越沢バッドレスでマルチピッチ練習
- GPS
- --:--
- 距離
- 1.5km
- 登り
- 114m
- 下り
- 56m
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
春になり、3月という繁忙期を20連勤で乗り越え、4月になったかと思えば雨だったり仕事だったりしていたので、毎年のことながら体が鈍り切っている。
もしかしたらザック背負って少し歩いたくらいで筋肉痛になるんじゃね?とかびくびくしている内にGW前の最後の休日がやってきてしまった。
正直仕事で疲れている。横になって目を瞑れば2秒で寝れる自信がある。だが、そんな時こその山だ。
とはいいつつも、寝起きはゆっくり、6時頃に布団から起き上がって夜中にギアを詰め込んだイーサー80を担いで出発。
久しぶりのザックの重みが気持ちがいい。
ザイルはシングル10.5mm*50m一本。ギアはとりあえず適当に詰め込んだ。朝方まで雨が残っていたので、雨が心配だったが、重たい体を持ち上げたんだ、とりあえず行こう。
とかいってたら道迷った。いっぱい迷った。40分でつく所を二時間かかった。
12時ごろに越沢バットレスに到着
登っているPTは3組ほど、アイゼントレやってる人も多くGWに向けての練習で集まっている人が多いような。
高さ80Mの壁は丈夫では巨大な滑り台とハング。見る角度によって違う姿を見せる岸壁は迫力ある。
どっからでも登れそうだし、どっからでも登れなそう。とりあえず装備を整えて出発。
スタートのボルトは1本なので下部は慎重に進めて行く。
第1スラブルートを選択して、一本木まで直上してからは左ルートへ進まずにそのまま直情して凹角を登る。
怖い。怖い。怖い。指先に摩擦を感じない。
ソロイストは落ちた時、本当に止めてくれるだろうか。
泥がついた靴は滑らないだろうか。
指先から汗が出てさらに滑る。
確実な確保があればすいすい言ってしまうようなガバガバのムーブでも100%失敗を許されないとなると恐ろしい。
一手一手が慎重になりすぎて無駄に消耗してしまう。
1Pを登るが、キリが悪くその先はハングになっていた。ホールドもあるし簡単そうだ。ビビらなければ。
とりあえず下でPTが待っているので、降りる事にする。頼りない残置スリングを避けてビレイをとって懸垂下降。
思ってたよりトラバースしていて足を滑らして振られてしまう。
焦ると余計にミスが出る。そこまで得意なザイルワークじゃないけれどここまで酷かっただろうか。
外岩を登るのは実に4ヶ月ぶりになる。そりゃ鈍るか。
1P登るのに1時間かかる。いったん降りて先にPTに行って貰いユマーリングで登る。
だが登って見てもそこから先に登れる気がしない。
あぁ、びびってる。
落ちた時にどうなるのか知ってしまった僕は、すっかりビビリになってしまった。
悔しいが、登れない。
結局1P登っただけでその日は終了。
遅い時間に到着したというのもあるけれど、もっと整備されたゲレンデで練習が必要な気がした。
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