中山道（御嵩-細久手-大湫-大井）

2022年05月22日(日) [日帰り]

• GPS: 09:33
• 距離: 33.6km
• 登り: 935m
• 下り: 785m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:06
• 休憩: 0:27
• 合計: 9:33

距離 33.6km 登り 937m 下り 793m

6:51 御嶽宿
7:03 栢森一里塚跡
7:58 8:04 謡坂一里塚
9:03 9:05 鴨之巣一里塚
9:49 細久手宿
10:23 奥之田一里塚
11:21 11:22 八瀬沢一里塚
11:51 11:52 大湫宿
12:52 権現山一里塚
14:09 紅坂一里塚
14:44 祝峠
15:10 15:27 槙ケ根一里塚
16:24 大井宿
16:24 ゴール地点

天候

雨上がりの晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

出発：御嵩駅
到着：恵那駅

コース状況／危険箇所等

謡坂や琵琶峠などの石畳は雨上がりの場合は特に滑りやすいので要注意。
道中の案内板はとても親切で迷うことは少ない。
ただ東海自然歩道の道しるべと勘違いしやすい場所もあるのは注意が必要。

その他周辺情報

御嵩宿を出てから細久手宿の手前までは商店・自販機が無く、事前の準備は必要。
大湫宿には商店・自販機があるものの、そこから十三峠の終わりまでは自販機も無い。
トイレは所々にあり助かるが、できるだけ早めに用を足しておいた方が良いと思う。

