福智山と鷹取山



- GPS
- 03:56
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 767m
- 下り
- 800m
コースタイム
合計距離: 6.51km
累積標高(上り): 756m
累積標高(下り): 738m
天候 | 晴れ曇り 午前9時の気温は18℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
あがの温泉・白糸の湯そばにある駐車場を利用しました。 http://www.town.fukuchi.lg.jp/shiru/onsen_4.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口からは整備された道で赤テープは少ないが分かりやすい。 逆に山頂からの下山ルートは?僕らも途中で道を聴かれました。 福智町のサイトにある登山ガイドも便利です。 http://www.town.fukuchi.lg.jp/annai/tozan_guide.html 下山後に入った「あがの温泉・白糸の湯」は昭和の香りがして楽しかったです。 1F受付横にある土産物売場が、なんとも言えぬ雰囲気を醸しだしておりました(笑)。 |
写真
感想
勉強仲間で行った登山の第3回。前回は僕の地元の鷹取山でしたが、今回は北九州にある鷹取山と福智山を目指しました。同行者は子どもも含め総員7名。
1週間前から予定日の天候は雨の予報。雨ならボルダリングでもしようかと腹案を持ちつつ、土曜まで天候を見ていたら、どうやら日曜は雨が降らずに済みそうです。ということで決行!白糸の湯の駐車場に集合したときには、天気も上々、さすが晴れ男の僕です(笑)。
今回は福智山をホームグラウンドとするHさんのガイドがあるので、スムーズな山行となりそうです。Hさんはバリバリの山屋さんで、全国10エリアの最高峰は全て踏破済み。でも九州に居を構えてからは福智山を中心に低山を楽しんでいるとか。Hさんは、先週、僕と大崩山をご一緒したWさんとも旧知の仲なのですが、お互いに登山趣味とは知らなかったという(笑)。今度、三人でハードな山を登りましょうよ。
今日は小学4年生の女の子も二人いますので、のんびり行きましょう。でも白糸の滝(八丁越)ルートは小学生にはちょっとキツくないですか?途中で女の子、ぐずってましたよ(笑)。まあ小学生で「登山って楽しい〜!」って言ってるコは珍しいと思うけど(ヤマレコユーザーさんには親子山行のレポは良く見かけますが)。今日はほぼ初心者の大人が二人いましたが、こっちも息が上がってました(笑)。
それにしても、僕もよく「初心者の大人二人」なんて偉そうに言えるようになったものです。自分こそ、まだ初心者なのにねぇ(笑)。僕は「英語?僕ペラペラだよ!と言ったもの勝ち」理論、というのを提唱してまして。バックパッカーをしたりして、それなりに英語でコミュニケーション出来るつもりなんですが、出来る人に言わせると、僕の英語はメチャクチャなんだそうですよ(笑)。でもね、まったく喋れないという人から見ると、僕はペラペラにみえるらしいのです。英検4級から見れば、2級はペラペラに見えるのと同じです。でもTOEIC900点からみると2級だってまだまだでしょうね。でも、2級の人間は4級の人に「ん?僕は一応ペラペラだよ」と言っても、それは問題ないワケで(笑)。
えーと、何の話をしてるんでょうね、僕は。つまり、福智山で息を上げてる後輩君からみると、「ん?来月は北アルプスの春雪山を楽しんでくるよ」と鼻をふくらませて言っている僕は、尊敬の対象なのだという事ですよ、ヤマレコみてる人には初心者だとバレていても(笑)。
さて、福智山は九州自動車道を走っていると良く目立つ美しい山なので、登ってみたいと思っていました。なおかつ、隣に鷹取山があるというではないですか。僕のホームである鷹取山と同じ山名なので気になっていました(といっても、全国に鷹取山という名の山は沢山あるのですが)。これまで幾度か計画があったのですが、都合がつかずにいました。今回登ってみて思いましたが、ここは素晴らしい山ですね。正直言って、ホームの鷹取山よりイイです(笑)。
まず、山の植生が素敵です。ホームは植林された杉林ですが、コチラはとても豊かな樹林帯です。登山口からは、シイ・コナラ・カシなど照葉樹林が、中腹より上ではイヌシデ・ヤマボウシなど夏緑樹林があり、樹下にはツルシキミなども見られました。山頂手前でススキからクマイザサに変わる草原には感動しましたね。それこそ北アルプスの森林限界を超えた時のような感じすらします。
そして何と言っても山頂からの眺望は抜群です。眼下に見える皿倉山・尺岳からの縦走などは歩き甲斐がありそうですね。こういう広がりを感じる山が市街地の身近にあるのは素敵です。今日も多くの登山者で山頂は賑わっていました。家族連れのハイキングから重装備の縦走登山者でしょうか、みんながそれぞれの山を楽しんでいる、愛されている山なのだと感じ入りました。
水が豊かな山だとも思います。周囲にダムが幾つもあることで分かりますが、沢や滝も多くあります。水が豊かで植林も進んでいないせいか、鳥の声も驚くほど多く聴こえてきました。ウグイスはもちろん、ヒタキでしょうか「ツピツピ」とか「ツィツィ」など4、5種類の鳴声がします。
宝満山からの縦走も良いですが、福智山系の縦走はぜひしてみたいと思いました。今回の山行をコーディネートして下さったHさん、下りでは子どもたちの面倒まで見て頂いて本当にありがとうございました。お陰で初めての福知山を満喫できました。今度は一緒に縦走にも付き合ってください(笑)。
山はいいなぁ、頭がからっぽになって、心がいっぱいになる。
さぁ、来月は燕岳だ。楽しみ〜!
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