ロックガーデンから荒地山 / 天然のアスレチック
- GPS
- 05:53
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 505m
- 下り
- 458m
コースタイム
- 山行
- 3:47
- 休憩
- 2:07
- 合計
- 5:54
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ロックガーデン〜荒地山〜高座谷は特に危険箇所なし |
写真
感想
「ロックガーデンって何やったっけ?なんか聞いたことあるねんけど」
この義妹の一言が今回の山行の切欠となった。山に行くならと会社の人からオススメされたらしい。4年前に義妹を連れて荒地山に登った際、本来ならばロックガーデンを経由して下山する予定だったのが何故か山頂から高座谷へ直接降りてしまってロックガーデンへは行けずじまいだった。そのことが彼女の脳裏に残っていたのだろう。
というワケで我等「にこさわ山岳会(仮称)」の今年のシーズン開幕は芦屋ロックガーデンに決定したわけである。
6時半にひるね実家へ義妹と残念嬢を迎えに行き、吉野家で朝メシを食ってから一路芦屋へ。芦屋駅前のセブンイレブン登山者だらけワロタ。
朝早く出た甲斐あって高座の滝道沿いの駐車スペースに停めることができた。装備を整えて8時15分登山開始。
高座の滝を盍いて滝の上部に上がるとロックガーデンの入口にさしかかり、急峻な岩場が始まる。急峻といっても花崗岩質の岩はグリップがよく効き、さらにスタンスもホールドも豊富にあるため技術的にはさほど難しい箇所はない。傾斜の急な岩場は何ヶ所か通過するが、高度感はあまりないので安心してロッククライミング気分を味わうことができる。これは楽しい。
ところでいつもは快調に飛ばす残念嬢が今日はペースが上がらない。何度も休憩を要求してはドリンクを飲んでいる。どうやら序盤に飛ばしすぎたのか軽い熱中症になっているようである。今日は暑いからなあ。本日一番の楽しい箇所をヘロヘロで登らなければならないとは気の毒に。
そんなこんなで登りはじめてから1時間ほどで風吹岩に到着。岩の頂上に立つと眼下には神戸の街と大阪湾が広がり、反対には六甲山の稜線とこれから向かう荒地山が聳える。いや絶景かな絶景かな。
残念さんも腋窩クーリングを行い多少回復したので、風吹岩を後にして荒地山へ向かう。
いつの間にか横池への分岐もスルーして割とすぐに荒地山分岐へ。そういえば万物相も余裕があれば行きたかったのだがスルーしていた。どこに分岐があったのだろう。
山頂感ゼロのなかみ山を通過したあたりから荒地山方面からやってくる登山者が増えだす。やはりこの周回コースは反時計回りがメジャーなのだろうか。
10:30、荒地山(549m)到着。いい感じの木陰に陣取ってランチタイムとする。
1時間ちょい休憩して下山に取り掛かる。4年前は岩場を登ってきたので今回は逆に岩場を下ることにする。あの岩場の数々は下りで通過するのには苦戦しそうだが、我々にこさわ山岳会(仮称)は剱岳登頂を目標とするパーティーである。あれしきの岩場スルスルと下れないようでは平蔵の頭を下降することなどできないだろう。
しかし下山を始めると登ってくる大勢の人たちとのすれ違いに難儀することになる。ただでさえ狭い上に急傾斜の登山道を団体で登ってくる年配の方たち。一般にすれ違いは登り優先なのでこちらが待つことになるのだが、なかなか列が途切れない。待てども待てども先へ下れない。
いやこれラチがあかんやろ。この先にある七右衛門瑤箸岩梯子を通過するのに一体どれだけ時間をロスするのか想像がつかない。今ならまだ戻っても損切りが小さくてすむだろう。
30分ほどムダにはしたが、再度荒地山山頂へ戻って今度は高座谷へ直接降りるルートへ向かう。ここは4年前に荒地山へ来た時になかみ山へ向かおうとして間違えて谷へ下ってしまったルートだ。逆から来る登山者の流れに抗いながら岩場を下るより早く下山できよう。
しかし流石は人気の山域だけあってコースには地図に載っていない枝道が至るところにあり、何度かルートミスをして時間をロスする。一度はかなりデンジャラスな断崖の岩場に入り込んでしまい「前来た時は絶対こんなとこなかった」と元来た道を戻って正しいルートに戻って事なきを得ることも。
14時すぎ、高座の滝・滝の茶屋へ下山。冷えたオロナミンC美味ぇ。
13時までに下山できれば有馬温泉に行こうと言っていたのだが大幅に遅れたので芦屋の水春へ汗を流しに行く。人多い&入浴料高い。
晩は義母の古希のお祝いに近所の居酒屋へご招待する。楽しい1日となった。
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