写真

5/22 15:52

6:52　名鉄広見線の御嵩駅。今回はここからスタートし中山道を東に向かって歩きます。よろしくお願いします。

5/22 15:56

御嵩宿の宿場町を歩きます。所々に江戸の面影、昭和の面影が残る街並みです。

5/22 16:05

朝方まで雨が降っていたので路面が濡れています。山道が少し心配になります

5/22 16:28

しばし国道歩きの後、いよいよ山へ向かって道は進みます

5/22 16:28

なかなか珍しい注意書き。しかし、これは大げさではなく特に細久手宿の手前までは殆ど補給をすることはできないので必ず準備は必要です。

5/22 16:37

牛の鼻欠け坂。ヒモでひっぱる牛の鼻がちぎれてしまうほどの急坂という意味らしいです。

5/22 16:45

耳神社。耳の病気になった人が参拝にいらっしゃるようです。完治したら錐を納めにくるのが習わしのよう。

5/22 16:51

謡坂の石畳。雨上がりなので路面が滑りやすかったです。

5/22 16:59

マリア像。この地に隠れキリシタンの遺物が発見され、その後にこの像が建てられたそうです。

5/22 8:01

いろは茶屋。ちょうどご主人が外におられ、大切なお水を頂きました。何もお返しができず申し訳なかったです。とても感謝しております。

5/22 17:14

一呑の清水。当時の旅人にはありがたい清水だったでしょう。しかし、現在はこのまま飲んではダメだそうです。

5/22 17:38

津橋の集落に到着。のどかな農村風景が良い所でした。

5/22 17:49

津橋を抜けるとまた上り坂に入ります。

5/22 18:09

鴨の巣の一里塚。写真は一つですが両方の塚が残っています。

5/22 18:27

秋葉三尊石窟。三体の仏さんが見守っておられます。

5/22 18:32

小沢商店さん。細久手宿までの間で初めて自販機がありました。さっそく飲料補給しました。

5/22 18:53

細久手宿の絵図。ここから細久手宿に入ります。

5/22 18:56

大黒屋さん。江戸時代から続く旅館を今も経営されております。

5/22 18:57

細久手の公民館前にありました。ここで少し休憩しました。

5/22 19:27

細久手宿からしばらくはこのような舗装道路が続きます。サイクリングの方もたくさんおられました。

5/22 19:28

奥之田一里塚。こちらも両塚が現存しています。今回歩いた区間は明治以降、主要道路から離れたために街道としてはさびれましたが、そのため当時の遺物が良く残っています。

5/22 19:44

弁財天の池。

5/22 20:11

琵琶峠の西入口。

5/22 20:24

琵琶峠は日本一長い石畳の道が残っているそうです。当時の雰囲気が味わえますが、滑りやすく少し怖いです。

5/22 20:25

八瀬沢の一里塚。琵琶峠の途中にあります。ここも両塚が現存する一里塚です。

5/22 20:36

琵琶峠の下り坂。最初から最後までビッシリと石畳でした。

5/22 20:41

烏帽子岩。めちゃデカイ！

5/22 20:42

母衣岩。烏帽子岩と合わせて二ツ岩と呼ぶそうです。

5/22 20:46

白い花が咲くヒトツバタゴの木がありました。ナンジャモンジャともいいます。

5/22 11:42

瑞浪市のマンホール。

5/22 20:52

大湫宿に入りました。昔の雰囲気が良く残る宿場町です。

5/22 20:52

大湫神明神社の大杉の根元です。2020年7月の災害で折れてしまったそうです。現在は再生させるための作業が行わているようです。

5/22 20:55

大湫宿お休み処。美味しそうなニオイにつられました。ちょうどお昼近くで休憩させて頂きました。

5/22 11:53

五平餅とお団子。特に五平餅は炭火で焼かれてミソがとても美味しかったです。ごちそうさまでした。

5/22 21:16

大湫宿を超えると十三峠に入ります。ここにもヒトツバタゴが咲いていました。

5/22 21:41

三十三観音の石窟。なぜかゴルフボールがお供えしてありました。

5/22 21:50

ゴルフのカート道が石畳になっています。ここはゴルフ場の間を通り抜けています。

5/22 21:57

権現山一里塚。写真は片方ですが、ここも両塚が残っていました。

5/22 22:17

大久後の段々畑。田植えをして間もないので水面が美しいです。

5/22 22:37

スズメバチに注意。さっき帽子にスズメバチがくっついてました。あれに刺されていたら歩きどころではありません。。

5/22 22:43

深萱立場。大湫-大井の中間点くらい。ここで少し休憩し、おにぎり食べました。

5/22 23:10

ぼたん岩。ボタンの花に形が似ています。日本一踏まれた岩だそうです。

5/22 23:13

紅坂の一里塚。こちらも両塚が残っています。草に覆われイイ感じです。

5/22 23:38

乱れ坂を上ります。着物の裾が乱れるくらいの急坂ということですが、実際に息が乱れるほどでした。

5/22 14:43

首なし地蔵。悲しいですね…。

5/23 0:11

西行の森。遠くに恵那山が遠望できました。ここまで山道を歩きつつも眺望が無かったので気分爽快です。

5/23 0:32

槙が根の一里塚。ここも両塚が残っていました。ここまで5つ連続で一里塚が現存していました。そういう意味でも貴重なルートだと思います。

5/23 0:44

大湫宿を過ぎてから始まった十三峠もようやく終わりました。ありがとう。

5/23 0:58

恵那市長島中野の歩道橋を渡り、恵那市街へ向かいます。

5/23 1:03

中野村の庄屋の屋敷。とても立派でした。

5/23 1:11

シャッターアートに金魚。なかなかいい感じ。

5/22 15:55

中山道大井宿のマンホール。広重の浮世絵ですね。

5/23 1:16

大井橋で阿木川を渡ります。手すりに広重の中山道浮世絵が並んでいて楽しめます。

5/23 1:25

明治天皇の行在所。

5/23 1:27

大井宿の本陣跡。今回の中山道歩きはここで終了。恵那駅に向かいました。

5/22 16:50

恵那市のマンホール。

5/23 1:44

恵那駅に到着しここから帰路へ。今回はここまで。どうもありがとうございました。

撮影機器：

A104SH SHARP

感想

KBZ0126

　天気予報では晴れマークでしたが、朝方まで雨が残っていました。山の中を歩くということで少し心配でしたが、徐々に天気は回復してきました。平地を歩いてきた御嵩までとは全く違い、山の中を歩く今回のルートは当時の中山道を味わえる楽しさがありました。

　御嵩を過ぎて山道へ向かう所にあった注意書きが示すように、今回のルートでコンビニ、商店などは数えるほどしかありませんでした。トイレは所々に設置されており、街道歩きをするにあたり大変助かりました。

　途中で出会った街道歩きや自転車に乗っておられる方に色々とお話をし、情報を頂いたりすることもできたことも嬉しかったです。無事に旅程を終えられていることを願っております。