初夏の信州山旅(2022);2) 守屋山 〜新緑とパノラマ展望を堪能〜
- GPS
- 05:10
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 574m
- 下り
- 556m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・登山口の杖突峠には、広めの駐車スペース(無料)あり。「守屋山登山口」との表示もしっかりつけてあった。但しWCなどの設備はなかった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・全体的には、よく整備されていて歩きやすい道。道標も多いし、特に危険を感じる場所はなかった。 ・なお中腹にある分杭平までの道は、所々、並走する林道と交錯しており、表示はあるが、変な林道に入り込まないようには要注意。 ・残雪はなかった。 |
写真
感想
【山行No. 700(2)】
・今日は早くも、この信州山旅の第4日目で、山歩きとしては2個目になる。
・昨日は、北八つへと軽いハイキングに行ってきたが、今日は天気も良さそうなので、前から考えていた、諏訪の近くの守屋山(もりやさん)へと行くことにした。
・ベースキャンプ地としている松本のビジネスホテルを出ると、外は初秋のような気持ちの良い青空が広がっており、気分も上々。
・登山口の杖突峠(つえつきとうげ)には広い駐車場があり、車を停め、うきうきしつつ、早速、登り始める。
・登山道は、歩きやすいしっかりした道で、道の両側は柔らかな新緑の色が青空に映え、眩しいくらいの明るさだ。鳥の声は意外と少ないが、ハルゼミのジイジイと鳴く声がシャワーのように降りそそぐ。
花も意外と少ないが、レンゲツツジが少々、他には野イチゴ類っぽい白い花、ツクバネウツギか?可憐な白い花が咲いていた。また特徴的な形をしたマムシグサ類も一株見つけた。
・1時間ほどで、「分杭平(ぶんくいだいら)」という小広い広場に出たので小休止。キャンプにもよさそうな、森の中の芝生広場といった場所で、他の登山者もベンチに座ってのんびり一休みしていた。
・そこからは、頂上まで尾根道を一直線。登り一辺倒だが、道が良いのでそれほどしんどくはない。木々もシラカバなど明るい木々が多く、昨日の北八つとはずいぶんと雰囲気が違うな。
これこそが本物の「森林浴」というものだろう。肩や腰も、加えて硬くなった頭の中も、自ずからこわばりがほぐれ、リラックスしていく感じがする。
・・ぽくぽくと登っていると、頂上の少し手前で、中学生の大団体とすれ違った。総勢100人ほど。すれ違いの際にちょっと言葉を交わすと、てっきり地元の学校の子供たちかと思いきや、遥か千葉県から2泊3日でやってきている、とのこと。 なんだかみんな明るく元気で、還暦過ぎのオジサンとしては、その若さが眩しかった。このうちの数人でも山歩きが好きになってくれるといいな。
・守屋山の頂上部は、東峰と、西峰(最高地点)の2つに分かれている。まずは東峰に到着。周りを見ると期待以上の大展望!!
眼下には諏訪湖、その奥に霧ヶ峰、北東側には昨日歩いた八ヶ岳連峰、南西側は甲斐駒、仙丈、北岳といった残雪の高峰群が、青空のもと、素晴らしい!!
・この山頂では、同年代くらいのご夫婦とお話。聞くと地元長野県(佐久)の人達。ご主人のほうは、「諏訪神社のいわれ」とか、「ここは糸静線と中央構造線がであう場所だ」とか、色々と詳しく、フンフンと相槌ちを打ちつつ話をしたが、 ちょっと話だしたら止まらない〜、感じでした(笑)。 結局、小一時間の滞在。
・その後、西峰へと足を延ばした。こちらは既に登山者の影もなく、独りでじっくりと山の展望が味わえた。こちらからは、中央アルプス、御嶽、乗鞍などが良く見えた。北アルプスだけは少し雲がかかっていたが、明日のお楽しみに取っておこう。
・それにしても、360度、見渡すかぎり山また山、この大展望だけでお腹がいっぱいになるほどだ。しかも見える山々のほとんどが、自分が登ったことのある山だ。自然と懐かしい思い出が湧いてきた。
日差しは眩しいが、初夏の風も涼しくて、昼寝でもしたいような山頂だった。
・下りも同じ道を淡々と下る。充実感のある山だったので、下りでも疲れもなく歩け、あっという間に登山口についた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する