雲仙普賢岳〜自然の畏怖と美麗

2022年05月23日(月) [日帰り]

• GPS: 05:24
• 距離: 6.2km
• 登り: 438m
• 下り: 650m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:02
• 休憩: 2:14
• 合計: 5:16

距離 6.2km 登り 438m 下り 650m

9:57 展望台
10:01 10:04 妙見岳
10:33 11:03 国見岳
11:24 11:25 鬼人谷口
12:02 12:13 風穴分かれ
12:18 12:38 立岩の峰
12:46 12:57 霧氷沢
13:06 13:50 雲仙岳
14:09 14:20 紅葉茶屋
15:05 15:08 仁田峠
15:13 ゴール地点

天候

曇り／晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

仁田峠駐車場
トイレあります

その他周辺情報

雲仙温泉に一泊し、下山後も雲仙温泉小地獄温泉館にお邪魔しました。
雲仙温泉は湯量豊富な白濁の源泉かけ流しのとても良い温泉です

写真

島原半島、雲仙にやってきました。

ミヤマキリシマは徐々に満開をを迎え、今は妙見岳、国見岳、普賢岳がちょうど見頃です。

満開の登山道をまずは妙見岳から国見岳へと歩きましょう

5/23 11:03

こんなに可愛い姿
夢にまで見たミヤマキリシマとの出会い

5/23 10:00

歩きやすい登山道は花を愛でながら進むのにちょうど良い

5/23 10:07

進んでも進んでもこんなに素敵な道

5/23 10:12

平成新山もミヤマキリシマとコラボ

5/23 10:28

山の姿を150%美しく魅せてくれます

こんな山肌が見たかった。
国見岳をピンクに染め上げてます

5/23 10:32

春霞で海方向の展望はイマイチ、ですが・・

5/23 10:32

目の前の景色はサイコー

国見岳の岩場もミヤマキリシマが後押し

国見岳に到着です。

5/23 10:47

山頂の先の稜線もミヤマキリシマがいっぱい

5/23 10:58

国見岳はピストンで、いざ普賢岳へ

5/23 10:58

周回コースの樹林帯に入るとしばしミヤマキリシマとはお別れです

風穴の近くにはワチガイソウが咲いていました。

風穴からの冷たい風がいいのかな？

平成新山の直下までやってきました。

噴火からの年月が荒野に緑を生んでいました

いつか、平成新山にもミヤマキリシマが咲く日がくるのかな？

5/23 12:51

普賢岳直下で霧氷沢方面に寄り道

5/23 12:57

このあたりはヒカゲツツジの群生地
風穴からの冷たい風のおかげで・・

まだ咲き残っていました。
ここで出会えるとは思ってなかった。

さあ、普賢岳に到着です。

5/23 13:36

平成新山山頂をズーム
溶岩ドームが自然の猛威を語ってます

普賢岳山頂はミヤマキリシマに囲まれた穏やかな風景

5/23 13:26

畏怖と美麗の共存です

普賢岳山頂の迫力の崖

島原方面。海が見えます。

若者はこんなところで昼寝。
うちの次男です。

さぁ、下山開始

下山路は樹林帯の中を下っていきます。

静かな森で山野草を愛でながら下っていきましょう。

ナルコユリ

ガマズミ

オウギカズラ

ネコノメソウ

タツナミソウ

エビネラン

ひっそり咲いてました

シロドウダン

おまけ・・
雲仙温泉の地獄に寄り道

あちこちから蒸気を上げて、硫黄の匂いが凄い

生きている地球を体感

小地獄温泉に立ち寄り湯

撮影機器：

Canon EOS Kiss X7i Canon

DSC-RX100M6 SONY

感想

TAKEGAKU

普賢岳の噴火が始まった年から、32年が経とうとしています。
今回、自分の足で初めて訪れた雲仙岳。
ミヤマキリシマを纏った妙見岳も国見岳も、言葉で言い尽くせないほど美しく、噴火とは無縁とも思えるほどでした。
ですが、31年前に普賢岳の眼前に現れた平成新山を見ると、火山活動が今も続いていることを思い知ります。
花たちの美しさとはウラハラに、そこは自然の驚異や怖れしかありません。
雲仙の大自然に感謝しつつも、畏怖の念を抱く思いです。

KAZU10106

次男と共に親子登山です。
長崎県の雲仙にやってきました。
前回の由布岳に続き、温泉と山をセットしたプチ旅行は今回も大成功。
温泉も最上のにごり湯を満喫出来ましたし、登山もミヤマキリシマに囲まれながら、大迫力の風景を複雑な想いを感じる中、堪能してきました。
国見岳のミヤマキリシマは圧巻としか言いようがないほど、素晴らしい景色でした。
九州の山の魅力をまたひとつ感じる事が出来た、最高の登山になりました。