三ッ峠山
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- GPS
- 06:07
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,515m
- 下り
- 1,275m
コースタイム
- 山行
- 5:12
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 6:07
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
先日雲取山では富士山の眺めが今一だったので、晴れの日に富士山を見る山に行きたいと思った。そこで「そうだ、三ッ峠山に行こう」と。三ッ峠には過去一度登ったことがあるが、それは少なくとも35年前。郷愁のハイキングとして、同じルートを歩くことにした。
富士急行の三つ峠駅を下りると富士山の頭が見える場所があり、三ッ峠山も山頂のアンテナ群であそこだと分かる。線路の南側の駅前広場から、裏手に回って登山口まで舗装路を歩く。駅から登山口まで距離があると、その間で迷いがちだが、親切に道案内があって有難い。ここで驚くのが、地元の車のナンバーが悉く富士山ナンバーであることで、富士山でなければ山梨ナンバーなのだが、探しても1割に足らない。下山した河口湖駅辺りでも富士山が過半数とは思えるが、山梨も3割くらいはあった。ここは特に富士山愛が強い地区なのか。
電車を下りてから、ちょっと駅前でうろちょろした時間も含めて約1時間、標高1000m近くの達磨石で登山口となって山道に入る。三十数年前は、ご来光目指して暗闇の登り道だったこともあり、屏風岩下に出るまでの登り道の様子は殆ど記憶にない。八十八大師の奇観も記憶に全くなく、新鮮に眺めて通った。屏風岩下のトラバースから山荘の並ぶ平坦地までなんとなくは記憶とつながるが、トラバースは左から右に抜けた印象だったのが逆だった。三ッ峠山の最高点開運山山頂はもっと広い所と思っていたのが案外狭かった。きっと山荘の平坦地と記憶ではつながったのだろう。富士山に雲がかかり始めたが、これも趣きのある範囲、南アも八ヶ岳も見えて期待通りの絶景を堪能した。
お隣の御巣鷹山は前回行ってない筈、今日は寄ってみる。立派な電波施設に占領されて休む場所も展望もない山頂、大した苦労でもないので行って悪くはなかったが、別に行かなくても良かった。
三ッ峠山荘に戻り、今度は河口湖への長い尾根道に入る。開運山頂と山荘の辺りだけは人口密度が高かったが、他では案外と、静寂の山歩きが続けられた。一貫した緩い下りで、疲れず楽に歩けるのは記憶通り。富士山を眺め続けて歩けたような印象だったが、実際は樹林下も多く富士展望は断片的。薄れた記憶でできる「印象」は実際とはずれてくるものだと分かった。
天上山から、河口湖駅にダイレクトに向かう沢筋の道に入りたいと思ったのだが、それを必死て探してもいないのだが、ロープウエイ乗り場に行く道だけが目立ち、そちらに行くしかない雰囲気だった。ロープウエイ山頂一帯が、カチカチ山と呼んで遊園地の賑わいだったが、それを抜けて下り山道に入ると再び静寂の世界。石畳の道に飛び出して、標識に従って河口湖駅方面に向かえば間もなく行動終了となった。
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