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Yamareco

記録ID: 4321172
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

初夏の信州山旅(2022);2) 守屋山 〜新緑とパノラマ展望を堪能〜

2022年05月23日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:10
距離
9.9km
登り
574m
下り
556m
歩くペース
速い
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:20
休憩
1:49
合計
5:09
距離 9.9km 登り 574m 下り 574m
10:21
51
11:12
11:21
52
12:13
13:06
19
13:25
13:50
21
14:11
14:21
27
14:48
15:00
30
15:30
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・登山口の杖突峠まで、諏訪の街(諏訪IC)から割と近く、道に問題はない。
・登山口の杖突峠には、広めの駐車スペース(無料)あり。「守屋山登山口」との表示もしっかりつけてあった。但しWCなどの設備はなかった。
コース状況/
危険箇所等
・全体的には、よく整備されていて歩きやすい道。道標も多いし、特に危険を感じる場所はなかった。
・なお中腹にある分杭平までの道は、所々、並走する林道と交錯しており、表示はあるが、変な林道に入り込まないようには要注意。
・残雪はなかった。
杖突峠の登山口から歩き始める。この立派な標識は、人気の山である証拠かな?
2022年05月23日 10:23撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 10:23
杖突峠の登山口から歩き始める。この立派な標識は、人気の山である証拠かな?
さっそく、新緑の森が続く。気分も晴れ晴れ
2022年05月23日 10:28撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 10:28
さっそく、新緑の森が続く。気分も晴れ晴れ
カラマツ林の向こうに、目指す守屋山の山頂部がちらちらと見えてきた
2022年05月23日 10:50撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
5/23 10:50
カラマツ林の向こうに、目指す守屋山の山頂部がちらちらと見えてきた
ところどころにレンゲツツジが咲いていた。新緑の若緑色と良いコントラストを作っている
2022年05月23日 11:06撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/23 11:06
ところどころにレンゲツツジが咲いていた。新緑の若緑色と良いコントラストを作っている
レンゲツツジの花は、明るい色で気持ち良い
2022年05月23日 11:06撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/23 11:06
レンゲツツジの花は、明るい色で気持ち良い
マムシグサ類も少しあった
2022年05月23日 10:57撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 10:57
マムシグサ類も少しあった
マムシグサ類のズームアップ。中の棒状のものは、黒っぽい色だった。ちょっと下品じゃないですかぁ? (笑)
2022年05月23日 10:57撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/23 10:57
マムシグサ類のズームアップ。中の棒状のものは、黒っぽい色だった。ちょっと下品じゃないですかぁ? (笑)
分杭平(ぶんくいだいら)に着いた。開放的で明るい広場、ベンチも沢山あり、一休みした
2022年05月23日 11:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 11:14
分杭平(ぶんくいだいら)に着いた。開放的で明るい広場、ベンチも沢山あり、一休みした
分杭平から見上げる初夏の青空、白い雲が良い仕事をしてるなぁ・・
2022年05月23日 11:17撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
5/23 11:17
分杭平から見上げる初夏の青空、白い雲が良い仕事をしてるなぁ・・
分杭平からの登山道に、「クマ出没注意」を告げる木彫りのクマさんが立っていた
2022年05月23日 11:25撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 11:25
分杭平からの登山道に、「クマ出没注意」を告げる木彫りのクマさんが立っていた
「いってらっしゃーい」と、このクマは憎めないやつだな(笑) ・・いや、こういう笑顔を作ってるのが、なにか怪しい、・・のかも?
2022年05月23日 11:25撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/23 11:25
「いってらっしゃーい」と、このクマは憎めないやつだな(笑) ・・いや、こういう笑顔を作ってるのが、なにか怪しい、・・のかも?
頂上への登りもまばゆい新緑が続く、新緑からパワーをもらい、あまり疲れも感じなかった
2022年05月23日 11:28撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 11:28
頂上への登りもまばゆい新緑が続く、新緑からパワーをもらい、あまり疲れも感じなかった
風にたなびいたような、細いシラカバの樹、頑張れよ!
2022年05月23日 11:39撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
5/23 11:39
風にたなびいたような、細いシラカバの樹、頑張れよ!
頂上直下ですれ違った、約100人もの中学生の団体。みな礼儀正しく、元気でよい子ばかり。少し元気を分けてもらった感じ
2022年05月23日 12:12撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 12:12
頂上直下ですれ違った、約100人もの中学生の団体。みな礼儀正しく、元気でよい子ばかり。少し元気を分けてもらった感じ
お昼過ぎ、守屋山の東峰に到着
2022年05月23日 12:49撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/23 12:49
お昼過ぎ、守屋山の東峰に到着
東峰の頂上部。写っているのは、ついつい長話しに興じた、ご夫婦。遠景は霧ヶ峰、蓼科山
