乾徳山・高原ヒュッテ泊
- GPS
- 08:15
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,274m
- 下り
- 1,261m
コースタイム
- 山行
- 2:03
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 2:20
天候 | 5/21:小雨、22:曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
カミナリ岩と鳳岩は濡れていたのでそれなりに要注意。水のタルからの下りもガレ場の急下降なので、それなりに要注意。 |
その他周辺情報 | はやぶさ温泉でお風呂とランチ。コシアブラは残念ながら終わっていました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
|
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共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
食器
調理器具
調理用食材
調味料
ツェルト
|
感想
5月21日(土) 雨
今回は古川さんとてっちゃんとの計装登山部で乾徳山で岩遊びと避難小屋泊がテーマだ。
5/20夜発の予定だったが、5/21の予報が雨になったので、5/21朝発とし乾徳山は5/22に登頂することにして初日は高原ヒュッテまでの2時間だけにした。
大平高原(1300m)からにすれば1時間以上の時間短縮と標高差が徳和(830m)からに比べて470m短縮されるので随分楽になるのだが、先日大平高原への道で大きな落石に遭遇したため恐ろしくなってしまったので、徳和から登る事にした。
7:50出発という未だかつて無い遅い出発。天気は曇り気温は21℃。首都高は西新宿から高井戸まで渋滞した。5/22はアメリカのバイデン大統領が来日するので、パトカーや機動隊のバスがそこら中にいた。帰りに通行止めとかに巻き込まれなければ良いが・・・・
東京に入ってからずっと小雨。武田信玄公の墓のある恵林寺近くの「信玄館」という大きなドライブインでランチ。3人ともほうとうを食べた。そこそこ旨かったが、客がだれも居ない。従業員の方が多いと思っていたら、我々と入れ替わりで団体客が来た。
信玄館から20分で徳和に到着。駐車場はガラガラで5台しかいない。しかも2台は渓流釣りの人の車だった。土曜日ではあるが雨模様なので登る人は少ないようだ。
肉や野菜を凍らせたアクエリ2本と一緒にクーラーバッグに入れて来たが、なんと未だ凍っている。飲み水が無いので駐車場向かいにある自販機で飲み物を買った。
徳和の気温は14℃。小雨が降っているがカッパを着ると暑いので、全員傘を持って出発。ザック重量は20.5kg、てっちゃんは13kg。乾徳神社で安全と明日の好天を祈願する。
神社の先にある5〜6台の駐車スペースはロープが張られて駐車禁止の看板が出ていた、昨年5月には駐車出来ていたのだが・・・・。
車道から逸れて登山道に入るとそこそこの斜度の登りが始まる。登山口から30分弱で銀晶水に着いたが、水は涸れていた。ここは当てにしていなかったので影響は無い。
廃道になった林道を3〜4回横切って高度を上げる。こんな天気に登る人はいないと思ったが、3〜4人のパーティー2組とすれ違った。
登山口から1時間25分で錦晶水に到着した。ここで各自2箸竜訖紊鬚靴拭N笋燭て美味しい水が豊富に出ている。
錦晶水から10分で高原ヒュッテに到着。あいかわらずとても綺麗な小屋の中には誰もいない。今夜は我々3人と錦晶水で会った3人だけかも知れない。とりあえず寝床を確保する。トイレは別室になっており、しかもとても綺麗で臭いも無い。営業小屋より快適だ。
暫くすると錦晶水で会った3人がやって来た。彼らは静岡から来たとのことで、仲間がもう一人明日の朝5時に着くらしい。5時に着くためには3時頃徳和を出る必要があるのだが・・・・。
