乗鞍富士見沢でラストスキー
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- GPS
- 04:20
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 622m
- 下り
- 627m
コースタイム
天候 | 曇り、時々晴 飛騨側は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
板納めの時期が迫ってきたが今季は今一つ滑り足りない感があり、それを払拭するため滑走に的を絞って乗鞍の畳平までバスで入り富士見沢へ行くことにした。
前夜ほおのき平バスターミナルへ入りP泊、夜中に雷が鳴り雨も一時降った。
朝6時の畳平の天気は曇り、視界不良、気温-2℃、とのこと。雪面が凍ていなければいいがと思いながら往復チケットを2500円で購入。6:55発の始発バスの乗客は20名ほど、滑走道具を持ったのは私の他にボーダー1名、山靴ショートスキー1名のみだった。
下界は晴れたり曇ったりだったが四ツ岳付近から上はガス、畳平に着くとガスは切れたが強風でやっぱり寒い。北西の風なので信州側の谷に入れば収まることを期待し、ソフトシェルの上に雨具の上着を着込み強風にあおられフラフラしながらシートラで富士見沢のコルを目指す。
富士見沢側に入ると予想通り風は強くはなかった。結構冷えたようで霧氷も見られた。
先ず1本滑る。ザラメ雪で最高、あまり下まで滑り降りると登り返しが大変なので標高2565m付近の露出した岩の所で停止。
シールを貼って登り返す。トップ付近まで登った時位ヶ原山荘に松本側からの春山バスが到着した。こちらも乗客は多くはなさそう。
トップで休憩していたらレーシングポールを持ったテレマーカーさんがやってきた。昨夜位ヶ原山荘に泊まったとのことだった。
2本目も同じところまで滑って登り返す。コルから富士見岳山頂まで行ってみようかなと思い登りかけたが風が強かったので止めた。
3本目は鶴ヶ沢へ抜けるつもりで左へトラバース気味に滑り降りたが、アレレ、ハイマツ帯が通せんぼしている。それも結構太く背も高い。このハイマツ帯突破は諦め、雪の繋がっている所をシール登行し、最後は藪漕ぎしながらエコーラインへ抜けることにしよう。
急な雪面から取り敢えず岩場の藪の中へ入り、シートラに形態変更する。藪をかき分け、急な草付きは両ウィペットを打ち込みながら登る。〆は落ちれば大事になりそうな急な岩場、必死になって何とか登り切った。ヤレヤレ、こんな岩場登るなんて何年ぶりだろう?
後はエコーラインをシートラのまま進み県境ゲートを通過して畳平へ戻った。
畳平の土産物店などをブラブラしながら過ごし、12:50発のバスでほおのき平へ向かった。バスは観光客も交え満席近かかった。
滑走時間は3本合わせても僅か6〜7分、対し登りは2時間ほどかかっているがあまり馬鹿らしいとは思わない。やっぱり山スキーは登りも含めて楽しめているんだ。
これで心置きなく今期の板納めができる。来季も山スキーを楽しむことができることを祈ろう。
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