飯豊 北股岳・石転び沢


- GPS
- 30:05
- 距離
- 27.0km
- 登り
- 2,168m
- 下り
- 2,174m
コースタイム
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 7:25
天候 | くもり 時々 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
梅花皮小屋 利用料金 2000円/1人 |
その他周辺情報 | 飯豊梅花皮荘で入浴 500円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
日よけ帽子
毛帽子
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
|
---|---|
共同装備 |
コッフェル バーナー
|
感想
板を納めたつもりでいたらKei氏に誘われ、自身初の飯豊山は石転び沢へ。メンバーは20代女性2名、30代男2名、限界30代男2名の計6名で、山岳会をやめてからほとんどなかった宴会山行。天気は微妙だが行くしかなかった。
前日「道の駅 白い森おぐに」で前泊。5時起床で倉手山登山口に移動して駐車。既に10台くらいの車があり、またブヨが飛び回っている。飯豊山荘までは除雪が終わっており、ドライなアスファルト歩行。温身平から堰堤まで歩きながら、道脇に山菜を求める。コゴミ、ウド、タラの芽等を少々。堰堤からしばらく癒しのブナ林を歩いたら、婆マクレと呼ばれるトラバース道へ。ここで先頭を歩いていたテラコ氏が滑落。幸いケガ無く、精神的なダメージもないようだったので、続行することに(山行終了かと思った)。
滝沢出合手前標高約700mからシール歩行。多数のクラックあり。時々斜面にウルイや行者にんにくを求めながらゆっくりペースで歩き続ける。最後の急坂はそれぞれのスタイルで。途中軽く雨に降られながら、自分はクトーで登り上げた。荷物を置いて、南面を軽く1本滑る。曇りだったからか雪は緩み切らず、イマイチな感触。本降りになる前に小屋に引き上げて宴会となった。小屋は2階に5〜6名おり、1階は我々のみだった。20時には就寝したが、かなり行者にんにく臭を発生させてしまったと思われる。ごめんなさい。
翌日起床して朝飯前に空身で北股岳を往復。ペペロンチーノとラーメンを食してから誰もいなくなった小屋を出る。滑りはやはり修行気味。滝沢出合手前でデポしておいたスニーカーを回収し、歩き出す。今回は婆マクレも問題なく通過し、後は歩くだけ。駐車場に着いた時にGoProのバッテリー4本が全て空になった。
下山後は梅花皮荘で汗を流して一路関東へ5時間。家に着いたのは21時前だった。もういいだろう。泥だらけのウェアを洗ってスキーやシールを納めよう。また来シーズン!
5月も下旬。しぶとく滑りたい滑り手6人で滑り収めをするべく、石転び沢へ。
今シーズンの滑りたい欲は、成仏できるのか?
6時過ぎに倉手山登山口の駐車場を出発。駐車場には10台くらいの車が停まっていた。
林道歩きは長いが、曇っていたのが幸いだった。
道中、今夜の宴会用に山の恵みを少し分けて頂きながら、林道、登山道を進む。
登山道はトラバース基調なので、歩きにくい。
婆まくれのあたりで、てらこちゃんが10mくらい滑落し、ヒヤッとしたが、無傷で安心。ひっくり返らずきれいに滑っていた、流石ボーダー。
滝沢出合いの手前、標高640mくらいで雪渓がつながったので、登山道から雪渓に降りてシール登行に切り替える。
泊り装備+シートラはつらかった。やっぱりスキーは履くものですね。
スキーを履いてからも寄り道が多く、一向に進まない。
クラック、左右の枝沢からのデブリを避けつつ、標高を上げる。
稜線手前の300mくらいは斜度がきつくなってきたので、クトーを付けたり、担いだりと各々のスタイルで登る。
小雨がぱらついて来た。降ったり止んだり。
稜線まで登り上げると、飯豊本山、大日岳の展望が迎えてくれた。
梅花皮小屋で小休止し、雨が止んだことを確認したら、荷物をデポして出発。
小屋のすぐ近く、中ノ沢の雪渓まで板を担いで行って、滑走開始。
てらこちゃんが先陣を切り、標高差で100mほどの滑走。
6人それぞれが自由にシュプールを刻む。山滑走の醍醐味だ。
少し硬かったが、今回の山行で一番良い斜面だった。
梅花皮小屋まで登り返すと、また雨が降ってきた。ちょうど良いタイミングで滑れて満足。
小屋に戻り、さっそく宴会開始。
今回はkeiのむちゃぶりにより、一人一品以上の山菜料理が義務付けられている。
天ぷらから始まり、延々と山菜をつまみに飲む。
山の話も尽きない。明るいうちから飲み始め、20時前までの大宴会となった。
翌朝、起きてもまだお腹が減っていないので、朝飯前に散歩へ。
空荷で北股岳へ。薄曇りだが、山で迎える朝は気持ち良い。
サクッとピークハントし、山頂で記念撮影。6人で山頂写真なんていつぶりだろうか。
小屋に戻る頃にはお腹が空いてきたので、たっぷりのパスタとラーメンを食べて下山準備。
9時過ぎに滑走開始。昨日の雨の影響か、縦溝が深くなっており、滑走に難儀する。
クラックも多く、みんなで注意し合いながら標高を下げる。
縦溝でガタガタ、デブリも多く、快適とは言えない滑走。この時期の滑りなんてそんなもんか。
登山道に登るところまでで、滑走終了。
後は、駐車場まで長い登山道、林道をシートラで歩き、終了。
雪山シーズンを終えるにあたり、儀式って必要だと思う。
私の滑りたい欲は、無事に成仏出来ました。
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