2022年05月23日 12:50撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/23 12:50
東峰の頂上部。写っているのは、ついつい長話しに興じた、ご夫婦。遠景は霧ヶ峰、蓼科山
東峰の一角には、「守屋神社 奥宮」があった。ここは諏訪地方の人々を守る山らしい
2022年05月23日 14:12撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 14:12
東峰の一角には、「守屋神社 奥宮」があった。ここは諏訪地方の人々を守る山らしい
山頂からの展望(1) まずは眼下に、諏訪湖が大きい
2022年05月23日 12:50撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/23 12:50
山頂からの展望(1) まずは眼下に、諏訪湖が大きい
山頂からの展望(2) 北東方向には、八ヶ岳連峰がずらりと勢ぞろい
2022年05月23日 12:49撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/23 12:49
山頂からの展望(2) 北東方向には、八ヶ岳連峰がずらりと勢ぞろい
山頂からの展望(3) 八ヶ岳連峰中核部を望む。左手から順に、硫黄岳、横岳、赤岳、権現岳、だろう
2022年05月23日 12:49撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/23 12:49
山頂からの展望(3) 八ヶ岳連峰中核部を望む。左手から順に、硫黄岳、横岳、赤岳、権現岳、だろう
山頂からの展望(4)蓼科山や北八つ(北横岳)あたりの遠景
2022年05月23日 12:50撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 12:50
山頂からの展望(4)蓼科山や北八つ(北横岳)あたりの遠景
山頂からの展望(4) 南東方向には、南アルプスの甲斐駒、北岳、仙丈が良く見える
2022年05月23日 12:49撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/23 12:49
山頂からの展望(4) 南東方向には、南アルプスの甲斐駒、北岳、仙丈が良く見える
山頂からの展望(5) 甲斐駒ヶ岳と鋸岳のズームアップ
2022年05月23日 12:49撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/23 12:49
山頂からの展望(5) 甲斐駒ヶ岳と鋸岳のズームアップ
山頂からの展望(6) 中央やや左の鋭鋒が、北岳
2022年05月23日 12:49撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/23 12:49
山頂からの展望(6) 中央やや左の鋭鋒が、北岳
山頂からの展望(7) どっしりと腰が据わった女王様、仙丈ヶ岳
2022年05月23日 12:49撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/23 12:49
山頂からの展望(7) どっしりと腰が据わった女王様、仙丈ヶ岳
東峰から、西峰を望む。歩いて15分弱だった
2022年05月23日 12:50撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 12:50
東峰から、西峰を望む。歩いて15分弱だった
西峰到着。既に13時を過ぎているためか、他に登山者もおらず、山頂と展望を独り占め
2022年05月23日 13:30撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 13:30
西峰到着。既に13時を過ぎているためか、他に登山者もおらず、山頂と展望を独り占め
山頂からの展望(8) 西峰からは中央アルプスも良く見えた (以下は西峰からの展望)
2022年05月23日 13:28撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 13:28
山頂からの展望(8) 西峰からは中央アルプスも良く見えた (以下は西峰からの展望)
山頂からの展望(9) 中アをズームアップしてみた。木曾駒ヶ岳山頂部あたりだろう
2022年05月23日 13:29撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/23 13:29
山頂からの展望(9) 中アをズームアップしてみた。木曾駒ヶ岳山頂部あたりだろう
山頂からの展望(10) 中央アルプスの南のほう、少しぼんやり霞んでいるが、空木岳(中央)が大きい。その右手は木曾殿越、左手奥はまだ行けてない南駒ヶ岳
2022年05月23日 13:29撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 13:29
山頂からの展望(10) 中央アルプスの南のほう、少しぼんやり霞んでいるが、空木岳(中央)が大きい。その右手は木曾殿越、左手奥はまだ行けてない南駒ヶ岳
山頂からの展望(11) 目視のほうがむしろはっきりしてたが、残雪の乗鞍岳
2022年05月23日 13:33撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 13:33
山頂からの展望(11) 目視のほうがむしろはっきりしてたが、残雪の乗鞍岳
山頂からの展望(12) 遠くてわかりにくいが、山容からみて、御嶽だろう
2022年05月23日 13:33撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/23 13:33
山頂からの展望(12) 遠くてわかりにくいが、山容からみて、御嶽だろう
午後遅くなって下るが、下りでも、気持ちの良い新緑で足取りも軽かった
2022年05月23日 14:00撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 14:00
午後遅くなって下るが、下りでも、気持ちの良い新緑で足取りも軽かった
ちょっと艶めかしいような感じもする、シラカバの白い肌
2022年05月23日 14:34撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/23 14:34
ちょっと艶めかしいような感じもする、シラカバの白い肌
この山はそれほど岩がゴツゴツしてはなかったが、例により石ころ観察。デイサイト/流紋岩質の火山岩のようで、全体に白っぽい表面だった
2022年05月23日 14:19撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/23 14:19
この山はそれほど岩がゴツゴツしてはなかったが、例により石ころ観察。デイサイト/流紋岩質の火山岩のようで、全体に白っぽい表面だった

