黒伏山〜沢渡黒伏
- GPS
- 05:35
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 825m
- 下り
- 811m
コースタイム
天候 | 晴れ 風なし |
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過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
スノーブリッジはすでに無く徒渉が必要(水量 ひざ)。また川まで降りるとき雪が切れ落ちている上、雪が腐り気味なので滑り落ちないように注意が必要。 雪崩れの跡があり落ちやすいところはすでに落ちていた。ただ雪庇はまだ落ち切っていないので注意が必要。 沢渡黒伏への途中はすでに何か所か雪が切れていてやぶとなっていた。これを巻こうとすると急斜面をトラバース(少しの距離ですが)する必要があるため慎重に通過したい。 |
写真
装備
個人装備 |
アイゼン
ピッケル
わかん
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感想
過去の記録より徒渉覚悟で出発する。まずは河岸に降りるポイントに迷う。どこも雪が切れ落ちていて降りたら登り返せそうもない。ようやく一か所雪が二段に落ちていた所を見つけそこから降りることにする。後ろ向きに慎重に降りる。まずは村山野川を渡り柴倉山への道へ取り付くことにする。仮橋はたぶんそのまま黒伏山への道にかかるのだろうが村山野川と白木沢が合流した後では水量が多すぎてとても渡れそうになかったため、まずは合流前の村山野川を渡りその後白木沢を渡ることにした。それでも水深は膝くらいはありそうなので靴もズボンも脱いでパンツ姿で渡ることにする。ただ徒渉用に靴下(普通の)のみ履く(滑り止めです)。渡り始めるとやはり水は膝まであった。水はとても冷たく、すぐに靴下を変えてズボンもはいたところでようやく一息つけた。河岸から柴倉山への道に這い上がり白木沢を見ると丁度良いところに堰提がありその上ならば靴のまま渡ることが出来た。
黒伏山に向かう。なるべくダイレクトに登りたいと思い南壁右の尾根のさらに右に見えた雪壁を登ることにした。途中デブリがあり落ちる雪はすでに落ちているように思えた。後落ちるとすれば底雪崩だけなので亀裂と斜面の膨らみに注意して登る。以外に雪は腐っておらずアイゼンの効きは良かった。稜線からの眺めはすばらしく特に柴倉山の美しさに感動した。山頂の看板は雪の下なのか見当たらなかった。
白森に向かう。均整の取れた美しい形の山である。すでに山頂付近の雪は切れていて一部夏道が出ていた。山頂直下の雪庇は崩壊手前で大きな亀裂が入っていた。しかし基本的にはまだまだ雪は多く二m位はありそうだ。白森、沢渡黒伏間の稜線に出る手前に二メートルくらいの壁になっているので登る必要があります。山頂の看板はでていて本日唯一の看板となりました。
沢渡黒伏へ向かう。コルをすぎてから稜線が細くなってくる。しかも一部雪が切れて下の藪が出ているため通過しにくい。雪がついていれば特に問題なく通過できます。今回は二か所ほど雪壁の短いトラバースがありました。雪が柔らかく崩れそうで慎重な移動が必要。この山頂も見晴らしがよくいいのですが、もし十五人ほどいたとしたらうっとうしくなるくらいの広さでした。ちなみに雪はありませんでした。
下山する。徒渉では濡れること覚悟でプラブーツ プラス スパッツで渡ることにした(ズボンを脱ぐのが面倒になったので)。結果はやはりずぶ濡れでした。まあすぐに駐車場なので問題はありませんでしたが、ノメシをするものではありませんね。
全体に感じたことですが、特に下山に使った黒伏稜線からのルートは山スキーにもってこいのルートでした。木がほどほどにあるため雪崩れにくく、また斜度は緩すぎず楽しめそうに思われました。スノーブリッジがあって徒渉に問題のない時期であれば山スキーでもう一度来てみたいと思いました。
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