夕食前に外のテラスデッキでてっちゃんの燻製セットでつまみを造りながらビールを飲んだ。チータラとウインナは旨いが、ちくわはイマイチだった。こういう飲み会はとても楽しい。山小屋ともテントとも違う避難小屋の魅力だ。
夕食は「とり五目ごはん」をメスティン炊飯。米を浸水する間にアスパラとエリンギを炒める。これも旨い。さらに今回初めて持って来た「牛カルビ」。要冷蔵なので凍らせたアクエリと一緒に持って来たが、パックしてあるので大丈夫だろう。
最近ダイソーで買った3合炊きのラージメスティンで2合の米と3合用五目ご飯の素(出汁を2合用に調整)で25gの固形燃料1個で自動炊飯したが、蒸らし時間が少なかったからが、若干芯が残った。それでも旨い。
燻製、アスパラ、エリンギと五目ごはんで満腹になった。19:30頃就寝。気温は6℃だがシュラフに入れば寒くは無い。外は小雨が降っている。
5月22日(日) 曇り
4:00起床。気温は5℃。なんと静岡の3人組と合流する若者が4時過ぎに到着した。2時過ぎに徳和を出発し、真っ暗な中を登って来たのだ。すげ〜。
朝食は尾西のCoCo壱カレーだが、隣の3人は未だ寝ているので、隣の部屋のベンチのところで朝食にした。こちらの方が照明が点くので都合が良い。
日帰り装備で5:30に出発。静岡の4人は朝食を食べずに5時過ぎに出発していった。雨は上がったが、曇り。天気予報も晴れから曇りになってしまった。
樹林帯を抜けて晴れていれば富士山と南アルプスの展望が良い草原に出てもどんよりとして展望なし。残念。
月見岩に乗ったり、髭剃り岩の割れ目を探検したり展望が無いなりに遊びながら岩稜帯を登って行った。やや急峻なカミナリ岩は濡れているので慎重に登る。
最後の岩壁、一枚岩の鳳岩。これも濡れているので要注意だ。傾斜角をiPhoneの水準器アプリで計測すると57°だった。よく「垂直の壁」などと形容されるが、そんなことは無い。
肩が痛くて登れるか?と言っていたてっちゃんだが、様子を見ながら登って行ったらスルスルと登りきってしまった。
次に古川さんが登っている間にinsta360を自撮り棒に付け、サブザックに差して撮影準備をし、動画の撮影をしながら登り始める。動画で確認すると登りきるまで約2.5分と意外に短かった。
山頂は晴れていれば360°の展望があるのだが、残念ながら雲しか見えない。高原ヒュッテで一緒だった4人は山頂で朝食を食べていた。
当初計画では往路を引き返す予定だったが、岩が濡れていて下りがいやらしいので、水のタルから下ることにしした。ガレ場の急坂下りは結構疲れた。
山頂から1時間20分で高原ヒュッテに到着。パッキングと小屋の掃除をして下山を開始した。これも当初計画では往路を戻る予定だったが、気が変わって道満尾根を下り所謂「八の字周回」をすることにした。
大平高原からは大勢登って来るが、道満尾根からも結構大勢が登って来る。かなりの急登なので登るのはきつそうなのだが・・・・。
下りの途中で道満山を過ぎたあたりから膝がガクガクになり、踏ん張りが利かなくなった。ついには転んでしまった。情けない。ストックが必要だった。今後は持参しよう。
最後はヨレヨレで徳和に戻ってきた。高原ヒュッテから1時間45分なのでコースタイム通りだったのは意外だった。
徳和の駐車場は曇天にも拘わらず満車で臨時駐車場にも車があった。徳和から15分のはやぶさ温泉でお風呂と昼食をしたが、期待していた「こしあぶら」は無かった。5月上旬までのようだ。今年は立山の帰りに大町温泉郷で手に入れたので良しとしよう。
高速に乗る前に信玄餅の桔梗屋で「信玄餅プリン」を土産に買い、帰路に着いた。心配していたバイデン大統領来日に伴う通行止めは無かった。
今回は天気が悪くて展望ゼロだったが、高原ヒュッテは快適で楽しい一夜を過ごす事ができて満足だった。
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