感想

【山行No.  700(2)】

・今日は早くも、この信州山旅の第4日目で、山歩きとしては2個目になる。

・昨日は、北八つへと軽いハイキングに行ってきたが、今日は天気も良さそうなので、前から考えていた、諏訪の近くの守屋山(もりやさん)へと行くことにした。

・ベースキャンプ地としている松本のビジネスホテルを出ると、外は初秋のような気持ちの良い青空が広がっており、気分も上々。

・登山口の杖突峠(つえつきとうげ)には広い駐車場があり、車を停め、うきうきしつつ、早速、登り始める。

・登山道は、歩きやすいしっかりした道で、道の両側は柔らかな新緑の色が青空に映え、眩しいくらいの明るさだ。鳥の声は意外と少ないが、ハルゼミのジイジイと鳴く声がシャワーのように降りそそぐ。
 花も意外と少ないが、レンゲツツジが少々、他には野イチゴ類っぽい白い花、ツクバネウツギか?可憐な白い花が咲いていた。また特徴的な形をしたマムシグサ類も一株見つけた。

・1時間ほどで、「分杭平(ぶんくいだいら)」という小広い広場に出たので小休止。キャンプにもよさそうな、森の中の芝生広場といった場所で、他の登山者もベンチに座ってのんびり一休みしていた。

・そこからは、頂上まで尾根道を一直線。登り一辺倒だが、道が良いのでそれほどしんどくはない。木々もシラカバなど明るい木々が多く、昨日の北八つとはずいぶんと雰囲気が違うな。
 これこそが本物の「森林浴」というものだろう。肩や腰も、加えて硬くなった頭の中も、自ずからこわばりがほぐれ、リラックスしていく感じがする。

・・ぽくぽくと登っていると、頂上の少し手前で、中学生の大団体とすれ違った。総勢100人ほど。すれ違いの際にちょっと言葉を交わすと、てっきり地元の学校の子供たちかと思いきや、遥か千葉県から2泊3日でやってきている、とのこと。 なんだかみんな明るく元気で、還暦過ぎのオジサンとしては、その若さが眩しかった。このうちの数人でも山歩きが好きになってくれるといいな。

・守屋山の頂上部は、東峰と、西峰(最高地点)の2つに分かれている。まずは東峰に到着。周りを見ると期待以上の大展望!!
 眼下には諏訪湖、その奥に霧ヶ峰、北東側には昨日歩いた八ヶ岳連峰、南西側は甲斐駒、仙丈、北岳といった残雪の高峰群が、青空のもと、素晴らしい!!

・この山頂では、同年代くらいのご夫婦とお話。聞くと地元長野県(佐久)の人達。ご主人のほうは、「諏訪神社のいわれ」とか、「ここは糸静線と中央構造線がであう場所だ」とか、色々と詳しく、フンフンと相槌ちを打ちつつ話をしたが、 ちょっと話だしたら止まらない〜、感じでした(笑)。 結局、小一時間の滞在。

・その後、西峰へと足を延ばした。こちらは既に登山者の影もなく、独りでじっくりと山の展望が味わえた。こちらからは、中央アルプス、御嶽、乗鞍などが良く見えた。北アルプスだけは少し雲がかかっていたが、明日のお楽しみに取っておこう。

・それにしても、360度、見渡すかぎり山また山、この大展望だけでお腹がいっぱいになるほどだ。しかも見える山々のほとんどが、自分が登ったことのある山だ。自然と懐かしい思い出が湧いてきた。
 日差しは眩しいが、初夏の風も涼しくて、昼寝でもしたいような山頂だった。

・下りも同じ道を淡々と下る。充実感のある山だったので、下りでも疲れもなく歩け、あっという間に登山口についた。

 

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