魔子の山・五里山
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- GPS
- 02:13
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 652m
- 下り
- 639m
コースタイム
天候 | 曇り・霧・小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
魔子の山:スタート直後は角材を並べた階段です。それなりに古いですし、雨あがり状態でしたので滑りやすそうでした。そこを過ぎると割と歩きやすい道でそれほどきつくない傾斜を登って行きますが、ピークに向けての最後だけは岩の多い急坂を少しだけ登る必要があります。人穴の展望台も最後は大きな岩を登ります。特別危険な個所はありませんが、滑りやすそうなところは気を付けましょう。 五里山:スタートしてすぐに渡渉が待ってますが、大きなコンクリートの土管を並べてあるのでその上を渡るだけなので問題はありません。その後しばらくは川沿いの平坦な林道的な道を進みます。そこそこ大きな堰堤が出てきたらその脇を抜けて、細い支流を渡った先辺りから、林道と別れて右に上がっていきます。あまりはっきりした道にはなっていませんが、一応ピンクリボンが付けられていますので見逃すことは無いと思います。その後もしばらくは緩やかに登って行き、途中に堰堤を2か所越えて行きます。最初の堰堤の脇に上がる所が、滑りやすかったので注意です。多くはありませんが、ピンクリボンを目印に進んでいくと、それまで堰堤沿いの谷だったコースから、右に上がっていくようにリボンに誘導されます。ここからがこのコースの核心部。崩れやすい急斜面を標高で100数十m登ります。途中にピンクリボンもありますが、多くは無いのでそれだけを頼りに登るのは難しいかもしれません。アプリでこまめに針路を確認しながら登るのがいいと思います。その苦しい登りをクリアすると鞍部に出ます。そこから右手に登ると向山です。地理院地図ではここのすぐ上に五里山と書いてあったので、ここがてっきり五里山だと思ってたら、よくよく調べてみたら違ってました。五里山は左の尾根を登り詰めた先にあります。鞍部を抜けて左の尾根の裏手斜面に取り付き、トラバースする感じで少しずつ登って行きます。しばらく行くと山頂からの稜線に出ますので、そのまま尾根を登って行き、最後は大きな岩が出て来ます。その岩のてっぺんが五里山山頂なのですが、一旦左からその岩を巻いて向こう側に出て、そこから岩を巻いて戻る感じで進むと、すぐに上がれるポイントのピンクリボンが見えます。そこから岩を登ればすぐに山頂表示が現れます。山頂表示のすぐ後ろの岩のてっぺんが本当の最高点なのですが、広くないし濡れてて危険だと思ったので、そこに立つことはやめて。おきました。 |
写真
感想
金曜日の仕事としての日向山登山の疲れが若干残っている中、しかも前日からの雨。ベストコンディションからは程遠い状態ではありましたが、でも時間的に山行けるのに行かずに終わらせるのも悔しかったので行くことに決めたのですが、さらにもう1つ行動に大きな影響を与えるものが立ちはだかっていました。実は朝8:00から地元地区の清掃作業に参加しなくてはいけなかったんです。代わりにオクサンに行ってもらえればもう少し時間的に余裕もあったのですが、それも断られ、でもサボるのもどうかと思い、間に合う時間に登って帰って来れる山。我が家から位置的に一番近いのは三ツ頭ですが、標高2,500mありますし、まぁ頑張れば何とかなったかもしれませんが、途中険しいですし、暗い内から慌てて登るのもどうかと思ってこれはパス。そして次に近かったのが今回登った魔子の山。とは言え登山口まで1時間ちょっとかかるんですけどね。でもルートを見るとどうやらあっという間に終わってしまいそうな感じ。急いで戻るには丁度いいのですが、でもわざわざ行くのにこれだけだと物足りない感じ。なのですが、これまた丁度いい感じですぐ近くにもう1つみつけたのが五里山。当初計画してたコースの山頂は向山だと判明して少し距離が伸びたものの、それでも何とかなるんじゃね?と思われる程度のコースでしたので、これで今回のミッションが決定!
まず起床2:30。起きてすぐに出発できるように、前の晩から山行く格好で寝てたおかげで、改めての準備もほとんど無く家を出ることができました。途中コンビニで必需品のあんパンとサラミを調達し、瑞牆山荘近くの登山口には4:00過ぎに着くことができました。空がようやく明るくなり始めた頃で、まだ登山道は真っ暗でしたが、そんな中を久々のヘッドライト点けての登山開始!
魔子の山の山頂には順調に10数分で着きました。急いでいたので人穴はパスしてここで折り返そうと思っていたのですが、まだ暗かったせいもあり、山頂表示がデカい標柱しか見つけられず、よく写真で見る木に付けられた小さな手書きのものが見当たりませんでした。ピークが他にもあるようなことは事前に把握していたのですが、その辺りの位置関係をきちんと理解していなかったため、取りあえずそのまま進んで、結局展望台(人穴)の岩のてっぺんから瑞牆山眺めることになってしまいました。で、そこで折り返してまた山頂に着いたら、戻る方向の登山道の左側の木に山頂表示を見つけました!先に見つけてれば奥まで行かずに済んだのに・・・と思いつつ、ここで初めてあんパンショット&サラミショット。そしてピークから急坂を下ってすぐに鞍部に出たら、戻るのはそこから左手に下って行くのですが、すぐ先の正面にもう1つのピークがあることに気が付きました。そしてそこにももう1つの写真で見た山頂表示が掲げられていました。どなたかの記録に双耳峰と書かれていたのがやっと理解できました。
ちなみに人穴は、表示も無かったし、急いでたし、まだ薄暗くてちょっと怖い気もしたので、見に行くことはせずに戻ってきました。
そんなこんなで魔子の山だけで40分ほどかかってしまいました。ピークだけでパパっと帰ってくれば20分ぐらいで済んだと思うんですけどね。
そして急いで車に戻り、次の五里山登山口を目指します。
途中道の左手に入って行ける林道と「ピザ」の看板が目に留まりました。まだ予定している登山口よりも少し手前でしたが、どなたかの記録に「ピザが目印」という記載を見たのを思い出し、ここを入ればひょっとして近道がある?と思って入って行こうとしたのですが、急いでいるのに思い通りの展開にならなかった場合、結局時間のロスになるだけだとすぐに思い直し戻って本来の登山口へ向かいました。
そこから先の山での展開はコース状況の方にほぼほぼ書いたので割愛しますが、8:00からの地区清掃に間に合うように帰るためには、着替えの時間等も考えると6:30には戻ってこないと厳しいかなと考えました。スタートは何だかんだで5:10になってましたので1時間20分で戻って来る必要がありました。ところが核心部の急坂に苦戦をし、下山の際に2回もルートを間違えて戻ったりもあって、結局ゴールしたのは6:37、ちょっと遅れてしまいました。とは言えその後急いで帰って、地区清掃には無事間に合い、義務を果たすことができました。
やっぱり自分の思い通りに山に登りに行くためには、家庭の円満が何より大事ですから、こういったところを疎かにはできません。
ということで、甲斐百山も2座を追加して72座制覇となりました。しかも8時前には家に帰って来ましたので、この後休日を有意義に過ごすことが出来ます。これがトレランの醍醐味ですね。
とは言え今週も色々あって、結局早く登りたいと思ってるお坊山・大沢山は後回しになってしまいました。来週こそは登れるのか?!
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