミレー 700FPライトダウン
フリース:パタゴニア R1ジャケット
雨具:モンベル トレントフライヤー
ニット帽:モンベル
バラクラバ:モンベル ネオプレーンフェイスバラクラバ
下:ユニクロ 暖パン
予備防寒着は使わず。

◆冬装備
アイゼン:グリベル エアーテックニュークラシック(12本歯)
ピッケル:グリベル エアーテックエボリューション 53cm
ヒップソリ

◆水
飲料用:バーム500ml×2本→1本ほぼ飲みきり。1本は036CYOさんへ。
     ザック外付けでボトルケース入れて携行。
山専ボトル:お湯 0.9リットル→ほぼ使い切り(カップ麺2杯とコーヒー1杯)
山専ボトルはカップ麺を食べる為に十分熱い。雪山必携アイテム。
サーモスの普通の水筒:紅茶300ml→飲みきり(ごくごく飲むには十分暖かい)
天女山駐車場へのゲートは4月末まで閉鎖。この奥に登山口があります。
天女山駐車場へのゲートは4月末まで閉鎖。この奥に登山口があります。
ゲート横に8台程度。
ゲート横に8台程度。
気温13度。
ここから始まります
ここから始まります
朝日が照らし出す
朝日が照らし出す
天女山に到着
ふむふむ
天女山駐車場
脇から登ります。
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脇から登ります。
そこに登山ポスト
そこに登山ポスト
天の河原に到着。ベンチもあり良い景色
天の河原に到着。ベンチもあり良い景色
しばし写真撮影
左からアサヨ峰、栗沢山、仙水峠、甲斐駒
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左からアサヨ峰、栗沢山、仙水峠、甲斐駒
さて頑張りますか。
さて頑張りますか。
前回、引き返したときにランチしたベンチ。すっかり雪がない。
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前回、引き返したときにランチしたベンチ。すっかり雪がない。
いよいよ急に
なんとかノーアイゼンで登る。まだ空が蒼い
なんとかノーアイゼンで登る。まだ空が蒼い
ここが一番きつい。ここまでがきつい??
ここが一番きつい。ここまでがきつい??
前三ツ頭に到着。
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前三ツ頭に到着。
50分で三ツ頭らしい。
50分で三ツ頭らしい。
036cyoさん、ここまでの急登でかなりバテてる。体調が良くない。
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036cyoさん、ここまでの急登でかなりバテてる。体調が良くない。
赤岳がそろり
少し歩くも、やはり体が何か良くない。シャリバテと分析し、とにかく食べて休むことに。
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少し歩くも、やはり体が何か良くない。シャリバテと分析し、とにかく食べて休むことに。
休憩の間、写真撮影を楽しむ。甲斐駒と仙丈。
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休憩の間、写真撮影を楽しむ。甲斐駒と仙丈。
富士山(わかりにくい)
富士山(わかりにくい)
なんとか再開。登り始める
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なんとか再開。登り始める
小泉の下降点。編笠がよく見える
小泉の下降点。編笠がよく見える
御嶽山も
中央アルプスも。
中央アルプスも。
三ツ頭到着。なんとかここまで来れました。
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三ツ頭到着。なんとかここまで来れました。
まだ、036cyoさん、少し辛そう。この景色を見ながらしばし休む。
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まだ、036cyoさん、少し辛そう。この景色を見ながらしばし休む。
赤岳山頂アップ。いるいる。
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赤岳山頂アップ。いるいる。
阿弥陀山頂アップ。こちらにもいるいる。
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阿弥陀山頂アップ。こちらにもいるいる。
いや〜。たまんない。もう少し空が蒼ければね〜。
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いや〜。たまんない。もう少し空が蒼ければね〜。
どうしていつも荷物が多いんだろう。俺・・・
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どうしていつも荷物が多いんだろう。俺・・・
この景色を見て、もう行かずにいられない。
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この景色を見て、もう行かずにいられない。
雪庇に気をつけて進む
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雪庇に気をつけて進む
行ってやるぜ。権現。036cyoさん完全復活。
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行ってやるぜ。権現。036cyoさん完全復活。
いいね〜。
一旦下ります
雪ザクザク
近づいてきたきた。
近づいてきたきた。
三ツ頭を振りかえる
三ツ頭を振りかえる
雪庇がすごい
核心部が始まる。
核心部が始まる。
しっかりと轍になってます。
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しっかりと轍になってます。
下を覗き込むとこんな。ショベルが木に巻きつけてある。
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下を覗き込むとこんな。ショベルが木に巻きつけてある。
権現到着。撮って頂いた方ありがとうございます。
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権現到着。撮って頂いた方ありがとうございます。
おー。かっちょえー。
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おー。かっちょえー。
赤岳、山頂も賑わってます。
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赤岳、山頂も賑わってます。
大同心、小同心
ふー。頑張った。ほんとよく頑張った。
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ふー。頑張った。ほんとよく頑張った。
権現小屋の春はまだ遠い。
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権現小屋の春はまだ遠い。
東ギボシ、西ギボシ
東ギボシ、西ギボシ
編笠山にもいるいる
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編笠山にもいるいる
仙丈アップ
貴公子と女王
036cyoさんも、ダイブする勢い。
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036cyoさんも、ダイブする勢い。
随分長く頂上で遊んでましたが戻ります。
随分長く頂上で遊んでましたが戻ります。
核心部を下る
三ツ頭までの気持ちいい稜線
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三ツ頭までの気持ちいい稜線
ここは左の雪庇の方も通れますが、安全な方を行きます。
ここは左の雪庇の方も通れますが、安全な方を行きます。
三ツ頭への登り
権現かっこいい
いいね。やっぱり。
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いいね。やっぱり。
この左側の斜面にトレースがあったのには驚いた。
この左側の斜面にトレースがあったのには驚いた。
三ツ頭に到着
八ヶ岳スターズを振り返る
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八ヶ岳スターズを振り返る
2500m。登りの時は気がつかず。
2500m。登りの時は気がつかず。
シリセード
この辺、真っ白です。
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この辺、真っ白です。
前三ツ頭に戻りました。
前三ツ頭に戻りました。
カチカチ
ここが一番きついに戻る
ここが一番きついに戻る
この辺で小休止。アイゼンを外す
この辺で小休止。アイゼンを外す
小さいベンチの広場に戻り
小さいベンチの広場に戻り
天の河原に戻り
天女山の駐車場に戻り
天女山の駐車場に戻り
階段下りて
残雪期だが、リベンジ達成。お疲れ様でした。
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残雪期だが、リベンジ達成。お疲れ様でした。

感想

木曽駒ヶ岳に036cyoさんとhimekami君と行こうと計画していたが
前日の情報でロープウェイが運休とのこと。危ない危ない(036cyoさん好プレー)
蓼科山ならhimekami君、行かないとのことで、権現を提案。
しかし、himekami君、権現はきつすぎるとのことで行かないことに。
036cyoさんと協議の結果、前回、前三ツ頭で引き返した、権現リベンジに行く。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-398024.html
20日にkosanと権現に行こうと話していたが、天気が良いときに行ってしまえということになりました。
(kosanごめん)

5時に甲府南ICを出発。5時40分頃には天女山ゲートに到着。
4台ほど、先着あり。準備をして出発するまでにも2台到着。
前回よりは混んでいない感じだ。

登山口からしばらくは雪が無い。
天の河原にも雪が少しある程度。
急登が始まる辺りから、雪が深くなり出す。
036cyoさんは途中でチェーンスパイク装着。
私は行ける所までノーアイゼンで頑張る。

036cyoさん、なかなかペースが上がらない。
どうも体調が良くないみたいだ。
前三ツ頭手前の樹林帯でシャリバテではないかと思い、何か食べてと話をする。
なんとか、前三ツ頭まで到着。ここでも食べ物を口にして、しばらく休憩。
私は写真を撮ったりして、彼の回復を待つ。無理は禁物。
今まで何度か一緒に山行しているが、今回のようなことは初めて。

もうちょっと、行ってみようということで、次の目的地、前三ツ頭を目指す。
私が後ろから行き、様子が変なら帰るつもりで。
気を紛らす為に、いろんな話をしながら、ゆっくりと歩く。
やはりなかなかペースが上がらない。休憩を何度もしながら、帰ってもいいよと話しながら・・・
それでも036cyoさん歩を進める。なんとか、三ツ頭に到着。
絶景が待っていた。空の蒼さは今ひとつだが八ヶ岳の主峰がお目見え。
権現も手が届くような近さに見える。
ここでも休憩を入れる。幸い風もなく、ゆっくりと休憩ができた。

「ここまで来たら行くしかないでしょ」
036cyoさんが、急に復活。
「山バカは景色で変わる。行こう行こう」と。
その後の足取りは嘘のように軽い。
やはりシャリバテだったようだ。やっと食べ物がエネルギーに変わってくれた。

三ツ頭で私はアイゼンを装着。
036cyoさんも途中で10本歯にチェンジ。
二人ともピッケルは使わず。
核心部も慎重にパスをし、山頂に到着。
途中で7才の男の子とすれ違う。天晴!!
山が大好きだそうだ。(我が家の子供は・・・・)

頂上で大撮影大会。
4組位、撮りますか、撮って下さいなんてやって達成感を共有。
風も穏やかなので、一番高い岩の上でポージング。
036cyoさんとお互いに写真撮影。
岩の上で待ってろ、撮るよって感じ。
頂上で他の方と一緒に食事をしながら談笑。
まだまだ登ってくる。
随分と長く頂上を満喫し下山開始。

下りは、雪がシャーベット。
これが気温が下がると凍るわけだね。
1月の時とは違い、今ひとつ下りが楽しくない。
夏山よりは遙かに早く下れて膝への負担は少ないが・・・

登りの時には気がつかなかったがカモシカの亡骸を発見。
皆さんのレコ、また前回、遭遇したカモシカかもと思うと悲しくなった。
手を合わし冥福を祈る。

前回休憩した小さいベンチの所まで行って休憩しようと、アイゼンつけたまま下る。
そこまで行く前にギブ。休憩をし、のどの渇きを潤す。
下ってきた方がノーアイゼンだったので、我々も外す。
雪の上はスケートをする感じでスーと滑って遊んでみた。

アイゼンは雪があるところで外したので良かったが、靴の汚れがひどい。
こういう時期に特有なことなのだろう。
あっという間に、下山。

今回は036cyoさんのがんばりに感謝。
そして反省として登山開始1時間以内に朝食をしっかり取ること。
やっぱり登山はエネルギーの消耗が半端ではないね。

パノラマの湯でさっぱりして
http://panoramanoyu.sakura.ne.jp/panorama.htm
エルクでホグロフス、パタゴニア、アークのザック
http://www.elkinc.co.jp/top.htm
アウトドアワールドでニーモのテントを物色し
http://www.johshuya.co.jp/shop/shop.php?s=143
036cyoさんのリクエストで前回食べなかった縁者で辛みつけ麺を頂く。
http://tabelog.com/yamanashi/A1901/A190101/19004078/
これでWリベンジ達成。

今日も山友と山に感謝!!

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